2021年夏シーズン15回目のハゼ釣りはまたしても雨の中

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2021年夏シーズン15回目のハゼ釣りはまた雨

2021年8月14日。
2021年夏シーズン15回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】
天気:雨
釣行時間:6時00分くらい(潮位:133cm上げ5分)〜
8時30分くらい(潮位:180cm満潮)中潮
釣果:マハゼ40匹くらい(7cm〜15cm)※カウンター忘れました。



竿:3.6m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け




お盆休み記念企画のハゼ釣り三連チャン!


題して『ハゼ釣り三連星』 サブタイトル:はぜ磯のジェットストリームアタック!


毎回毎回しょうもなく、タイトルなんぞを付ける必要は全く無いが、三連と聞くとコレをやらずにおれない世代なので申し訳ないです。 




予報では雨&強風だったハズ。


夜中にふと目が覚めると、その通りに風雨がけっこう激しかった。


「これじゃ〜ハゼ釣りは無しだな。ヨシ、ヨシ…」と安堵しながら再び天使の眠りについたオッサン。


んがしかし、次に目を開けると雨は降っていたが風が無い。


そのままおとなしく寝てりゃ〜いいもんを、葛藤し始める。


悪魔オッサン:雨はともかく風が無ければハゼ釣りできるぞ!


天使オッサン:いや、この二日間の長竿ハゼ釣りで身体のダメージでかいぞ!休んどけ!


悪魔オ:んなもん銭湯に一回行けば疲労回復じゃ!


天使オ:いやいや、この状況で銭湯なんぞ行っとる場合か!?


悪魔オ:来週はワクチン接種するから打ちどころが悪けりゃ〜あの世行きだぞ!人生最後のハゼ釣りになるカモだぞ!


天使オ:いやしかし…



しばらくゴロゴロと布団でイモムシになっていたが、けっきょく冥土の土産を合言葉にハゼ釣りの準備をする。


しっかり雨は降ってるが風は無さそうだ。


正直、雨天の釣りってかなり身体にダメージが来るもんで、昨日のハゼ釣行の疲れが抜けていない。


このまま倒れたらシャレにならんぞ!マジで!!


昨今の状況では、救急車が来ても受け入れる病院がなかなか見つからず途方に暮れているとニュースでやっていた。


これは大げさでもなんでも無くて、ついこの間もすぐ近所で救急車が停まってたんだけど、そのまま2時間その場にステイしたままだった。


恐らく、受け入れ先が見つからなかったんだろう。


日本の医療制度は世界のトップクラスらしいが、そんな神話はもろくも崩れ去り医療崩壊が始まった現在。


政府や行政は既にサジを投げたかのようにお願いと自己責任のオンパレード。


そんな中、デルタ株やラムダ株が飛び交うこの東京でサバイバルしなければならないのだ。



そんなサバイバーの一員のオッサンは今日も呑気にハゼ釣りだ。


唯一の希望は、ハゼ釣り人って既にワクチン接種している方が多い。


釣りものによって結構年齢層が違うんだけど、ハゼ釣りは年齢層が高いのでオッサンみたいな未摂取は少数派だ。


まぁ摂取してるからといって伝染らないわけじゃないけどサ…


必要以上の外出も密になるような場所も避けているから、せめてハゼ釣りは勘弁して下さい。


言い訳と言われればそうなんだけど、冥土の土産なもんで!



人生ラストのハゼ釣りに向かうオッサン。


こんな雨の中ハゼ釣り人はいないだろう、と釣り場を見渡すと数人いただけだった。

いるんだよねやはり…


近くにやってくると釣り糸を垂れているのは常連ばかり。


まぁこんな状況&こんな日に普通の釣り人なんて来ないよね〜


サツを交わしながらハゼ釣りの塩梅を伺うが、釣れないことはないけどその内容は大きく異る。


つまり、釣れるサイズが釣り場と釣り方によって大きく違ってくる。


基本的には浅場での短竿は数はあがるけどサイズが小さくて、深場の長竿は数は厳しいがサイズアップという感じ。


そうなんだけど時と場合によっては短竿でも大型が釣れるし、長竿でもメダカクラスが掛かる。


どちらの釣りをするのかは、各人のお好みだ。


オッサンも「短い竿でやろうかな…」と一瞬迷うが、やはり安定の長竿でやることにする。


オッサンはギャンブルはてんでダメなタイプで、ハゼ釣りもイチかバチかはハズレを引き続けてきた。


100分の一のアタリを引く自信はないが、100分の一のハズレを引く自信はある。


石橋を叩き壊すほどの用心深さ。


だからパッとしない人生なんだろうて。

釣れなくもないが釣れるようでもない

んでやっとハゼ釣りのお話。


いつもの3.6mの長竿のセッティング完了。

オッサンの長竿『軽極 ハゼ 硬式 360』


本日は雨なのでレインスーツ(安カッパ)は着込んているが、足は長靴だ。


実は昨日はカッパを着ながらサンダルで水に立ち込んでいて、結構身体が冷えたので今日は長靴で足も暖か。


っていうか、もうこの時点で暖かいを通り越して暑くて、既にカッパの中身は汗をかいてる。



今現在は満潮に向かって潮が上がり続けていて、その内に長靴では立ち位置が限られてくるだろう。


そうなったら納竿にするつもりなので満潮までの時間勝負だ!っと思ったら、時計を忘れていて、あと何時間で終わりなのかサッパリ分からん。


満潮になれば分かるから、まぁいいや!



水際に仁王立ちで仕掛けにハリをセットするため、ハリをゴソゴソやっていた時だった。


いつからの習慣なのか忘れたが、オッサンはハリのセットは釣り開始の直前にやってます。


ハリを取り出し、水に沈めていた仕掛けを上げるともう根掛りしているではありませんか!?


オモリが岩場に引っ掛かったらしく、どうあっても外れん!


しょうがないので道糸をカットする。


マジか?!一投すらせず根掛りロスト。


今日はこの仕掛けひとつしかないので、渋々作り直す。


幸先悪いスタート!


数分後、仕掛けをリニューアルして釣り開始。


一投目が着底すると同時にスン!とアタリあり!


反射的にアワセるが掛からずだが、一投目からアタるのは幸先良い。


次も同じポイントに落とすがアタるんだけど掛からず…


次も掛からなくて、コイツは手強いな!


食い逃げは許さん!っと、しつこく狙うオッサン。


さすがに4度目ともなると喰ってくるタイミングは分かるので、準備万端でハリ掛かりさせる。


上がってきた本日の一匹目は10cmのまぁまぁサイズ。

このエサ取り名人!


本日も昨日同様にテクニカルな日らしい。


しっかり探ってしっかりやれば釣れる感じ。


ハゼスポットを見つければ数匹続くけど、見つからないとアタリは来ない。当たり前だけど。


落としてから誘ったりしてもしばらくアタらないな〜って思って、入れ直そうと竿を上げるとエサが無くなっていることが結構ある。


長竿を使っている時に多いんだけど、この原因って2つある。


ひとつはエサが意図せず外れちゃってる状態。


ホタテエサ特有の現象で、ハリから自動的に抜けてしまう。


貝柱の繊維にチョン!と引っ掛けているだけだから外れやすく、着水の衝撃とか落としている時の水の抵抗とかでホタテが外れてしまう。


後はホタテのボイル加減が甘かったりして、ほとんど生の状態だとハリへの引っ掛かりが悪いですね。


対策としては、貝柱が少し硬い外側からハリを刺し通すとか、チョン掛けじゃなくて2回位の縫い差しにするとマシにまります。


毎回やるの面倒くさいけど…


あとはいっそのこと、アオイソメを使えば余程エサ付けが下手でない限りは自然に外れることはないと思います。



もうひとつはアタリに気づかずエサを取られちゃってる状態。


普通のアタリなら「あ、今エサ取られちゃったかな?」と気付くハズ。


問題は気付かないアタリがあって、その代表が着底時のアタリと居食い系のアタリ。


着底時のアタリとは、着底瞬間もしくは着底前のアタリでコレは何とかなります。


オッサンがいつも言ってる、円弧状に仕掛けを落としてゆくと道糸が常にテンションを張ったままなので、着底してなくても違和感に気付くハズ。


着底寸前に道糸がブルン!って震えたりするので、それがアタリです。


着底瞬間のアタリも、スン!と着底した時に竿先の振動がおかしかったり、竿先が必要以上に上に跳ね上がったりした時はアタってたりします。


短い竿の場合は分かりやすいんだけど、長竿を使っている場合は着底した瞬間ってけっこう竿が跳ね上がるので、このアタリに気が付かないことがあります。


コレを防ぐには、着底の瞬間に竿を数cm上にス〜っと上げるとこのアタリを取りやすくなります。


このように仕掛けを投げた瞬間から釣りは始まっているので、決して気を抜かないよう集中して下さい。



居食い系はハッキリ言って分からないです。


だって何の振動も動きも無いんだもん。


マメな誘いと入れ直しで対処するしかないと思います。


長竿には短竿にはないスキルが求められるので、釣りにくくなるのは事実です。


できれば短竿でハゼ釣りしたいけど、釣れないんじゃしょうがないので使わざるを得ない。


まぁ、長竿を使った深場の釣りも面白いですよ!


ハリ掛かりしたハゼが水中で暴れる引きを楽しめたりするので。




爆釣とは程遠いけどポツリポツリとは釣れてくる。


ハゼが大きくなればその暴れ方も激しくて「どんな大物が掛かったんだ!」と期待が膨らむこともしばしば。

ここらへんのサイズになるとかなりの引きになる


たまにあるんだけど、さっきまではよくアタリが来てたのにパタリと静かになってしまう現象。


潮止まりな訳でもなく、鵜が荒らしているわけでもないのにアタリが途端に無くなる…


今日もソレがあってどうしたもんかと思ってたら、釣り仲間が「シーバスか黒鯛が入ってきたのかな?」とポツリ。


確かに!フィッシュイーターがいると当然ハゼも逃げるなり警戒するよね。


シーバスは見るからにフィッシュイーターだから容疑者に間違いないけど、黒鯛?と思われるかもしれません。


黒鯛のエサって甲殻類や貝類ってイメージだけど、けっこう雑食性でハゼをエサに黒鯛釣りする方もいるくらい。


他にはスイカやとうもろこしもエサになるようで、何でもアリだなチヌは!


こういう時って粘ってもしょうがないから大きめに移動するのが吉。


今日もそうしたら無事に釣れだした。




相変わらずポツリな釣りだけど、釣れないこともなく単調なリズムでハゼ釣りしていたが、本日3度目の根掛りで心が折れた。


身体は連日の長竿釣りでもうペロンペロンに疲れていたので納竿。


カウンターを忘れたので正確な数は分からないけど、2時間半で40匹くらい。

案外釣れてなかったんだな…


確実に釣るなら長竿がないと厳しい時期になってきました。


短竿だと、どうしても狙える範囲が限られるので厳しいかな。




短竿を使っていた常連達は小ハゼ相手に飽きてとっくに帰ってしまった。


ハズだったんだけど、オッサンが片付けしている時にまだ釣り場にいたようで「【みどりが浜】に行ってくる!」ととっくに還暦は過ぎてるのに元気だった。


まだ未練があったらしく、どこかでみどりが浜の情報を仕入れたようだ。


ミイラ取りがミイラになるこの業界。


家に帰るときは脇目も振らず真っ直ぐ帰るべきで、フラフラしているといつまで経っても帰れなくなる。


釣りを終え、H2氏とお別れの挨拶を交わしているとH2氏も「みどりが浜の様子を見てから帰る」とのこと。


ミイラがまた一体増えたらしい。




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