2019年夏シーズン15回目のハゼ釣りは楽しかったぞぃ!

2019年15回目のハゼ釣りは台風が来る前に!

2019年9月8日。2019年夏シーズン15回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)天気:晴れ釣行時間:7時00分(潮位:75cm干潮)〜9時00分くらい(潮位:95cm上げ3分)長潮釣果:マハゼ56匹(10cm〜15cm)

 

 

竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

 

台風15号がやってくるらしい。

 

2019年も8月に入ったらさっぱりハゼが釣れなくて楽しくないもんだから、「台風が近づいて危ないから、別にハゼ釣りしなくてもいいや!」って思ってた。

 

しかし、今回の”ファクサイ”とやらは暴風域がちっちゃくて、今のところ風雨とかの影響が微塵もない。

 

しょうがないからハゼ釣りに行くハメになった。

 

 

朝、目覚めると既に6時をまわっていた。

 

オッサンは休日には目覚ましをセットしない。

 

せっかくの休日に目覚ましなんぞに起こされるのはマッピラ御免なので、いつもそうしている。

 

オッサンがハゼ釣り場に遅く到着するのは、コレが理由なのである。

 

 

気合いの入った他の釣り師達は早朝の5時とかに来てハゼ釣ってるらしいが、オッサンはそんな時間には来れません。

 

「早朝は良く釣れる!」とみんなが口を揃えて言うんだけど、だって起きれないじゃん!

 

釣れるのは十二分承知してますが、ハゼなんぞにオッサンの天使の眠りを邪魔されるのはお断りである。

 

そもそも目覚ましをセットするという行為がオッサンには微ストレスとなり、熟睡出来ないのである。

 

 

人は言う「遠足の前の日みたいに楽しい行事がある時は眠れないし、自然に目が覚める」

 

しかし、オッサンは布団に入ればすぐに熟睡に突入するし、希望の時間には目が覚めない。

 

つまりオッサンにとってのハゼ釣りは”楽しい行事にあらず”ということになるのか…

 

否、そもそも若かった頃は遠足の前の日なんて準備やら何やらでかったるかったし、遠足自体も面倒くさいという感じだった。

 

他の人から見ればノリの悪い嫌なガキというポジションだったように思う。

 

 

 

まぁそんな訳で、大井ふ頭中央海浜公園に向かってチンタラ自転車を漕いでる訳である。

 

雲は多いが晴れていて、まだ風も全然吹いてない。

 

これから台風が来るとは思えない陽気である。

 

 

現場の大井ふ頭中央海浜公園が見えてくるが、思いのほかハゼ釣り人が少なかった。

 

「つまり、今日も釣れないのか…」

 

自転車を漕ぐ足取りも重くなる。

ムムム、ハゼ釣り人が少ないということは…

 

 

本日の現場は【はぜつき磯】

 

もう9月に入ったので秋ハゼを釣ろうという企画です。

 

もう一つの現場【夕やけなぎさ】は数は上がるんだけど、型がイマイチ小さいので、本日は迷わず【はぜつき磯】にやってきました。

 

いつもの指定席にやってくると既に二人の釣り人がいて、どちらも知り合いだった。

 

お二人とも集中しているようだったので、お声掛けはぜずにオッサンも釣りの準備を始める。

 

周りは常連ばかりで、ファミリーフィッシングの季節も終わりか…

 

良型ハゼにはエサは大きく

水に立ち込むと思ったよりも冷たく濁りもなかったので、コレは釣れるかも!?とチョッピリ期待が膨らむ。

 

エサのホタテを大きめにセットして第一投。

 

シ〜ン…と何の生命反応もない。

 

今年はこんな始まりばかりなのでもう慣れた。

 

「フッ…今日もか…」っと厳しい釣りを覚悟するが、二投目で本日の1匹めが上がってきた。

12cmくらいの良型

 

「お!釣れんじゃん!!」

 

しかも秋ハゼサイズの良い型である。

 

同じスポットに軟着陸させるとすぐにアタリがあり、また釣れた!

 

「今日は良い日に当たったかな!」

 

一気にやる気になるオッサン。

 

 

その後も釣れ続けるが5匹で連打終了。

 

次のホットスポットを探し始める。

 

オッサンは新しいホットスポットを探す時は、エサを大きく付けます。

 

オッサンは袖1号の小さいハリを使っているので、エサの大きさはハリのチモトから針先まで目一杯に掛ける。

 

もちろん針先はエサから出しますが。

 

さらにホタテの両端を指で潰すと、水中で広がるのでハゼを誘うのと、ホタテエキスが出やすくなるようにと、こうすることによってハリ掛かりも良くなると思います。

エサは大きく魅力的に付けるべし!

 

 

この季節は特にそうなんだけど、エサを大きく付けないとハゼが喰ってきません。

 

夏ハゼ釣りと同じサイズだと喰いが極端に悪くなります。

 

さらには他の魚もそうなんだけど、魚の世界にも序列があるらしく、群れ中でも大きい魚から喰ってきます。

 

大きい魚はさすがに大きくなるだけあって、警戒心が強いです。

 

魚には釣りエサが見えてるのは当然のこと、ハリも道糸もオモリも見えています。

 

魚にとって釣りエサとは違和感満載なんだと思います。

 

しかし、ふだん捕食してるそこら辺の貧相な食料とは違って、釣りエサは魅力的な美味しそうな御馳走に違いありません。

 

そんなエサを前にして、魚は警戒心と食欲との葛藤に悩まさてるんだと思います。

 

その警戒心を超えて喰わせるためには、エサをより魅力的に魅せる工夫が必要になります。

 

 

大きいエサを付けることによって、初めに警戒心の強い良型ハゼを仕留めておいて、その後にひと回り小さいサイズのハゼを掛けていきます。

 

釣れるハゼが小さくなってきたら、エサを少し小さめに付て、小ハゼがハリ掛かしやすいサイズにします。

 

もうここまでになってると、その群れの活性は上がっているので小さいエサでも喰ってきますし、そもそも小さいハゼは警戒心も薄いので問題ありません。

 

 

まぁこんな感じで、この時期はエサのサイズをちょっと変えるだけで釣果に差が出てきます。

 

釣りエサはケチるとロクな事がありません。

 

そもそも釣れなきゃ面白くないから、エサは大きめからスタートし、後から調整した方が吉と出る場合が多いと思います。

 

 

 

目当てのホットスポットはすぐに見つかる訳じゃないけど、見つかれば4〜5匹は立て続けに上がってくる。

 

しかも、エサを大きく付けてるもんだから良型ハゼが多くて、重さと引きで0.8号の道糸が早くも縮れて来てしまった。

 

ハリ掛かりするたびに竿がヒュンヒュン!鳴って楽しい。

 

 

楽しい時間はアッという間に過ぎてゆく。

 

最初の1時間が経過し27匹と、数は全然なんだけど型が良くてまさに秋ハゼ釣り。

型が良いから、たったコレくらいの数でもビクが賑やか

 

久しぶりに楽しいハゼ釣り

休憩を入れるが、休憩時間がもったいないという久しぶりの感覚。

 

羊羹(練り)を口に入れながらすぐに続きを始める。

 

 

しかし、船が通り過ぎた後なので先程の活性は見込めず…

 

しばらくは我慢の釣りになる。

 

 

暇なもんだからキョロキョロしてると、お隣の釣り人の竿に目が留める。

 

そのたたずまいから常連ではなく、初心者っぽいんだけどその竿がまたなんちゅ〜ね!

 

そこら辺で拾ったような竹竿(?)みたいだけど、長さが60cmくらいの棒にしか見えなくて、その棒に3mくらいの竿に全く合っていないロングな道糸を付けてる。

 

当然、道糸が長すぎるもんだから、竿を上げてもエサは水の中…

 

その道糸を手でたぐり寄せ、ズルズルと引きずりながら背後の岩の上にのせたエサを付けに行く。

 

んで、また戻ってきては手で投げるようにしてエサを水中にブチ込む。

 

その様子を暇つぶしと言えどもジ〜っと眺めるオッサンもどうかと思うが、もう見ているだけでもどかしい。

 

当然全然釣れなくて、そのうちに諦めて帰ってしまった。

 

あの竿か棒だかはお持ち帰りしたのかどうかは謎だ。

 

 

 

そんな感じで時間を潰していると、船の立ち波で舞い上がった砂の濁りも消えてきた。

 

透き通ったから底がよく見えるが、けっこう良型のハゼがウジャウジャいる。

 

こやつらが全員エサを喰ってくれば入れ喰い間違いなしだが、そういう訳にもいかず、なかなかアタリも遠い…

 

 

やっとホットスポットを見つけては何匹かの連打を繰り返して数を稼ぐ。

 

ただ、オッサン的にはこんな感じの釣りが好きで、丁寧に探ってしっかり誘い、僅かなアタリでアワセる。

 

釣れないのはつまらないけど、入れ喰いも釣りの面白味に欠けるんですよね。

 

 

いろいろ移動しながら拾っていったんだけど、やはり岩場の方が良型も多くて、砂地だとハゼが小振りになりますよね。

 

他の常連達も良型を求めて岩場でやっている。

 

釣りやすい砂地でやっているのは、あまり釣りをしそうもない雰囲気のひとばかり。

 

まぁ、この季節までハゼ釣りするならやはり10数cmオーバーの良型主体で攻めたいところ。

 

 

 

”良型、良型”と言ってるけど、良型のハゼのアタリってサイズの割には地味で、コン!とかの分かりやすいアタリじゃなくて、ツン…とか竿先をゆっくり目に下げるみたいなアタリが多い。

 

そのアタリに気付かないと当然掛からないわけで…

 

その僅かなアタリを見逃さないのも、この時期のハゼ釣りならでは醍醐味でもあります。

 

んで、本日最大サイズの15cmハゼは、竿先をス〜…っとゆっくり目に下げたアタリから始まった。

 

オッサンはそのアタリに気づいてたんだけど、コレでアワセても掛からないと思ったので、次のもう少し持っていくアタリまで待つことにした。

 

んがしかし、敵も手練である。

 

ス〜ス〜といつまで経っても同じアタリを繰り返すばかり…

 

まるで冬の穴釣りみたいに「アタってるんだけど、コレでアワセても100%釣れないから早く持ってけよ!」の気分である。

 

一度ちょっと持っていった時にアワセたんだけどハリ掛かりせず!痛恨のミス!!

 

やっちまったァ〜!と思いながら、「もう喰ってこないかな…」と思いながら次も大きめのエサを付けて、持っていった方向に少しずらして落とすとすぐにアタってきた!

 

クイックにアワセるとグン!と竿先が大きくしなり、ヒュンヒュン!鳴らして暴れまくった。

 

しばらく泳がせて疲れさせ、おとなしくなってから上げるとナイスサイズのハゼだった。

まるまる太ったナイスサイズ

 

 

今日はエサを大きく付けてたからエサ切れで納竿。

 

2時間で56匹とここ最近では数が上がりました。

 

しかし数よりも型が良くて、上げるたびにその重さを楽しみました。

これだけ良型揃いなら文句なし

 

一番大きいのは15cm

 

コレくらいがスタンダードサイズ

 

 

 

ちなみに今日はいつものサイズのホタテを6つ持っていったんだけど、今後はもっと持っていかなくちゃだわ!

 

釣ったハゼはお隣りのお知り合いさんに差し上げたんだけど、その方のビク内のハゼとのサイズの違いは一目瞭然。

 

その方は夏ハゼと同じ大きさのエサを付けてたんだけど、それだと釣れるハゼも普通サイズばかりになります。

 

【エサの大きさ=釣れるハゼサイズ】が基本だから、良型を求めているのならエサは大きく付けてください。

 

 

 

8月以降のハゼ釣りは全然釣れてなくて悶々としてたんだけど、今日は久しぶりにハゼ釣りの楽しさを満喫しました。

 

やっぱりハゼ釣りはこうでなくちゃ!

 

こんな釣りも来週か再来週までになるのかな…

 

果たしてどうなるか分かませんが、ここへ来て希望が持てるようになったので期待したいと思います。

 

 

 

帰り際、来た時は気付かなかった事に気づいた。

 

BBQのテントがひとつもない…

 

いつもならこの時期でこの天気ならズラ〜っとテントが並んでるんだけど、ひとつもないのは何で?

 

台風が来るから本日は休業ですなのか、それともBBQ禁止になったのか?

 

ちょっとマナーに問題ありだったから、他の無料BBQ場が有料になっていくようにここもそうなっていくのかな…

 

まぁ、オッサンには関係ないからど〜でもいいけどサ!

BBQテントがひとつもない静寂な元BBQ会場

 

 

 

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