2016年最初のハゼ釣り(大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯)

2016年のハゼ釣りも開幕!?(大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯)

2016年6月12日。2016年最初のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)天気:晴れ釣行時間:6時30分〜9時30分くらい(干潮:4:13〜満潮9:28 小潮)釣果:マハゼ112匹(5cm〜11cm 8cmくらいのサイズが多し )  ベビーハゼ多数(リリース) ダボハゼ多数(捨てた) カレイ1匹 【今シーズン総釣果:112匹】

 

竿:2.0m 道糸:PE0.8号+ナイロン1号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:ナス1号 エサ:ベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

いよいよ2016年のハゼ釣りが開幕しました。

 

内容を求めるにはまだ2週間ほど時期が早いと思いますが、待ちきれないので出撃となりました。

 

 

昨年シーズン以来の戦闘服(ウェーダー)を装着するが、何年たってもゴム臭というかケミカル臭が消えることはないらしい。

 

 

早朝はまだ肌寒いくらいでウェーダーにウィンドブレーカーがちょうどいい感じだったが、愛車(ママチャリ)をブッ飛ばしてきたので現場に到着する頃は汗だくだ。

 

早く水に浸かりてぇ〜

 

 

 

まだ時期が早いので釣り人は少ない。

 

まぁ、ハゼを釣りにはちょっぴり早いやね〜

 

 

現場の大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯は、直線距離で300mほどあるのだが、オッサンがハゼ釣りをするポイントはいつも同じところだ。

 

別にこだわっているわけじゃないんだけど、どういう訳かそこはポツンと空いていてオッサンの指定席化している。

 

 

愛車(ママチャリ)を横付けして、釣りの準備をしながら釣り人達の釣れ具合を確認する。

 

ムムム・・・竿が上がらない・・・厳しいのか?

 

黄昏のはぜつき磯-厳しい釣りになりそうな予感

序盤からテクニカルなハゼ釣りを余儀なくされた

本日の仕掛けはチョイとばかり変化があります。

 

道糸はPE0.8号メインでヨリ戻しを介して30cmの長さのナイロン1号を付けています。

 

例年ならナイロン0.8号の1本ものなんだけど、今年はこのラインが100均で手に入らなかった。

 

100均のラインって競争率が高くてすぐに売り切れる。

 

早く仕入れてくださいDAISOさん!

 

 

PEラインもこだわりではなく、リールに巻いた余りが中途半端に残っているのを流用。

 

ナイロンラインの”30cm”という長さは、釣り場のゴロタ石で擦れても、このくらいの長さがあれば被害はナイロンラインだけで済むと思ったからです。

 

もちろんこのラインも100均製であるのはいうまでもない。

 

 

今年のオモリカラーは青色にキラキララメを加えてみた。

 

シロギス釣り用のオモリを作ったついでにハゼ用のも作ったんだけど、爽やかな色合いで結構気に入っている。

 

ちなみにオモリの色で釣れる釣れないは実感したことはなく、あくまで釣り人が自己満足するだけだ。

 

この組み合わせで問題なければ今シーズンはこれで通してみるかな

 

根掛かりでオモリをロストするからこれくらいでは足りない

 

竿はもちろん昨シーズンから愛用の「そよ風」だ

 

 

新仕掛けにハリをセットしさぁ釣るぞ!と意気込んだものの、エサのベビーホタテがまだ凍っていた。

 

まだ、夏本番じゃないから行き道では解けなかったらしい。

 

夏はまだなんだなぁ〜とホタテから感じとる

 

手っ取り早く解凍するには、水に浸けるに限るのでジャブジャブと水に入る。

 

まだ小さいがハゼがピピッ!と逃げてゆく。

 

「お〜、いるじゃん!結構いるじゃん!!」

 

 

水温も冷たくないのでこれは期待できるかもね。

 

ウェーダーを着込んでるから水もへっちゃら!この時まではそう思った

 

 

今シーズンを占う第一投!

 

着底するとコツン!と懐かしい響きが伝わってくる。

 

鬼アワセを入れるがハリ掛かりせず。

 

「ちとハゼが小さくてハリに掛からないかな・・・」

 

 

 

気を取り直して全く同じところに第二投。

 

すると今度はハリに掛かった。

 

記念すべき今シーズン初の唐揚げサイズがあがってきた。

 

このサイズが釣れればもうシーズンinとみていいかもしんまい!

 

ちょうどよい唐揚げサイズ

 

 

次も同じポイントに投入すると今度は少しサイズアップ。

 

このサイズが釣れれば楽しめます

 

 

今年は期待できるかもよ〜っと思ったのもここまでで次が続かない。

 

 

赤ちゃんサイズが突っついてくるが唐揚げ以上のアタリがこない。

 

しょうがないのでアワセを入れると、やっぱり赤ちゃんがあがってくる。

 

このサイズが釣れるのはさすが1号ハリ。もちろん即リリース

 

 

 

そして定番外道のダボハゼも当然ながら釣れてくる。

 

ハゼとは違いズッシリとした引きだが、いらんもんはいらん!

 

 

 

シーズン初めでぎこちない動作だったけれど、だんだんと慣れてきてスムーズな動きになってきたと思ったら嫌な音が聞こえてくる。

 

遠くから船が近づいてきている。

 

 

オッサンの記憶では7時過ぎに釣り船が通過し始めるんだけど、今日は早いな〜

 

こんなに早くに出船してどこ行くんだろ?

 

 

 

気を取り直してハゼ釣りを続けるが、今日はやけにポロリが多い。

 

水面まではハゼが上がってくるが、空中でポロリとハゼが落ちてゆく。

 

スレバリを使っているからという訳でもなく原因は単純で、エサをくわえているだけでハリ掛かりしていないのだ。

 

 

赤ちゃんサイズならともかく、唐揚げサイズで頻発するのでどうしたもんか・・・

 

 

 

大した妙案も浮かばないうちに7時が過ぎて船の通過時間となる。

 

ここで事件発生!!

 

ウェーダーを着込んでいるから、波からいちいち逃げなくてもいいはずなんだけれど、ある船がかなりのスピードで近づいてくる。

 

しかも大型船のくせに結構手前を通過しようとしているではないか!

 

これは逃げなければ危ない!!

 

 

高波が過ぎるのを待って、水に入るとズル!っと足が滑って尻もちをついてしまった!!

 

少量だが腰からウェーダーの中に浸水してしまい、立ち上がると水がツツーっとウェーダーの中をつま先まで流れてゆく。

 

 

全然寒くはないが、足がたいそう心地悪い!

 

防水ということは内側からも防水ということであって、この水は外へ排出されることはない。

 

こうなるとウェーダーが却ってアダになる。

 

 

ふざけんな○○○丸!大型船のくせにそのスピードで通るなよ!!

 

もちろんこの○○○丸は釣り船としての評判は知らないが、陸っぱりの釣り人からすこぶる評判が悪い。

 

 

 

気分も足も気持ちが悪いし、他の船も通過するから休憩をとることにする。

 

おつまみはオッサンの大好物「いかせんべい」だ

 

 

休憩しながら策を練る。

 

ハゼがエサだけをくわえるから落ちる→何で?→エサが長いから端っこだけをくわえてる→ハリ掛かりさせるにはエサを短くすればいい

 

 

という訳でベビーホタテをハサミで半分に切ってみた。

 

これは今までやったことない妙案だ

 

 

エサがこじんまりしてアピールが弱くなるけど、ハゼのいる所にピンポイントに落とせば必ず喰うはずだ!

 

 

という訳でやってみたらしっかりとハリ掛かりした。

 

ここから一気にペースアップする。

 

 

いままでは時速20匹くらいだったけれど、ここからは40匹以上になった。

 

 

 

隣の釣り人は「今日はアタリがないね〜」とか「小さいのばかりだよ」とか言っていたがそうでもない。

 

シーズン序盤だからという訳でもないが、今日はハゼが釣れるポイントが限られる。

 

しっかりとピンポイントでヒットポイントを見つけないと赤ちゃんサイズがエサを突くだけになる。

 

しかもヒットポイントを見つけたとしても、赤ちゃんサイズをかいくぐってアワセを入れないと唐揚げ以上サイズがあがってこない。

 

 

本日のワンポイント

 

どういう時にアワセを入れるのか?(ミャク釣りが前提の話で、ウキ釣りの場合は違うかもです)

 

小さなサイズのハゼが多い時に有効なのですが、小さなアタリで鬼アワセしても赤ちゃんハゼが掛かるか、ハリ掛かりしないかのどちらかです。

 

そんな時は水面に出ている部分の道糸をよく観察します。

 

小さいハゼがエサを突いたときのコツ!コツ!は手に振動が来るのですが、道糸はその場から動きません。

 

型の良いハゼがエサをくわえながら移動すると、道糸がスス〜って動くんです。

 

その時にアワセを入れると良型ハゼがハリ掛かりします。

 

出来れば道糸が動いたのと反対方向にアワセを入れると、かなりの確率でハリ掛かりします。

 

だもんで、コツコツアタリは見逃して、道糸が動くまでじっと我慢してください。

 

ただし、ホタテエサは取られることが多いので、アタらなくなったな〜っと思ったら一度竿を上げて確認してください。

 

 

 

 

シーズンしょっぱなからかなり気をつかう釣りを余儀なくされたが、きちんとやることをやれば釣れるのだ。

 

 

ただし「今日はダボハゼが多いね〜」は疑う余地なく同意した。

 

多摩川でのテナガエビ時にも痛感したが、今年はダボハゼがとにかく濃いです!

 

ハゼ釣り時には、ハリを多めに持参することを強くお勧めします。

 

 

事件その2 カレイが釣れたよ

 

小さなアタリでアワセを入れたら、いつになく竿が重く、あげると白っぽいものがくっついていた。

 

ゴミかと思ったら、ピラピラ動いていたのでよく見るとカレイだった!

 

今までここで何千匹とハゼを釣ってきたが、カレイが釣れたのは初めてだ。

 

「大きくなれよ!」と即リリースした

 

 

 

まだまだ型は小さいけれど、3時間でマハゼが112匹と予想よりも釣れた。

 

この調子ならあと2週間後くらいが最高に釣れるかもしれない。

 

いや、それは来週かも・・・

 

 

ハゼのハイシーズンは9月ごろと言われているけど、オッサンの個人的な意見を言わせていただくと、ハゼの数釣りは7月初旬が最高だと思っています。

 

もし、ハゼをたくさん釣りたいなら7月の初めにやってみるといいですよ!

 

ハゼ”釣り”を上達したいなら、もっとハゼが落ち着いてからの方が技術を磨くにはよろしいかと思います。

 

釣れる=楽しいとは限らないもんで・・・

 

最大級でもこれくらいかな

 

束(100匹)以上はいるんだけれど小振りだからビクの中がスカスカだ

 

 

 

帰り際に「夕やけなぎさ」に寄ってみたけど釣り人はまばらだった。

 

ちょっとだけ釣ってみたらすぐに3匹釣れた。

 

型もはぜつき磯と変わらないから、夕やけなぎさも面白いかもしれませんね。

 

まだ人気のない「夕やけなぎさ」。今年はこっちも攻めてみるかな!

 

 

 

2016年も楽しいハゼ釣りができる予感!

 

 

 

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