2019年26回目のハゼ釣り 釣れる日って続かないもんだな…

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2019年26回目のハゼ釣りは二匹目のドジョウを期待して

2019年11月4日。
2019年26回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:「秘密の花園」(KL-@)
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:7時30分(潮位:115cm上げ5分)〜10時30分くらい(潮位:154cmほぼ満潮)小潮
釣果:マハゼ11匹(13〜17.5cm)  


竿:OGK(大阪釣具)「小魚名人」1.5m 
道糸:フロロ1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:袖スレ4号 
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:アオイソメ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け




ことわざで「柳の下にいつも泥鰌(どじょう)はいない」の意味は、”一度うまくいったからといって、いつも同じようにうまくいくわけではないということ”。


人間は自分や他人の成功体験にすがりつきたい生き物だ。


自分の成功体験ならこの成功が永遠に続くと思いたいし、他人の成功体験なら自分もあやかりたいとすり寄っていく。


良い想いなんてそうそうあるもんじゃないし、そうは続かないんだけど、ひとつの成功が強烈なインパクトを脳に刷り込んでくるもんだから、少々の失敗では目が覚めないものである。



世間で売れてる本には闇雲にポジティブ・シンキングを薦めるモノが多いけど、これほど無責任な思想もないと思う。


すべての人に個性と可能性があると言ってるくせに、そこで登場する「成功」とは常にひとつの世界でしかない。


人が100人いたら100通りの「成功」があって、それが必ずしも日当たりが良かったり、華やかであったりする訳ではないはずだ。




というわけで、本日のオッサンの成功のテーマは「昨日みたいにハゼをたくさん釣りたい!」というトホホなチャレンジ。


もう日当たりや華やかとは対極のちっぽけな野心である。



本日もハゼの穴釣りへ向かうオッサン。


昨日は絶好釣な日で、釣り仲間のH2氏はハゼの穴釣りなくせに25匹も釣り上げた。


オッサンはすっかり出遅れて遅い時間に行ったもんだから、9匹と悪くはないが良くもない普通の釣果に終わった。


今日こそは!という思いで朝から現場に向かっている訳ですが、結構寒い。


今季初の手袋を装着しながら自転車を漕いでます。



本日向かうポイントは昨日と同じ場所。


ハゼの穴釣りなんだから、釣り上げたハゼがいた穴に新しくハゼが入り込んでなければならない。


夏ハゼなら一回の潮の干満でリセットされると思うんだけど、穴釣りとなるとど〜かなぁ…


まぁ、探ってない穴もあるだろうし、目の前のエサにアタックして来ないハゼもいるんだから何とかなるのか…



期待と不安で釣り場『秘密の花園』に到着。


H2氏も到着していて釣り始めたばかりらしい。



水はまだ多少の濁りはあるものの、かなり改善されてきたようで「これなら少し沖の穴も攻められるな!」とやる気アップ。

少しづつだけど濁りも解消されつつある



今日はちょっとハリスの位置をずらしてやってみようと思います。


というのも昨日、穴底からオモリを少し浮かせ気味でやってみたところ、ハゼがグン!と下に引っ張るアタリでアワセるとハリ掛かりが良いように思えたからです。


穴釣りの面白くも悩ましいところに、いつアワせるか!?という命題があります。


初めにハゼのアタリがクン!クン!と来て、次に分かりやすく大きくグン!と引っ張ってくれればアワセやすいのですが、いつまで経っても引っ張らない奴もいる。


もう辛抱できなくて、小さなアタリでアワセてみてもまずハリ掛かりしなくて、その後同じ穴に入れて粘るんだけど、もう喰ってこなかったりする。


これが悔しいし時間の無駄になるから、コレを何とかしたいと思ってました。


んで感触が良かったのがオモリを浮かせる作戦。


オッサンは胴突き仕掛けなので、オモリの数cmに上にエサ来るようになってます。


オモリを寝かせるとちょうど底すれすれにエサが漂うようになっているんですが、コレを底から2cmばかりオモリを切ると(浮かせると)、当然エサも浮くようになります。


ハゼはそのエサを頭をもたげて喰い、そのまま下にさがると自動的にハリ掛かりするというイメージなんだけど…



オモリ浮かし作戦は微妙な力加減が必要で、やり続けると結構疲れるし、オモリの重量分テンション掛け過ぎでハゼが警戒するかな?という危惧もあります。



だもんで、今日はハリスの位置を2cm上にずらし、オモリはいつものように底に着けてやってみようと思います。

新仕掛けは有効だったのか…

新しく試してみる仕掛けってワクワクするものですが、今日は思っていたよりも潮が引いていて頃合い深さの穴がなかなか見つからない。


やっと見つかったんだけど、シ〜ン…という音が聞こえそうなくらいに音沙汰なし。


その後、いくつかの優良物件を見つけたんだけどいずれもアタリがない。


やはり昨日の今日で、昨日結構釣っちゃったから、ハゼもまだ穴に入りきってないのかな?



「これじゃ〜新仕掛けの意味がないな…」とぶつぶつ独り言を言ってた時だった。


クン!クン!とハゼのアタリが来た!


おっ!いたぞ!さぁ、どうする?とそのままにしてたらグ〜ン!と引っ張ってきた。


反射的にアワセを入れると本日の一匹目が上がってきた。

16cmくらいか


最初の小さいアタリからの大きなグ〜ン!の本アタリという思った通りの展開だったが、コレが新仕掛けのおかげなのか、たまたまだったのかは謎である。


まぁ、釣れたんだからヨシとしましょう。


同じ穴でもう一匹釣り上げた後は、また釣れない時が過ぎてゆく…


昨日とは打って変わってアタリが少ない。



穴釣りとはこのように、辛抱強く当たり穴を探し続けるマゾい釣りモノなのである。



今日は珍しいゲストが釣れた。


昨日はギンポが釣れて、そいつが何を思ったのかオッサンの指に噛み付きやがった。


結構痛くてトラウマになったもんで、今日は黒いダボハゼが釣れる度に「またギンポじゃないだろうな?」とビクビクしていた。


ありがたいことに、今日はギンポは来なくてクロダイの稚魚が釣れた。


入り口がとても小さい穴だったんだけど、80cmくらいの深さがあって絶対いる!と確信していたからしばらく粘ってたら、結構な引きでなかなか上がってこなかった。


コイツはデカイぞ!と何とか穴から引きずり出したらクロダイだった!


よくこんな小さな穴からこの魚体が出てきたな!と思ったんだけど、ハリを飲み込んでるからか、出てきた時に傷ついたのか出血していて、可哀想な事をした。

ひとシーズンに上がるか上がらないかの珍しいゲスト


ちなみにクロダイとキビレの見分け方は、側線から上の鱗の列の数です。


3.5本で鱗が大きいのがキビレで、5.5本で鱗が細かいのがクロダイです。


ヒレが黄色っぽいだけでは個体差があるので見分けがつきづらいと思います。



その後もポツリポツリと忘れた頃にアタって来る程度で、しかも触ってくるようなアタリだけで本アタリしてこないもんだから、こちとらのストレスもMAX!


ついには耐えきれなくなって納竿。


3時間で11匹と通常なら良さそうなもんだけど、昨日が良さ過ぎたもんだからハードル高くなっちゃって…

普通はコレくらい釣れれば御の字


最大は17.5cm


最小は13cm


新仕掛けが有効かどうかは、まだ分からないですね。


ひたすら当たり穴を探し続ける釣りで、どうしてもマンネリになるので、何かしらのイベントを用意しないとダラダラとした時間になってしまいます。



水の濁りも、今日は少し見えてきたな〜っと思ってたらまた濁ってきての繰り返しで、こんな感じで少しずつ水も澄んでくるのかな。


今日は温かいくらいで、人間的には釣日和なんだけど、もう少し寒く、水も冷たくなってくれないと穴釣りって感じしないんだよな〜



12月になればいよいよ20cmオーバーも期待できるから、まだ今月は数釣りを楽しむことにしましょう。

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