2021年8月29日。
2021年夏シーズン17回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】
天気:晴れ
釣行時間:6時00分くらい(潮位:116cm上げ5分)〜
9時30分くらい(潮位:160cm満潮)中潮
釣果:マハゼ100匹くらい(9cm〜14cm)※カウンターぶっ壊れました。
竿:3.6m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:ボイル桜えび/ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
もう8月も最終週に突入。
季節の移り変わりは早いもんで、ついこの間、夏のハゼ釣りが始まったと思いきやもう終盤である。
とは言え、今回で夏ハゼも17回目にもなるんだから結構行ってるんだな〜
まだ夏ハゼも終わりじゃないけど、思い返すとそこそこ釣れたシーズンだったと思う。
なんだかんだで毎週1束超えは当たり前だし、いつぞやは3束釣れたから良かった年なんだろうて。
昨年なんて赤潮出まくりで酷かったもんな〜
ただ、冬の穴釣りは当たり年だったから、物事は上手くバランスが取れてるもんだ。
っということは、今年の穴釣りはダメって事なのかな?
まぁ、先の心配をしたってしょうがないから、今できることをやるだけだ。
んで、いつものようにハゼ釣り前日に釣りの準備をするオッサン。
土曜日も仕事なもんで、ハゼ釣りできるのは日祝日のみです。
この時代、土曜日に会社に行っても大した仕事も無いし、お客さんからの連絡があるわけでもない。
ハッキリ言って土曜日に会社にいる意味はない。
貧乏暇なしとは言うものの、忙しけりゃ〜もっと懐も温かいわ!
暇だから貧乏なんじゃん!
せめて「暇な土曜出勤なんて時間の無駄だから、休みにすりゃ〜いいじゃん!」っといつも思っているんだけど、先日、同業他社の社長さんが「社長って会社が営業してないと不安なんだよね〜」と言っていた。
くだらん!
んなケツの穴が小せぇ〜事言ってるから、いつまで経っても零細企業のまんまなんじゃ〜!!
社長のセンチメンタリズムに付き合ってる暇があるなら、ハゼ釣りしてた方がまだマシじゃ!
いくら会社が営業してても、ダラダラと無為な時間では何の意味も無い。
平日の業務をチャレンジと工夫で濃厚にして、その分土曜日を休みにして欲しいもんだ。
っと愚痴を言っても始まらないので、ハゼ釣りの準備をば。
ここ5回くらいかな、長竿ばかりでハゼ釣ってるの。
2mくらいの短い竿でも釣れないことはないんだけど、型が小さいのとダボハゼばかりになってしまって、アワセを入れるのすら嫌になる。
なので、安パイで長竿釣行になってます。
でも一応、短竿の仕掛けも準備してるんだけど、荷物が多くなるのは好きじゃない。
できる限り身軽にしたいので竿なんて一本あれば十分だ。
中にはすげぇ重装備で、竿なんて何本持ってきてるの?みたいな人もいる。
聞けば「ポイントによって竿の長さを替えるし、折れたりするカモしれないから予備も必要」らしい。
どこまで深読み?どこまで用心深い?
オッサンみたいにチャリンコでチンタラやってくる地元民はお気楽だろうけど、車で1時間以上かけてやってくる覚悟の釣り人はそうなるのかな…
とも思うが、その人は自転車に大荷物を括り付けてたな…
まぁ、その作業もハゼ釣りのおかしみなんだろうて。
ここ数日は厳しい残暑が続いてたから浅場でも釣れるかもしんまい、と短竿仕掛けも準備したが、昨日も釣りしてたH2氏からの情報によると「どちらも厳しい」らしい。
ムムム、オッサンの予想はハズレたか…
しかし今日は昨日と違って爆釣に違いない!と、釣り人特有のお花畑思考で現場へGo!
いそいそと愛車を漕いでいると暑いには暑いんだけど、もう夏の空気とはちょっと違ってきているようだ。
夏でもない、かといって秋でもない微妙な季節の移ろいに、ちょっとセンチになるオッサン。
現場を見渡すとそこそこのハゼ釣り人がいて、あの人達もオッサンと同じ気持ちを共有してるのかなっと思ったが、よくよく見るといつもの常連達だったのでガッカリした。
チッ!いつもの奴らかよ
気を取り直して先行の常連達にハゼ釣りの塩梅を伺うと、「そこそこ釣れる」と微妙なレスポンス。
そこそこ…ってどんだけ?と思うが、釣れなくもないんだろう。
できれば今シーズン最後になるやもしれない短竿でやりたいので、【夕やけなぎさ】まで移動してみる。
この釣り場はいつもハゼ釣り人でいっぱいなんだけど、今日はちょっと少ないな。
珍しく人がまばらだ
常連さんがいたので塩梅を聞いてみると「厳しいっす!」とのこと。
確かに誰も竿が上がってない。
となると、やはり【はぜつき磯】に戻るかとUターン。
戻ってきてすぐに釣りの準備をば、ではなくまずはブレックファースト。
モグモグしながら周りの様子を伺う。
常連のI氏がいたので気配を消してしばらく後ろから眺める。
このI氏はかなりの手練れで、オッサンも勉強になることが多い。
本日の授業内容は天上糸だった。
I氏が仕掛けに取り付けていて、アレなんだろう?って気になっていたのがこの天上糸。
なんでも鮎釣りでは欠かせないパーツで、竿の穂先に取り付けて道糸が竿に絡むのを防止するらしい。
そう言えばこの御方、以前は鮎釣りしていたと聞いたことがあった。
その時に渓流で大怪我をして大変だったらしく、かみさんに二度と行くな!と厳命されたという苦い過去を持っている。
釣り場って危ないところも多いから怪我には気を付けないとね。
現にいま居るこの釣り場だって、危ない岩がゴロゴロしていて、コケたら普通の怪我じゃ済まない事態になることが多い。
オッサンもズッコケてフジツボびっしりの岩に打ち付けてかなり出血した記憶があるし、何度も釣り人が被害にあったのも目撃している。
たかがハゼ釣りだからといって気を緩めないよう、みなさんお気をつけ下さい。
I氏自作の天上糸はホンテロンの1号ラインを二本撚って作ってあった。
長さは50cmくらいで、一番絡む第一ブランク部をカバーできる長さで作ったらしい。
短竿なら問題ないけど、長竿を使っていると竿を上げる度に毎回のように道糸が竿に絡みついてくる。
その度に竿先をクリンクリンと廻して道糸を解くんだけど、面倒臭いんだコレが。
オッサンもコレが悩みのタネで、どうしたもんかと常々思っていた。
I氏曰く「コレを付けると全然絡まないですよ!」とかなり自信があるご様子。
そこまで豪語するならやってみるべし!っと天上糸をもらってきた。
さっそく天上糸を装着する。
こちらは穂先に取り付ける方
こちらは道糸との接続部分。チチワ結びにて
確かに天上糸はラインがパリッ!と張ってるので絡みにくくなるのかな?
でも少々懸念材料もあるが…
んで本日はスペシャルエサのボイル桜えびも持ってきました。
エビとホタテの海鮮丼コラボ
桜えびは喰いは良いんだけど、エサ持ちとハリ掛かりが良くない。
っていうくらいなら持ってくるなよ!って感じですが、まぁいつも同じじゃ〜飽きるじゃん?
という訳で、先行の常連達に並んでオッサンも参戦。
みんなで長竿
水はそこそこ澄んでるが生ぬるい
桜えびのエサ付けは背中部にチョン掛け。
本当はきちんと刺し通すべきだろうけど…
さぁ!殺(や)るぞ!!
桜えびを付けてス〜っと円弧状に落とすとすぐにアタって来たがハリ掛かりせず。
次も同じような感じで掛からない。
コレなんだよな〜、桜えびエサは喰いは良いんだけど掛かりが良くない。
次でやっと掛け、ナイスな引きで上がってきたのは良型サイズ。
ナイスサイズ!
実は桜えびを一匹付けると、けっこう良型が上がってくることが多い。
まぁあのサイズのエサをバク!っと一口で口の中に入れてくるんだから、そこそこのサイズのハゼということになるんだろう。
別に桜えびが悪いんじゃなくて、オッサンが使っている針との相性なんだと思う。
オッサンが使っている針は袖1号の小さい針なので、少々エビとの相性が良くない。
コレがもっと大きい針を使ってる方ならちゃんと釣れるんだと思う。
現に隣りのH2氏に桜えびを分けたんだけど、チョロチョロと釣り上げていた。
こうなることは分かっていたが、今日はホタテエサはそれほど持ってきていない。
桜えびで数を稼がにゃならん!
いつも以上に空振りが多いが何とかハゼを釣り上げてゆく。
いくら掛かりが良くないとは言え、ダボハゼはしっかり上がってくる。
ダボはこのサイズでも掛かるんだよな〜
いつものようにハゼを釣ったらカウンターをひと押ししてたんだけど、ある時、視線がカウンターをかすめた時にその異変に気づいた。
カウントしてないぞ!
ボタンはしっかり押しているのにカウントしてない。
どうやらカウンターが壊れてしまったようだ。
これはよくあることで、だいたい2年に一度くらいの割合でカウンターがご臨終になる。
オッサンはカンターも水洗いしてるから内部がサビ付いたんだろうて。
まぁ100均ものだから別にいいんだけど、今日もハゼを数えるのは諦めよう。
なんとかエビで頑張ってみたが、アタるんだけど掛からないからストレスが溜まるばかり。
数も思うように伸びないので、もう我慢ならん!とホタテエサにチェンジ。
するといつものようにハゼが釣れ出す。
やっぱりエサはホタテだね〜
とにかくホタテが無くなるまでやって、その後はエビでやるしかないか…
途端にハゼが調子よく釣れ出す。
ホタテエサだと小さいハゼも拾うけど、それはしょうがない。
まぁ小さいとは言うものの10cm弱くらいだからヨシとしよう。
今日は結構アタリはあって、キチンと探せば自分がいるところから3ヶ所くらいはハゼスポットが見つかる。
ハゼスポットを重点的に攻めれば数は伸びるんだけど、そこそこダボハゼも混ざるんだよね。
このポイントは砂地じゃなくて牡蠣殻まじりの岩場だからダボも結構いるし、根掛りロストもある。
長竿使っているオッサンがこうなんだから、短い竿なんてダボの嵐だ。
「ダボばっかりだよ〜!」っていつも言ってる常連がいるんだけど、そりゃ〜こんな時に短い竿でやってりゃそうだわな。
釣りの楽しみは人それぞれだから何も言わんが、嘆くくらいなら釣れる方法を考えるべきだろう。
ある深場で小さなアタリでアワセた時の事。
アワセを入れた竿が一瞬止まったので根掛りだと思った。
よくアタリからのアワセで根掛ることはあるから、そうだと思った。
しかし、その後ググン!と重く引き始めた。
何か掛かってる!
最初は黒鯛かなと思ったが、その引き方が黒鯛ではなくがハゼっぽいぞ。
大物か!?
期待しながら、引きを楽しみイナしながら大人しくなってから抜き上げると16cmくらいの良型のウロハゼだった。
チクショ〜!マハゼだったら良かったのに!
ウロハゼかよ〜!!
残念ながらウロでしたが、引きは楽しめたので面白かった。
程なくホタテエサが無くなったので、桜えびでやったんだけど相変わらずハリ掛かりが良くない。
最後にストレスフルな釣りを楽しみながら、エビも無くなりちょうど良く根掛りロストで納竿。
3時間半で100匹くらいと楽しい釣りになりました。
100匹は超えてるハズ
例の天上糸はと言うと…
確かに道糸が竿に絡んでくる事はほとんどありませんでした。
コレについては絶大な効果がありました。
んが、やはり難点はアタリが鈍くなるということ。
天上糸の張りと重さでアタリが弱くなる気がします。
ハッキリしたアタリなら問題ないのですが、オッサンは極小のアタリを拾うタイプで、アタリ命のオッサンとしてはコレは厳しいかな。
ウキ釣りなら全然問題ないし、硬めの竿でオモリを重めでやってる方ならいける気がします。
後は0.6号とか0.8号のラインで撚るとかならもっと高感度になるのかな?
絡み防止という機能は達成しているので、後は細かい調整が必要かもしれませんね。
もう少し突き詰めてみようと思ってます。
まだまだ知らないことだらけだ。
釣りって奥が深いな〜