2021年25回めのハゼ釣りはいよいよ穴釣り開幕!

2021年25回めのハゼ釣りはいよいよ穴釣り開幕!

2021年25回めのハゼ釣りはいよいよ穴釣り開幕だ!

2021年10月24日。
2021年25回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園」(KL-B)
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:7時30分(潮位:185cm満潮)〜11時30分くらい(潮位:115cm下げ8分)中潮
釣果:マハゼ48匹(12〜17cm)  

 

竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 
道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:フロロカーボン1号
ハリ:袖4号スレ 
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:アオイソメ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

2021年の夏ハゼ釣りはここ数年でもよく釣れた年だったと思う。

 

さすがに昔のように時速1束という釣れ具合じゃないし、夏ハゼ釣りのクセに長竿を使わざるを得ない事態だったけど、頑張れば数は上がったので楽しいハゼ釣りでした。

 

このままの勢いで、ハゼの穴釣りに突入したい心持ちではある。

 

既に穴釣りに通い始めている仲間の情報によると「型は小さいが数は釣れる!」らしい。

 

非常に微妙な塩梅である。

 

穴釣りの醍醐味は大型ハゼの強烈な引きにあると思う。

 

岩と岩の隙間にスルスルと仕掛けを落とし、グングン!とアタリ始め、タイミングを見計らってから針に掛ける。

 

穴の中でハゼが暴れるのをいなしながら穴から引きずり出し、しばらく泳がせておとなしくなってからの取り込み。

 

当然、ここでこんな簡単に表現するほど実際は簡単ではなく、アタリがない、針に掛からない、取り込み最中でバラすetc、etc…

 

その都度でその状況に合った対処をしなければ、釣れるものも釣れないし、大型ハゼともなるとバラシの確率は跳ね上がるのだ。

 

それ故、大型ハゼを釣り上げた時の喜びはヒトシオであり、鼻高々なのである。

 

 

なので、仲間からの情報の”型は小さい…”が妙に引っかかる。

 

聞くところによれば12〜13cmくらいがスタンダードサイズらしい…

 

「なんじゃそりゃ〜!そんなの穴釣りサイズじゃないぢゃんかよ!!」

 

とも思うが、んじゃ〜どこでハゼ釣るんだよ?と考えても大したポイントは見当たらない。

 

夏にさんざんハゼ釣りした大井ふ頭中央海浜公園でもまだ釣れないことはないが、数もサイズも大したことないので釣り糸を垂れる気にもならん。

 

まぁ、まだ穴釣り本番の時期じゃないからこれからに期待!という訳で、本日からオッサンも穴釣りグランドオープンになったのでした。

 

 

ハゼの穴釣りをやったことがある方なら理解できると思いますが、この穴釣りという釣法は釣り場の岩と岩の隙間に潜んでいるハゼを釣り上げるというもの。

 

どこの穴にハゼがいるのか分からないので、とにかく穴に落としまくるしかないのである。

 

細かいテクニックとかあるはあるんだけど、基本的にその穴にハゼがいれば釣れる釣りもの。

 

なので運と偶然の比率が異常に高い釣りものでもある。

 

釣れる釣れないとか大きい小さいなんぞは運みたいなもんで、他人の情報が自分にもあてはまるものではないのは言うまでもない。

 

「オレの時はきっと大型ハゼが大漁苑だよ!」

 

釣り人特有のお花畑な思想で、期待だけはブクブクに膨らむオッサンなのでした。

なかなか針に掛からんぞ!

朝、目覚めるともうセブンイレブンがオープンする時間だった。

 

というのはもう40年くらい前の話で、セブンイレブンが登場した当初は本当に朝7時〜夜11時までが営業時間だった。

 

現在は24時間営業も珍しくないが、当時は「そんなに朝早くから夜遅くまでやってるんだ!」と驚いたものだ。

 

 

夏ハゼ釣りのように朝早くから繰り出したからと言って釣れるわけでもないから、ノソノソと起き出して釣り場へ向かう。

 

一応、プチ防寒仕様で愛車を漕ぎ出すが、けっこう寒くて手袋が欲しいくらいな気温。

 

風も無いし快晴だからお天気は心配ないが、もう完全防寒じゃないとダメな季節なんだな〜

 

っと物思いにふけながら愛車を漕いでいると、しっかり道を間違えて夏ハゼ釣りへの道をひた走っていた。

 

そ〜言えば今日から穴釣りだったな…

 

初っぱなから不安になる穴釣り開幕なのでした。

 

 

 

やっと懐かしの穴釣り場『秘密の花園』に到着。

 

既にルアーマンや穴釣り師達が釣り糸を垂れている。

 

ほとんど知った顔ぶれなので夏ハゼ釣り同様に新鮮味が無いんだけど、釣果を聞いてみると小さいけど釣れてるらしい。

 

 

H2氏がいたのでお隣りにお邪魔させてもらう。

 

はやる気持ちを抑え、まずはブレックファーストをパクつきながら状況のチェック。

 

水は澄んでいてキレイだから狙うべき穴がハッキリ見える。

このキレイさなら文句なし!

 

潮位は満潮から下げ始める時間帯でコレまたベストな潮加減。

 

これから下げ切るまでの時間が勝負になる。

 

使う竿は小物釣り用の1.5mののべ竿。

 

小物釣り用の竿で良型大型の穴ハゼを釣るんだから少々パワー不足なんだけど、この長さで腰のある竿って無いんですよ!

 

大型ハゼを掛けるとかなりしなるので面白いから、コレはコレで気にいってる。

今季も頼むぞ”行雲流水”

 

仕掛けは夏ハゼと同じくハリス3cmの胴付き仕掛け。

 

昨年は中通しオモリとか使ってたけど、根がかりロストして作るのが面倒なので、いつもの胴付きに変えました。

 

なにせ、この釣りものは根がかり前提なもんで。

 

一応、道糸は1.5号でハリスは1.0号と穴釣り用に太くしています。

いつもの胴突き仕掛け

 

エサはやはりアオイソメですね!

 

ホタテでも釣れないことはないけど、穴釣りのイソメエサは少々垂らしを長くしてウネウネ動かすようにするから喰いが違いますね。

 

お値段とニオイと見た目が少々気になるけど、ハゼが釣れるならガマン、ガマン!

もうちょっとお安くならんか?

 

準備完了にて、いよいよ今季初の穴釣りスタート!

 

まずは適当な穴にスルスル落とすが何の反応もない。

 

っていうか、そもそもすっかり釣り方を忘れているので、まずはどうやって釣っていたのかを思い出すのが先決だ。

 

確か…、こうやってス〜っと底まで落としたら数cmゆっくり上げてみて、底を確実に取るんだっけ?…

 

んで、ゆっくり上げ下げするんだっけ?…

 

どうにもこうにも所作がおぼつかないぞ!

 

そうこうしている内に、3つ目の穴で待望のハゼのアタリが来た!!

 

慌てていきなりの電撃アワセで大きく空振り。

 

喰わせないとダメじゃん、俺!

 

現在、イソメの垂らしは3cmほどだから、しっかり喰わせないとハリに掛かるわけがない。

 

気を入れ直して同じ穴にス〜っと落とすと、またすぐに喰ってきた!

 

クン!クン!とつまむように突いてくるがまだガマンだ!、っと思ってたら喰わなくなってしまった。

 

なぬ!?あきらめが早い奴だ!

 

こういう時は、ゆ〜っくり上げてみると…

 

グン!引っ張ってきた!!

 

アワセると掛かった!

 

ググン!ググン!穴の中でハゼが暴れる懐かしい穴ハゼの引きだ!

 

少々強引に抜き上げるとハゼの白い魚体が見えてくる。

 

しばらく水面下で泳がせ、おとなしくなった所で安全に取り込み。

 

情報通り13cmくらいの穴釣りとしてはいささか寂しいサイズだが、とにかく今季初の穴ハゼが上がってホッとするオッサン。

もうちょっとサイズアップして欲しいが…

 

同じ穴に落とすと再びすぐにアタリあり!

 

んがしかし、ハリに掛からず…

 

どうやらハゼサイズが小さいので、イソメの端っこを突いているだけらしい。

 

しっかり喰わせるべきだろうか…

 

大した妙案も浮かばないので、ハゼ様に任せるしかないと大きく引き込んだ時にアワセる作戦。

 

同じ穴からの二匹目は15cmくらいで少しはマシになった。

コレくらいなら合格だろうて…

とりあえず数は稼いだぞ!

アタリはけっこう頻繁にある。

 

けど、やはりサイズがそれほどじゃないので掛かりが悪い。

 

っという訳で、垂らしを2cmくらいに短くすることにした。

 

喰ってくるなら垂らしが短い方が針掛かりは良い。

 

コレでも喰ってくるほど本日は喰いが良いみたいで、ハリに掛かる率も上がった。

 

それでもある程度は喰わせないと掛からないんだけど、喰わせてもすぐにスレて今度は喰ってこなくなる。

 

ここら辺のバランスをどうやって取るべきか悩むんだけど、とにかく喰わせなきゃ始まらないので喰わせ重視でやるしかないか…

 

という訳で、ハゼがいるのが確認できたら必殺エサの「イソメのしっぽ」で確実に仕留める作戦。

 

しっぽの必要以上のクネクネ動作はハゼにはたまらんらしく、ハゼさえいればまず喰ってくる特エサ。

 

しっぽならバク!っと喰ってくるのでそれほど喰わせなくても針掛かりも良好だ。

 

ただ問題はハゼに好評ということは、ダボハゼやカニもお気に入りなのでやたら外道がちょっかい出してくる。

 

せっかく特エサを仕込んだのに邪魔されるとすこぶる腹が立つ。

 

「しっぽはイソメ一匹にひとつしか無いんだぞ!貴重なんだから邪魔してくんな〜」っと釣れた外道をブン投げる。

 

 

やはりサイズは小さくて、たま〜に15cmオーバーが上がってくる感じ。

 

まぁそれでも釣れるだけマシだから、とにかく釣りまくるのみである。

 

ひとつの穴に一匹だけというのはそれほどなくて、大抵は複数匹、多い時は5匹以上同じ穴から上がってくることもある。

 

コレが穴釣りの面白いところで、そんなサービスホールを見つけた時はフィーバーが始まり一気に数を稼げるようになる。

 

 

今日は根掛りロストがほとんど無くてありがたい。

 

ちなみにH2氏は根掛りしまくっていて、しょっちゅう仕掛けを作り直していた。

 

まぁ、それだけ小さい穴を攻めていたんだろうと思う。

 

かたやオッサンは比較的目立つ大きい穴しか狙ってなかったから、根掛りも少なかったんだろうな〜

 

っていうか、まだ目が穴釣り用になってないから小さい穴が分からないんですよ。

 

その内に目が慣れてくると小さい穴が見えてくるので、根掛りも多発するようになってくるんだろう。

 

誰にでも気づくような穴よりも、誰も探ってない目立たない穴の方がフィーバーしやすいから、H2氏のように根掛りを恐れずに攻めるべきだろう。

 

 

 

今日は数釣れたので買ってきたイソメが無くなり、H2氏から少しおすそわけを頂いた。

 

4時間で48匹とサイズはともかく数だけはいきましたね〜

 

キリのよい所であと2匹狙ってたんだけど、エサ切れで終了してしまいました。

数だけは釣れて良かった良かった!

 

ここら辺が大きい方

 

スタンダードサイズはコレくらい

 

まだ10月なのでこれからが穴釣りの本番です。

 

寒くなるとともにハゼのサイズもアップしてくると思います。

 

とりあえずは数でスタートダッシュを決められたので、今後は期待できると思ってます。

 

めざせ!20cmオーバー!!

 

 

 

余談ですが、本日釣りをしていたらH2氏が沖合10mほどのところにタチウオを見つけた。

 

オッサンにも見えたんだけど、恐らくは5本指はあろうと思われる程の大物。

 

たぶん弱っていたんだろうけど、キラキラとキレイな魚体が光っていた。

 

タチウオが釣れると聞いたことはあったんだけど、実際に見たことがなかったから半信半疑だった。

 

本当にいるんだ!

 

 

 

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