2020年8月14日。2020年夏シーズン10回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:東京都下水道局東糀谷ポンプ所裏天気:晴れ釣行時間:6時00分くらい(潮位:78cmほぼ干潮)〜10時00分くらい(潮位:92cm上げ3分)長潮釣果:マハゼ39匹(9cm〜11cm)
竿:3.0mのち2.1m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
何ですかね〜…
相変わらずハゼが釣れなくて、どうしたものやら…
本日もハゼ釣りに行って来たのですが、やはりというか劇的なドラマは起きないもんですな!
本日も昨日に引き続き【東糀谷ポンプ所裏】の釣り場。
ココって何か名前は付いてないのかな?
この並びにあるハゼ釣り場の【森ヶ崎海岸公園】は、日本一大きな下水処理場の「森ヶ崎水再生センター」から処理された水の排水口を親水公園として整備されたものらしい。
だもんで、この東糀谷ポンプ所も同じような施設だろうから、この釣り場にも名前を付けてあげればいいのにとも思う。
そもそも何だ?「ポンプ所」って?
ポンプという響きが昭和の響きなんだけど…
調べてみるとどうやらポンプ所というのは、生活排水や道路などに降った雨水などを、いったん集め濾過して下水処理場に送ったり海に流したりする施設らしい。
まぁ、プチ下水処理場というか最終処理の前段階の役割なんだろうて。
ここからすぐ近所の森ヶ崎水再生センターへ送水してるんだろうけど、かなり大量の水をスゴイ勢いで送ってるんだろうな〜
まぁ、そのうち名前を見つける機会があるかもしれないし、そもそも本当に名前なんて無いのかもしれないし。
そもそも、もうココには来ないカモしれないし…
本日も早朝から行動開始。
昨日は単独釣行だったけど、本日はいつものH2氏も同行である。
H2氏も昨今のハゼ不発の現状に悶々としていて、どこかでハゼが釣れたと聞けば、速攻赴いて実釣するバリバリの行動派である。
愛車を漕ぎながら朝は気持ちいいな〜っと思うが、今日も悲しいくらいのピーカンで、すぐに灼熱地獄が襲ってくるだろう事を覚悟する。
現場に到着すると既に二人のハゼ釣り人がいるが、確かこのお二人は昨日も同じポイントでハゼ釣りしてた気がする。
今日もやってきた名無しのハゼ釣り場
あちら側には昨日と同様のハゼ釣り人が、おんなじ場所で…
この釣り場唯一の日陰。我慢できなくなったらココに避難
今日は一番森ヶ崎方面からのスタート。
この釣り場はコッチの方が水深が深くなってるようだし、水がキレイだから爽やかにハゼ釣りが出来る。
こちらのほうが気持ち良いハゼ釣りが出来る
ちょうど今現在は干潮の始まりで、本日は干潮時間にどっぷり当たっているため厳しい釣りを覚悟する。
干潮時間の始まり〜
今日は迷わず3mの竿から始める。
長めの竿で水深のある沖狙いなんだけど、竿が長いとアタリが取りにくいし、操作もしづらいのはしょうがないところか…
迷わず3mの竿でスタート
エサはボイルベビーホタテ(昨年からの冷凍もの)。
昨日はアオイソメのエサで使いづらかったから今日はホタテでバッチリだ!釣れればね…
今日はホタテで爆釣じゃ!(の予定)
ハゼ釣りスタート!っと小鼻を膨らめせながら意気込んでみたものの、すぐに萎える。
釣れない。
アタリない。
どこへ落としても生命反応がない。
オッサンの一日は早朝6時過ぎに既に終わりを告げたようだ…
ハゼ釣り開始から30分ほど経った頃だろうか、ハゼと同様に機能停止していたオッサンを小さな竿の振動が目覚めさせる。
この釣り場の手前のゴロタ石には小さなダボハゼがワンサといるんだけど、沖を狙っていればダボは来ない。
そんなダボが突いたの?というくらいの僅かなアタリ。
コレがハゼ釣りに集中していれば即アワセを入れられたんだろうけど、なにぶん死んでたもんで、そのアワセに対応できなかった。
セカンドチャンスはあるのか?
動かさないで次のアタリを待つが、残念ながらアタックして来なかった。
一度上げてエサを新しく付け替え、同じスポットに投入するとすぐに喰ってきた!
やっと上がった本日の一匹目は10cmに満たないハゼ。
やっと来たけど小さいな…
しかし、その後が続かず。
我慢できなくなり、昨日調子の良かったポイントに移動する。
「コッチも大したこと無いんだろうな…」全く期待しないで釣り始めると、ポツリポツリと上がって来る。
お!反応あるじゃん!!と少々上げ気味になるが、上がってくるハゼが10cm程度ばかり。
唯一のよりどころだったサイズすらも裏切られ、再び気分がダウン…
そのまま何のドラマもなく1時間が終了し、14匹とトホホなオッサン。
型も数も上がらないじゃん
最初のポイントに戻りH2氏に釣果を聞いてみると、やはり…
ダメ元で移動する?と話していた時だった。
「アレ〜?」の声で振り向くと知ってる人物だった。
この方は大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場でたびたび見かけた釣り師。
マゴチ釣りの活き餌にするためにハゼ釣りをしてる人物。
何度かオッサンが釣ったハゼを差し上げた事もある。
まさかこんな所でお会いするとは思ってもみなんだ。
今日はハゼ釣りをするわけでもなく、ハゼ釣りの様子を見に来ただけらしい。
聞けば今年のハゼは全滅で、横浜方面も全然ダメということだった。
マゴチは釣れてるのにエサのハゼが釣れないから困っていたそうな。
ハゼを船宿などで購入すると50〜70円/匹くらいするらしく、結構な痛手となるので自己調達したいのだが今年は手に入らないらしい。
なんでも今からハゼを買いに行くつもりだったらしく、エアーポンプ付きのクーラーボックスを持参していた。
こんな時にオッサンに出会って地獄に仏気分だったかもしれんが、残念ながらオッサンも釣れてないんですな〜コレが!?
それでもオッサンが釣り上げたハゼを差し上げるととびっきりの笑顔だったので、オッサンも嬉しくなった。
会話をしながらハゼが釣れる度にその御方のクーラーボックスに投入してたんだけど、話が長くて…
多分一匹でも多くハゼをゲットするためにオッサンが釣り上げるのを待ってたんだと思う。
まぁ、釣れなくて申し訳ないですが、釣れないもんは釣れないので勘弁してください。
御方が帰った後よくよく考えてみると、ただの偶然という訳でもないだろうと訝しむ。
昨日のブログでここで釣ってます!情報を見て「もしかしたら今日もいるかもしんまい!」との読みがあったのではないだろうか?
その読みが見事的中というか、そんな企みに見事にハマったオッサンも如何なもんか?とも思うが、少しでも人様の役に立ったならヨシとしましょうかね。
一匹50円…
今までどれくらいの金額分ハゼを釣り上げたんだろう…
でも金で換算するときっと釣れなくなるんだろうな〜
霊能力者が金に走ると力が無くなるのと同様に、釣りも金が絡むとダメになるんだと思う。
でも1万匹釣ったとしても50万円!!
フッ、悪くない商売だな…
相変わらず釣れないハゼ釣り。
でもハゼはきっといるハズ。
昨日のハゼの確認作業でも分かるように、ハゼはエサの近くまで来てるんだけど警戒して喰い付かないだけ。
それをどうやって喰わせるかが腕の見せどころであるのだ!
ハゼは絶対エサの目の前まで来てるんだぁ〜!!っと思わなくちゃ、こんな釣れないハゼ釣りなんぞやってられん!!
ハゼはいる!を合言葉に釣りを続けるオッサン。
時おりH2氏と情報交換をするんだけど、沖よりも手前の方にハゼがいるらしいとの意見で一致した。
すぐに竿を2.1mにチェンジ。
チェンジっていっても、オッサンの場合は竿を組み直さなくちゃならないからひと苦労。
竿をバラして組み直し、2.1mの竿が完成。
んで面倒臭いことに2.1mの仕掛けも作らなくちゃならない。
こんなクソ暑い中、なんでこんな事やらなあかん?と自分に憤るが、それはセコいオマエが悪いというオーディエンスの声が聞こえてくるようです。
さすがに使い慣れた2.1mの竿は敏感にアタリを捉える。
かすかなアタリからアワセるとすぐに上がってきた!
ダボが!!
いらんわ〜!
短い竿でゴロタ石と平場の境目を狙ってるもんだから、どうしてもダボハゼを拾ってしまう。
でもハゼも釣れてくるからソレはソレでしょうがない。
おひさまはグングン上昇し、気温も殺人的に高くなる。
あまりに暑すぎるので護岸に座り込み、足を水に浸けながらの釣りスタイルとなる。
気持ちエエ〜!
少しづつ潮も上がってきてるんだけど状況は改善せず、ついにギブアップ。
酷暑の中、4時間も粘ったけど39匹ともはや苦行を通り越して、即身仏のために入定する悟りの境地である。
マゴチの人にあげちゃった後だから実際より少ない
いや〜、厳しいですね。
どこへ行ってもハゼがいないという話ばかりですが、きっとどこかにいるはずです。
そして、良い思ひをしている釣り人もいるはずです。
しかし往々にして、良い情報は出回らないのが世の常でして…
大衆は搾取されるのみで、それは釣りとて同じこと。
酷暑釣行で生きて帰還できただけでも儲けもん!と思うことにしましょう。
しかし、39匹×50円=1,950円ナリ!
チャリ〜ん!!