2016年15回めのハゼ釣り(大井ふ頭中央海浜公園 はぜつき磯)

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ハゼ釣りは今日も快釣!ではなかった・・・

2016年9月4日。2016年15回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯)
天気:曇り時々雨
釣行時間:6時30分〜9時30分くらい(満潮:6:47〜干潮:12:51 中潮)
釣果:マハゼ119匹(7cm〜13cm 10cmくらいのサイズが多し) 【今シーズン総釣果:1,709匹】


竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:ナス1号 エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



本日は、例の手の掛かる身内達と江戸川放水路へハゼ釣り遠征の予定だったのですが、予報によると雨降り。


高いお金を払って手漕ぎボートに乗った挙句、雨降り撤退も惨めなので遠征は中止し、いつもの現場に行ってきました。


ちなみに2015年に江戸川ハゼ釣り遠征に行った時の記事はこちら



空は雨がいつ降り出すかわからない状態だが、雨天のハゼ釣りは釣れると自分に言い聞かせて愛車(チャリ)を飛ばす。



現場の大井ふ頭中央海浜公園のはぜつき磯には、予想していたよりもハゼ釣り人が多く、ちょっとビックリした。

天気が悪いからハゼ釣り人が少ないかと思っていたら・・・


久しぶりに常連のN氏がいたので釣果を聞いてみると「さっぱり・・・」とローレスポンス。


ちょうどその時、結構な勢いで雨が降ってきてN氏に「オッサンが来た途端に雨が降ってきた!」と雨男扱いを受ける。



オッサンはどちらかと言うと晴れ男の方だと思うんだけどなぁ〜



全然関係ないけれど”晴れ男”の英語表現はなくて、仮に英語で表現するなら、
man who causes the weather to become sunny when he gets out
ということになるらしい。


ちなみに”雨男”は”Rain man”と分かりやすい日本語英語そのまんまだが、ネガティブ表現が豊富な英語にはこういう単語はちゃっかり存在したりする。




到着した時がほとんど満潮時だったのでかなり潮が上がってきていた。

これだけ潮があがってくるのも珍しい



はぜつき磯は手前の方に大きな岩がゴロゴロしているので、潮がここまであがってくるとハゼ釣りするための立ち位置がなくて困る。


しかもその石どもが人が乗っても動かないなら安心なんだが、水没している石は浮力も手伝って乗ると動くもんだから危なっかしい。



怖い思いしながら、なんとか立てそうなポジションを見つけて第一投。


何度か誘いを入れてみるがアタリ無し!



第二投めにいきなり根掛かりしてオモリが無くなった。
「何じゃそりゃ〜!」と台詞は優作風だが顔はジム・キャリーみたいになる。


今日はアタリ感度重視の仕掛けで、PEラインを使わないナイロンオンリーなのでロストすると仕掛けを全部作り直すことになる。



「まだ一匹も釣っていないどころか、一回もアタリが無いのにこの始末・・・」と憤りながら、渋々陸に戻って仕掛けを作り直す。



数分後、再び投入するとやっとハゼがあがってきた。

ちょうどよい食べきりサイズ


N氏の言ったとおり、先週に引き続き今日もアタリが遠く渋すぎるハゼ釣りとなる。



手当たり次第投げてハゼの居場所を探るがさっぱりアタリがない。


潮が上がっているので、いま仕掛けを入れている場所は大きな岩の隙間なんだけれど、深さは1m以上もあって底が全く見えない。


ハゼが好むのは適度な空間のある隙間だから、今攻めている隙間では狭すぎてハゼが居付いていないようだ。


このポイントでやっと4匹あげたところで、本日2度めの根掛かり&仕掛けロスト。

水深はあるのでこのサイズもあがっては来るのだが・・・


釣り始めてからわずか20分で仕掛けを2度も作り直すとは・・・




ここでオッサンのスーパーコンピューターにターボをかける。


  • 今はちょうど満潮時なので潮があまり効いてない。
  • 今のこの状態では攻めるべきポイントが少ない。
  • このままやっても根掛かり多発で心が折れるだけ。


となれば移動だ!!

決断は早めが吉

できれば以前オッサンの指定席となっていたポイントに行きたかったが、残念ながら他の釣り師がいたのでもう少し砂浜寄りに居を構える。

潮が上がってるのでここがが砂浜なんて分からない


巨石の上に陣取って適度な隙間を探す。


こちらは水深が浅いので底がよく見える。


良さそうな石の隙間にエサを落とすと、周りの隙間中からハゼが顔を出してきてエサのベビーホタテに喰い付いてくる。


「そう!そう!コレなんだよ!」とここからハゼ釣り祭りが始まる。

時おり子ハゼも混ざるが10cmオーバーも多い


こんな小さな隙間のどこにこれだけのハゼが潜んでるんだよ?と思うくらいハゼがエサに群がってくる。


一ケ所の隙間で10匹前後は釣れる。



気持ちよく入れ食いとなるが腕時計からアラームが鳴る。


「あ、そうだ!タイムアタック中だったんだ」と思い出す。


一時間で37匹だったが、初めの激渋&2度の仕掛け制作を含んでいるので”よくここまで挽回したものだ”と自分をほめた。

37匹以上いる気がするが・・・カウンターをよく押し忘れるからな〜




その後も周りじゅうの隙間を攻め続ける。


下げ潮になり、潮が効いているのもハゼの活性が良くなっているのだろう、良い隙間に当たればヒョイヒョイとハゼがあがってくる。



ひとつの隙間では大きいサイズのハゼからあがってくるので、ハゼが小さくなったら次の隙間へといった塩梅で進めてゆく。



ここで一束(100匹)を超えたところで状況が変わってきた。


潮が引くにつれて調度よい石の隙間がなくなってきたのだ。



元々、ここらへんは砂浜ベースなので砂浜が露出し始め、良型サイズが居つく場所がなくなってきている。


試しに砂礫にエサを落としてみるが、子ハゼが突っついてくるだけだ。



というわけで再び移動を決断。

状況を見て戻るもヨシ!

やってきたのは赤いオブジェ”遠くがみたい”正面。


ど〜してもこのポイントは気になる。


やはり良型サイズを狙うとなると、ここに来てしまう。


潮が引いているのでハゼポイントも狙いやすくなっている。



エサも僅かになっているので、無くなるまでやってみようと思います。


潮が引いているとは言っても水深は1m弱と結構あって、あがってくるサイズは12cmクラス。

さすがにこのポイントは良型揃いだ


ハリ掛かりするとズシーンと重さが伝わってきて、横走りすると竿がヒュンヒュン鳴って楽しい!


約3時間の釣行で119匹と初めの泣きそうな状態から復活したオッサンなのでした。

ハゼが成長しているのでこれくらいでもビクが重いこと




さすがに15cmクラスは来なかったけれど、全体的にハゼが成長しているので楽しい釣りとなりました。



もうこの時期になってくると、どこでも投げれば釣れるというわけでもないし、日によって釣れる釣れないの差が大きくなってきます。


その場、その時の状況を判断して、的確な行動が要求されるようになってきています。



『ハゼ釣りもテクニカルになりつつある季節なんだなぁ〜  みつを』

WARNING!

釣り場に腐るほどうごめいているフナムシ。


オッサンはゴキブリに恐怖を覚えるので、最初の頃はフナムシを見ると脊髄液が逆流していたんだけれど、今では何とも思わなくなった。


人間の慣れというのは恐ろしい。



そして、この慣れた時が一番危ない。



今日、立ち込んで岩に寄りかかりながら釣りをしていたら短パンのモモあたりに違和感がある、というかいる。


短パンの上から手ではたいたら”チクッ!”と痛みが走った。



最初はハチが入り込んで刺されたと思ったくらいの結構な痛みだったのだ。


短パンから出てきたのはフナムシ。



フナムシって人間を攻撃してくるなんて思っていなかったから、何とも思っていなかったけれどコイツは噛んでくるんだ!


サイズ的には胴の部分が3cmくらいの奴だったんだけれど、このサイズであの痛みなのか!?


だとしたらもっと巨大な奴に噛まれたら出血するよマジで。



今日のように岩と接してなく、完全に海に立ち込んでいてもフナムシがはい上がってくることも何度かあります。


フナムシは短時間なら水中でも生きられるし、泳ぐこともできるのでかなりの厄介者です。


釣りをする方は油断せずに注意してくださいね。



毒はないんだろうけれど、不気味だったので帰宅して直ぐに噛まれたところにキンカン塗っておきました。



いざとなったらこんなフナムシも食べるのかも知れないが、強い苦味と腐敗臭がしてかなり不味いらしい。


まぁ、どう見ても美味しそうには見えないのでチャレンジした人を称えるが、ソレを食べる羽目にならないよう祈るばかりだ。




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