2021年夏シーズン13回目のハゼ釣りはお盆突入記念

2021年夏シーズン13回目のハゼ釣りはお盆突入記念

2021年夏シーズン13回目のハゼ釣りはお盆にてゆったりと

2021年8月12日。
2021年夏シーズン13回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【みどりが浜→はぜつき磯】
天気:曇り時々晴れ
釣行時間:5時30分くらい(潮位:175cm上げ8分)〜
10時30分くらい(潮位:123cm下げ5分)中潮
釣果:マハゼ121匹(7cm〜13cm)

 

 

竿:2.0mのち3.6m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

 

情報化社会の現在、スマホから簡単に世界中のありとあらゆる情報を手に入れることができる。

 

便利といえば便利だけど、それゆえに今度は別のスキルが求められる。

 

その情報が正しいのかそうでないのかの判断スキル。

 

ほとんどの情報はキチンとしているんだろうけど、ネットという匿名性も相まってガセを流す輩も少なからずいる。

 

そんなガセネタをつかまされた日にゃ〜当然も気分悪く、そんな情報をわざわざ仕入れたトホホな自分に多少の憤りと嫌悪感にさいなまれることがあるかもしれない。

 

これが分かりやすいガセなら話は簡単だが、そうでもない事が往々にして発生する。

 

 

ここにある情報がある。

 

この情報の発信主は、オリンピックの自転車トラック競技のごとくPDCAを何十周も繰り返し、完璧な内容だった。

 

ある人はその情報により素晴らしい成果を招いた反面、別の人はとんでもない大損をこいた。

 

よくあることだ。

 

つまり、ある人にはその情報は紛れもない真実であり、こいた人にとってはとんでもないデタラメだったということ。

 

このように物事の真贋の判断基準は、発信元の虚実ではなく、受け取り手にとって好かんたらしい内容及び結果を招くかどうかで決まるのだ。

 

 

ほとんどの人は一度は痛い目にあってるハズだから、それなりのスキルは身に付いてくる。

 

どれくらいまでその情報に乗っかるべきか…

 

全体重を預けてみるのか、尻半分だけ乗せてみるのか、「ふ〜ん、そうなんだ…」と距離を取るのか。

 

多くはジワ〜っと体重を載せていき、傾き始めたら「おっと!」と身を引くのではないだろうか。

 

ここらへんが情報化社会の処世術の落とし所なんだと思う。

 

まぁ、中にはいきなり全体重を載せてズッコケまくってるアホもいるけど。

 

 

 

オッサンのこのブログもそ〜である。

 

普通はこのブログを読めば「こいつぁ〜は信用できないな…」と防衛本能が働くハズだ。

 

ノリが怪しいので、受け入れに紆余曲折を要するのはとても理解できます。

 

いや…、本当に申し訳ないです。マジで…

 

でも中にはその本能がぶっ壊れてる方もいて、ミャク釣りにチャレンジしてくれる方もいる。

 

みなさんがオッサン以上の素晴らしい釣果を上げてくれれば、これほど嬉しいことはないのですが、そう簡単に事が済まない事態も発生する。

 

「同じようにやってるんだけど、期待してるような釣果が出ない…。ダメじゃん!あいつめ!!」

 

申し訳ないですぅ〜!っと平謝りなんだけど、でも言い訳を言わせてもらうと、オッサンだけが悪いわけでもないと思いますよ!

 

たまにあるんですよ。

 

ハゼの釣り方とか仕掛けとか、オッサンはそんな意味で言ってるんじゃないんだけど…っていうのが。

 

「同じようにやってるんだけど、思ったように釣れないんですけど…」って言われて仕掛けを見せてもらうと、全然違う訳じゃないけど微妙に間違ってることが。

 

その微妙さ加減って、本人からしたら気づかない程度の大したことない事と思ってるかもしれませんが、こちらから言わせてもらうと『ここがキモなんだよなぁ〜』ということが往々にしてある。

 

別にオッサンの通りにやらなくても良いんだけど、大事なポイントがズレてると釣れずらくなるのは事実です。

 

 

このように発信者の意図を自分都合に歪曲して捉えてる事も多いから、発信者だけに問題がある訳ではない事も事実だ。

懐かしの【みどりが浜】

今朝、目覚めるとまだ薄暗かった。

 

「まだ寝れるな…」と思いながら一応時間を確認すると、既にハゼ釣りに行かなくちゃいけない時間だった。

 

最近はおひさまが明けるのが遅くなり、暮れるのも早くなった。

 

もう夏も終わりになってきたんだな…っとセンチになるが、ハゼが釣れる時期も少なくなってきたということでもあるので焦りもある。

 

さっさと起き出して愛車を漕ぎ出す。

 

 

今日からお盆休みだ。

 

気分はバケーションだが、この御時世なのでどこへ行くアテも予定もないもんだから普通にハゼ釣りだ。

 

しかし既に秋雨前線が日本列島に横たわり始め、お盆中は天気が良くない。

 

せっかくの連休だから、いつもは行かないような釣り場を開拓だ!って思ってたんだけど、雨を警戒して近場の釣り場で誤魔化す。

 

やってきたのはいつもの現場。

 

橋から見下ろすがお盆休みなのに釣り人が少ないな。

 

まぁ、明日から休みという方も多いだろうし。

お盆なのにハゼ釣り人が少ない

 

ハゼネットワーク情報によると「昨日は釣れた!」らしい。

 

いつものことだが、オッサンがハゼ釣りしない時はこのリフをよく聞く。

 

なので今日は爆釣しちゃる!っと意気込んで来たものの、先行のH2氏に塩梅を伺うと「今日はダメだね〜」らしい。

 

またかよ!!いつもそうだ。

 

オッサンが釣り糸を垂れる日はダメがほとんど。

 

いいんだ別に…
そういう星の下に生まれてきたんだから…

 

残念ながらオッサンは『釣れない日にハゼ釣りをする星』に生まれてきたらしい。

 

しかしだからこそ、オッサンはハゼ釣りの腕を磨いてきたのであります!

 

いつも釣れてたらいつも同じことばかりの繰り返しで、ちっとも上達しないと思うのであります!

 

しかし、釣れないよりは釣れた方が釣りは楽しいと思うのも事実であります!!ハァ〜…

 

 

「みどりが浜に行ってみる」とH2氏。

 

【みどりが浜】とは【はぜつき磯】のすぐお隣りの釣り場。

 

オッサンは、みどりが浜=ダボハゼというイメージしかなくて、あまり寄りつかなかった。

 

最近このみどりが浜でよく釣れた情報があったので、このお盆中に一度様子をみたいとは思っていた。

 

思わぬタイミングでのハゼ調査となったが丁度良い機会だ。

 

 

数年ぶりにやってきたみどりが浜。

久しぶりだな〜

 

ここはコンクリートの護岸で、釣りをする時はその護岸の平場からやることになる。

 

ただ今現在は満潮間近の時間帯だから、その平場に水が乗っかり始めている。

潮が高くなると平場にも水が乗る

 

H2氏によると「コンクリと岩場の境目のヘチを狙う」とのこと。

 

確かに、この状況で沖なんて狙えないからそうなるんだろうて。

 

とうことはすぐソコ狙いなので、久しぶりに愛竿の登場である。

浅場狙いの愛竿「そよ風」

 

ス〜っとヘチに落とすと水深は50cmくらいで、すぐにアタリあり!

 

もうそのアタリ方で力が抜ける。

 

明らかに小さなダボハゼのアタリで、しょうがないからアワセるとやっぱりだった。

だよね〜!

 

頻繁にアタリはあるんだけど、ダボハゼの嵐でマハゼなんてちっとも釣れやしない。

 

もうアワセるのも馬鹿らしくなってきた時にやっと1匹目のマハゼが上がってきた。

やっとだよ〜

 

しかしその後もダボハゼの猛攻が続く。

 

たま〜にマハゼが釣れてくるが、その割合はダボ7〜8匹にマハゼ1匹くらいだ。

 

釣れてくるハゼが黄色つぽくなり抱卵しているのもいるから、もう夏も終わりなんだな〜っと季節の移ろいを感じる。

抱卵ハゼも釣れるようになってきた

 

さすがにもうアワセるのも馬鹿らしくなってきたので、我慢できずに移動を決断。

 

普通にハゼが釣れるときもあるんだろうけど、やっぱりこの釣り場はダボハゼなんだよな〜

難しいゆえの楽しさ

ハテ?どこ行こう?

 

何気なしに【夕やけなぎさ】の様子を見に行ってみる。

 

相変わらずこちらは結構なハゼ釣り人。

やっぱりハゼ釣り人が多いな

 

しばらく眺めるが、誰も竿が上がらないし空気が重い。

 

ダメだこりゃ…

 

多分アタらないことは無いんだろうけど、赤ちゃんハゼの猛攻だろうな。

 

 

しょうがないので【はぜつき磯】にやってくると、先程【みどりが浜】でやっていた常連たちもこちらへ来ていた。

 

どうやら考えることはみな同じで、ダボハゼ相手が嫌になったんだろう。

 

 

 

今現在はほぼ満潮で潮位が高いので、ポツンポツンと水面から顔を出している大きめの岩に乗りながらのハゼ釣りとなる。

潮位が高いと釣りのポジショニングが厳しくなる

 

オッサンはモニュメントの脇に陣取る。

スゴイ目立つ謎のモニュメント『遠くがみたい』

 

やはり厳しくてほとんどアタリがないが、やっと来たアタリで上がってきたのはギンポの赤ちゃん。

 

コイツは通称「噛みつきハゼ」と呼ばれ、気を付けないと噛まれる。

 

歯が鋭いからけっこう痛くて出血もする。

 

ちなみにハゼとは違う種類だけど、ハゼ釣りしている時に釣れるから噛みつきハゼって呼ばれるのかな?

 

たまにデカイのもいるからお気をつけ下さい。

 

できれば触らずにハリスをカットするくらい用心したほうがいいですよ。

できる限り触りたくない奴

 

ほとんどアタらないのでラチがあかず、しょうがないので3.6mの長竿にチェンジ。

 

手前はダメだから沖狙いの作戦に変更すると、ポツリポツリとハゼが上がり始めた。

 

やっぱ沖にいるんじゃん!

 

近所の常連にその情報を伝えると「短い竿しか持ってきてない」とのレスポンス。

 

まぁこの人達は昨日良い思いをしたんだからいいや!

 

昨日釣れたからといって、今日も同じ状況で釣れるとは限らないのが釣りだ。

 

オッサンがポツリポツリ釣るのを横目に常連たちは厳しいご様子。

 

こんなんだから、いつの間にか釣り場にはオッサンしかいなくなってしまった。

 

 

 

アタリが遠のくと、小移動しながらアタるポイントを探し続ける。

 

確かに厳しいけどキチンと探せばハゼスポットは見つかるからやる気が出る。

 

何よりも釣れる釣れないは別にして、アタリがマハゼだから楽しい。

 

潮も動き始め、空が明るくなってくるとハゼの活性も上がってくる。

12〜13cmサイズも上がりだした

 

今日はどこでも落とせばアタるのではなく、しっかり探してキチンと攻めれば釣れるという日。

 

オッサンは爆釣よりもこっちの方が好みで、釣りしてるって気になる。

 

結局こういう時は釣りの総合力が求められる。

 

エサ付けサイズに始まり、
・しっかり振り込んでからの柔着底
・道糸のテンションの強度
・数cm以下の静かだけどしっかりした誘い
・寸分違わないハゼスポットへの落とし
その他、あげればキリがないスキルの数々…

 

それら全てを駆使して釣り上げる珠玉の一尾。

 

オッサンの拙い経験と勘で次のポイントを嗅ぎ分け、それがビンゴ!となる喜び。

 

 

お盆初日にいきなりこんな厳しい釣りになると思わなかったけど、楽しい時間となりました。

 

気づけば5時間の長丁場。

 

持ってきたホタテエサ7個をすべて使い切り121匹の釣果。

 

使ったエサのボリュームの割に釣れたハゼの数はかなり少ないけど、これも試行錯誤をした結果です。

 

エサのサイズも一定ではなく、状況によって大きくしたり小さくしたり…

 

まだまだ改良の余地はたくさんあって、このtrial and errorはず〜っと続くんだろうけど、ず〜っと続けられる環境であって欲しいと願うばかりです。

ハゼが暴れて、うまく撮れなくて申し訳ないです

 

正直、年々ハゼ釣りが難しくなって来てると思います。

 

以前のように、落とせばすぐに喰ってくるとか見釣りとかの分かりやすい釣りができる日ってなかなか無くなっちゃいましたね。

 

オッサンも前は竿1本だけしか持ってきませんでしたが、今では2mと3.6mの二本持ち歩くようになりました。

 

今日みたいに難しくなった分、釣れる釣れないの差がハッキリと出てくるようになってきたと思います。

 

ハゼに合わせて人間側もアップデートしないと付いていけなくなってきてるので、ハゼを釣りたいのならそれなりに精進しないとですね。

 

 

 

どこで釣れたとか、いつ釣れたとかの情報が溢れているが故に、その情報に乗っかるべきかどうか。

 

毎回そのジャッジを迫られるんだけど、コレってハゼ釣り以上に頭を悩ませる。

 

いっその事、情報なんて無ければいいのになぁ〜

 

 

 

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