2021年11月23日。2021年31回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:「秘密の花園」(KLAのちKL@)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ(だけどかなりの薄曇り)釣行時間:7時30分(潮位:175cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:124cmほぼ干潮)中潮釣果:マハゼ11匹(13〜16.5cm)
竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖4号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
昨日の22日は一時的に結構な土砂降りだった。
最近の雨ってシトシトと情緒ある降り方ではなく、一度降り出せばドジャ〜!っと振るから危なっかしくていけない。
日本って、地形的に急峻な山が多くて平らな土地が少ないもんだから、河床勾配が急だ。
何となくイメージ、河川ってサラサラ流れてる印象だけど、日本の場合は前述したように山から海までの距離が短くて急勾配。
そこへ世界の降水平均の2倍の雨が降り、一気に川へ流れるもんだから、そりゃ〜洪水にもなるわな。
ありがたい恵みの雨ではあるんだけど、昨今は恵みというよりは災害のタネみたい感じてしまう。
ちなみに11月22日は言わずもがな「いい夫婦の日」らしい。
まぁ、何かつけこじつけで何らかの日にするのは日本人の悪い性癖みたいなもんで、単身者にしてみれば余計なお世話だし、所帯持ちにしてみても「だから何?」というノリ。
まだホットな新婚さんなら何かイベント的な雰囲気があるかもしれんが、銀婚金婚クラスになると「だから、それがど〜したんだよ!」と凄まれるのがオチだ。
逆に結婚何十年のベテランで毎年い〜夫婦の日を祝っていたら、それはそれで幸せな夫婦かそれとも狂ってるかのどちらかだろう。
調べてみたら、いい夫婦の日であるとともに、ボタンの日、大工さんの日、ペットに感謝する日でもあるらしい。
ペットに感謝するって、そんな日をわざわざ作らんと感謝出来ないもんか?
ちなみにオッサンは犬が嫌いだ。
というか、正確には犬の飼い主が嫌いだ。
こう書くと犬を飼っている方に大バッシングを浴びるんだけど、それを覚悟で書きます。
犬の飼い主が嫌いです!
とにかく、ど〜なってんだ!?あんたらは!!と言いたい。
犬の排泄物を他人の家に巻き散らかし、それをそのまま放ったらかしにして立ち去るその神経。
「否、ウチはちゃんとしていますよ!」と反論するだろう。絶対にそう言うに違いない。
ちゃんとだとぉ!
ションベンをした後にペットボトルに入れた水をチョロっと掛けただけで任務完了か!?
そんな程度でキレイになるのかよ!なってるわけ無いじゃんかよ!!
バケツ一杯の水を掛け、デッキブラシでゴシゴシやれば「ちゃんとしてるな〜!」と感心するが、お水を少々で誤魔化すその神経。
うん○だって、そのままの奴だってザラにいるし、例え始末したってそのスポットにはうん○がついてるだろうよ。
それもペットボトル水で終わりデスか?
やられる側の事を考えたことあるんか?
コッチは何度もあるし、現行犯で注意したことも数知れず。
その時の言い訳が「ウチはちゃんとしてます!」だの「今はやってませんよ!」だのの常套句。
っざけんな!
人んちに犬をけしかけておきながら、くだらん言い訳のオンパレード。
自分が大切に世話してる花壇や植木鉢、自家用車、自転車に知らん犬のシッコやられてみろ。
たとえ今は空打ちだったとしても、次は発射しているかも知れんのだぞ!
いぬの気持ちに寄り添うのはオタクの勝手だが、人間でさえいつ催すか分からないのに、ペットがいつ噴射するか分からんだろ!
そしてその行為を間近で見せられ、笑顔で見過ごすほどオッサンは聖人君子ではない。
散歩行く前にまずは自分の家にやらせてからにしろよ!
絶対やらせないよな!自分の家には。
少し離れた他人の家ならど〜でも良いのか!?
市販の忌避剤を撒いたけど全然効かない。
そもそも犬に罪はなくて罪深いのは飼い主の方だから、犬コロリではなく飼い主コロリという商品を作ってくれんもんか?
売ってれば絶対買うし、大ヒット商品間違いなしだと思う。
ただ、それだと殺人になってしまうが、殺意が芽生えるほど飼い主ってのは常識が備わっていない。
違う角度では常識はあるんだろうけど、犬が絡むと途端に非常識な神経が顔を出すのだ。
そして、ソレを微塵もおかしいとは思っていない異常さ。
2020年の統計だが、犬の飼育数は850万頭、飼育世帯数が680万世帯らしい。
つまり、今、この主張によりオッサンは全国680万世帯を敵にまわしたということになる。
痛いね。実際。
んがしかし、オッサンに同調してくれる人もかなりいらっしゃるのではないでしょうか?
我が家がペットの便所にされている同志達よ。立ち上がれ!
誤解ないよう言っておきますが、オッサンは犬自体は可愛いと思うし、実家ではず〜っと犬を飼い続けてました。
あのI will follow youな生き方が好きでもあるし、愛おしいとも思う。
万が一、犬を飼うなら黒柴と決めているほどだ。
空前のペットブームの現代。
殺伐とした現代において、多くの方がペットに癒やされ、家族の一員として愛玩する気持ちは痛いほど分かります。
しかし排泄物問題も既に目をつぶれる程度ではなく、日に日に大きな社会問題となっているのも事実です。
夜道で誰にも見られてなければ、排泄物をそのままにしてそそくさと立ち去る。
誰しもが経験あると思う。
だってしょうがないじゃん!人間だもの。
もういっそのこと、自然に優しい排泄物をする犬とかペットフードとか作れんもんか?
だって無理じゃん!
いくら可愛い我が子とは言え、毎日毎回、排泄物やその後を完璧にキレイにするなんて…
だから品種改良やフードを開発して、排泄したらそこから花が咲くみたいに出来ないものか?
しかしそうなると、もはや違う生き物になってそうな気もするが…
っという訳で、愛犬の排泄物は個人の所有物をめがけるのではなく、公共物にさせてくださいね。
それなら文句は言う人はいないだろうし、言う筋合いもないだろうから。
相変わらずくだらない冒頭で申し訳ないです。
今回はいつになくムキになってしまいました。
なにかと物議を醸し出した「いい夫婦の日」の翌日。
本日もハゼ釣りに向かいながら冒頭のくだらないエピソードを思い出し、愛車を漕ぎながら文句をたれるオッサン。
本日は勤労感謝の日で祝日。
まぁ、ゆっくり休みなさいよ!という意味の祝日と理解しているが、たった一日で心身ともに蓄積した疲労が回復するわけ無いだろ!とも思う。
勤労感謝の”日”じゃなくて勤労感謝ウィークとか月間とかにしてくれんかな…
またしてもブツブツ言いながら、本日のハゼ釣り現場に到着。
現場は一昨日と同じスポットだ。
前回釣り上げたハゼ達は全てここへリリースしたし、今現在の潮位はこのエリアにはもってこいの状態。
だもんで、迷わずここへやってきたんだけど、懸念していた事態になっていた。
やはり昨日の雨により完全な水潮状態。
入浴剤で言うところの白濁したもぎたてゆずの香りのように濁っていた。
「アレだけ雨が降ればこうなるわなぁ…」
最近よくお見かけする常連さんにハゼの塩梅を聞いてみると、「いま来たばかりです!」と爽やかなレスポンス。
ムムム…使いものにならん。
しかしこの御方、どういう訳かオッサンの正体を知っていた。
まぁ大体がオッサンが使っているアイテムでバレるんだけど、夏ハゼ釣りならすぐ近くでやる事もあるから分かるが、ココではそこそこの距離があるから何で面が割れたんだろ?
謎な人だ。
ついでにいくつか質問されたので、いい加減に答えて誤魔化しておいた。
ライバルは一人でも少ない方がいい…
濁っていて全然穴が見えないんですが…
さて、どうしたもんか…
こんな時は慌ててもしょうがないので、まずはブレックファースト。
上品で爽やかな組み合わせ
もぐもぐしながら作戦を練るが、特に妙案も浮かばなかった。
まぁこういう場合って、思考を巡らせているつもりでも、実際は脳ミソ空っぽな事がほとんどなので何かの答えを期待する方が間違っている。
モサ〜っと遠くの景色を眺めながら、ジャスミン茶をいただこうとフタを開けた途端、カランコロン!とキャプが岩の隙間へ落ちていってしまった。
うげ!なんてこったい!
のっけから嫌な予感がするオッサン。
そして、この予感は現実となってゆくのでした。
やることもないので、しょうがないから釣りの準備を始める。
本日もエサはアオイソメ。
実はこのイソメは前回同様に釣り好きの友人からのもらいもの。
聞くところによると、オッサンがいつもイソメを買いにゆく釣具屋の店主と仲が良くて、大量に貰ってきたらしい。
友人はとても使い切れないようなので、オッサンが貰ってきた。
人生、人脈だ!
多少くたびれているが、使えればいいや!
準備も出来たので、さぁやるぞ!
とはいうものの、穴がほとんど見えないので手前しか狙えないぞ。
ハゼが居るラインはもう少し沖だから、できればもっと沖を狙いたいのだが見えないものはどうしようもない。
それでも…と思いながら、目につく少ない穴から穴へ落とすんだけど、やはり何の音沙汰もない。
しかしやり続ければその内に…とわずかに期待していたんだけど、恐ろしいことにこのまま90分間アタリひとつ無く時間だけが過ぎてゆくのでした。
いくらスロースターターのオッサンでもさすがに焦り始める。
水潮は改善するはずもなく、空は極薄い曇り。
実はこれくらいの空模様が一番穴が見えにくい。
曇るならしっかり曇ってくれた方がまだ穴が見やすいのだ。
更には現在は満潮時間の山の頂あたりだから、潮の動きも悪い。
まさに三重苦。
唯一の希望は潮が動き出せば!くらいなものだけど、もう少し時間が経たないと…
でもそれだけで大丈夫か!?
なにせ、イソメ一匹掛けでもアタって来ないんだもん。
人生初のハゼ釣りでのボウズを覚悟し始めるオッサン。
と思っていたら、別のエリアでやっていたH2氏から連絡が入った。
「釣れないからご飯食べようよ!」とのお誘い。
すぐに移動開始。
到着すると常連達が護岸に並んでしゃがみこみ、おにぎり中だった。
どうやらこちらもサッパリらしく、すっかり諦めムード。
こういう時は慌てても状況は改善しないのでオッサンもおにぎりタイム。
こうなると唯一の希望、下げ潮に掛けるしかない。
中年&高齢者版もぐもぐタイムが終わり、それぞれに散ってゆく。
オッサンは勝手知ったるポイントへやってきた。
相変わらず濁って見えないけど、ココなら絶対に穴がある!という自信で落としてゆくと、スルスルと仕掛けが落ちてゆく。
着底と同時にハゼのアタリあり!
ビンゴ!!
しかし、このまま喰わなくなれ〜と願うオッサン。
何故か?
それは今つけているイソメはハゼが居るかどうかの確認用で長く付けているから。
このエサでは絶対に掛からないし、変にアワセを入れてハゼに警戒されたくない。
静かになったタイミングでそ〜っと回収。
必殺エサのイソメの尻尾を装着し、次は決めちゃる!
ゆっくり目に落とすとすぐに喰ってきた!
強めに引いたタイミングでアワセると掛かった!
しばらく引きをいなして慎重に取り込む。
やっと釣れたよ〜!
さすがにこの一匹目を取り込む時は緊張しましたね〜
これでボウズ逃れでホッとするオッサン。
この同じスポットで4匹上がってきて、一気にテンションが上がる。
周りの常連達もボチボチ釣れ始め「やっとボウズ逃れだよ!」と安心した様子。
やはり0と1では雲泥の差なのである。
その後も相変わらず穴がハッキリせず。
期待していた下げ潮もイマイチ元気なくて、ハゼの活性も朝イチよりはマシになったとは言え、低いままだ。
とにかく、ハゼが居る場所を見つけ、必殺の尻尾エサで勝負を掛けるしかない。
しかし、今日は根掛りロストが激しい。
ひとつの穴で何匹も釣れる状況なら問題ないが、今日みたいに穴から穴へどんどん移動せざるを得ないと根掛りのリスクがジャンプアップする。
なるべく回収したいが意に反してプチプチと道糸が切れ、オッサンもブチギレそうになる。
何度も何度も仕掛けを作り直し、最後は持ってきた針も自作の鉄オモリも無くなり納竿。
4時間30分ほど粘ったが11匹とかなり苦戦した。
ひゃ〜11匹か…
最大サイズは16.5cm
今日は本当にボウズを覚悟しました。
一匹目が釣れるまで、どうやってこのブログに言い訳しようとそればかり考えていました。
帰り際、例の謎の常連さんとお会いした。
6匹釣れたとの事だったが、オッサンよりも早く来てその釣果でも粘れる胆力。
この方、きっと上手くなるなと確信した。
いつか陥れないと…
ライバルは少ない方がいい。