2020年33回めのハゼ釣りはハングオーバー

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2020年33回めのハゼの穴釣りはハングオーバーにて

2020年12月27日。
2020年33回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:「秘密の花園」(KL-@)
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:8時30分(潮位:110cmほぼ干潮)〜13時00分くらい(潮位:157cm上げ6分)中潮
釣果:マハゼ9匹(17〜20cm)


竿:合体竿「清滝名人」1.5m  
道糸:フロロ1.5号 ハリス:フロロ1号 
ハリ:袖スレ4号 
オモリ:中通しおもり(極細穴)0.8号 
エサ:アオイソメ
ハリス3cmの中通し遊動仕掛け



新型コロナが猛威を振るっている現在、例年なら忘年会シーズン真っ盛りだが自粛号令のもと、中止が相次いでいる。


その判断を残念と感じる人、ホッと胸をなでおろす人、それぞれだろう。


そんな号令の中、オッサン御一行様は不謹慎な宴を決行!


メンバーはオッサン1号〜4号の計4名。


一応、人数的にはギリギリセーフなんだけど、この中で誰がババを持っているのか?


もしかしたらババも一枚ではないのかも知れないと疑心暗鬼になる。


なんせこのウィルスは感染しても無症状もあり得るから、ババ抜きというよりもジジ抜きの様相である。



珠玉ネタを各自が持ち寄り、積もり積もった話もあるもんだから宴は長時間に及んだ。


お店もほぼ貸切状態を良いことに、飲んで騒いでぶっ壊れた2020年の暮れ。


宴も散会し、フラフラと自宅に向かいながら「明日のハゼ釣りはどうしよう…まぁ明日は明日の風が吹く!」と日活の「嵐を呼ぶ男(by石原裕次郎)」ばりに昭和な総天然色男を決め込むオッサン。



んで朝、目が覚めると案の定二日酔いである。


もう今日はゆっくりモサ〜っとしてよう!と二度寝の体勢に入るが、昨日アオイソメ買っちゃったんだよなぁ〜…っと気持ちがザワザワ落ち着かない。


でもイソメは来週まで冷蔵庫保管でなんとかなるだろう…


しかし、もしかしたら今日は爆釣じゃね?…


いや、もう時期的に釣れないし、クリスマスの夜も働いてたんだからゆっくりしてよう…


いやしかし…


くすぶりながら布団の中で葛藤する。


しかし意を決して布団から起き出すオッサン。


決め手は「最近仲良くなり始めた野良ぬこに会いに行こう!」というトホホな言い訳だった。



いつもは自転車を漕ぎながら寒さで泣きそうになっているが、二日酔いなもんで逆に寒風が心地よい。


フラフラになりながら現場に到着すると、昨日もいたN氏が既に釣り糸を垂れていた。


他の常連たちもやっている。


そりゃそうだ!


今日はいつもよりも1時間ほど遅い時間だ。


完全にオッサンは出遅れている。


サツを済ませ釣果を聞いてみるが「……。」


どうやら愚問だったらしい。


他の常連たちも一様に釣れてないらしく、厳しいハゼ釣りになりそうだ。


今日のオッサンはハゼ釣りなんぞど〜でもよくて、野良ぬこに会えさえすればそれで良い。


ふと見ると既にぬこは近くでスタンバっていて、しばらく戯れる。


本日の目的は達成したが、しょうがないのでついでにハゼ釣りもやっていくことにする。




干潮時間なので潮はパッタリ動いてない。


まぁ、オッサンは潮はあまり考えないことにしている。


常連には異常に潮を気にする輩もいるが、そんなのに限って「何でこんな時に釣りしとるんじゃ?」と聞きたくなる状況でやってたりする。


潮は関係ない!とは言わんが、暇だからこんな場所で釣りしてるんだろうから、ツベコベ言わずにやればいいじゃん!

潮はピクリとも動いてない


竿は昨日に引き続き、合体竿の「清滝名人」

「小魚名人」改め「清滝名人」


竿先の2ブランクが硬々調の「清滝」を使っていて、大型の穴ハゼの引きと重量感に負けない竿に仕上がってございます。


んで今日もエサはイソメを短く付けちゃうぞ作戦。


ハリ掛かり重視なんだけど、ちゃんと誘えばしっかりアタってくるので、こんなに短くても問題はない。

コレくらいの短さでもちゃんとアタってくるよ!


準備ができたので早速穴釣り開始!

移動の決断は早めが吉

ではいつもの実績穴から…っと思ってたら、既にこのポイントの主(ぬし)のH氏が陣取っていた。


ハゼの穴釣りってなかなかすぐには釣れないから、早い時間帯に釣り上げて気持ちに余裕を持ちたいから、最初は実績穴から始めることが多い。


しかし先手を取られてしまったので、違うポイントから始めることにする。


適当な穴に落とすが、いきなりの根掛りで仕掛けロスト!マジか!?


一投目からかよ…


ブツクサ垂れながら仕掛けを作り直して再開。


干潮ということもあり、深さのある穴がなかなか見つからない。


いつもならそこそこの確率で見つかるんだけど、今日はどこに落としてもダメだ…


やはり酔っ払ってるからか、勘が冴えないし視野も狭くなる。


脳みそはズルんズルんで身体はポワンポワンだ。


おまけに足場が悪いもんだから何度も海に落っこちそうになる。


こんな時期に海にダイビングしたら死ぬよ!マジで!


かろうじて寒中水泳はまぬがれるが、いつ飛び込んでもおかしくない状況だ。



ハゼ釣りとは全然関係ないが、昔は「女だらけの寒中水泳大会」なるテレビ番組があった。


タイトル通りのお色気番組で、ビキニのグラビアアイドルが水中騎馬戦とか駆けっことかブルンブルン競技するのをひたすらに凝視する煩悩の塊みたいな番組。


司会のおりも政夫で〜す!だか、サービスショットはアイドルの中に仕込まれたアダルト系女優の事故を装った作為的なポロリ…


視聴者もコレを期待してステイチュ〜ン!してるから、作り手もそこら辺はぬかりがない。


現代ではとても放送できない内容だが、昔はこんな番組がゴールデンタイムに垂れ流されていたのだ。


良い時代だったな〜!




んでハゼ釣りである。


やっとアタリが来るが。そのアタリ方が違和感満載だった。


ハリ掛かりはしてるんだけどなかなか抜き上げられないその正体は、何となく予想がついていた。

やっぱりギンポだった


一度噛まれてからギンポ恐怖症になったオッサンは、おっかなびっくりで針を外しリリース。


んで再び穴が見つからない。


やっとの思いで見つけた良穴でアタリあり!


これは絶対にハゼのアタリと確信したんだけど、なかなかハリ掛かりしない手強い相手。


cm単位でエサを動かしながら、三度目の正直でやっと掛かった!


掛かったんだけど穴の入り口でハゼがつっかかって出てこない。


確かにこの穴は入り口がとても小さいんだけど、そんなにデカイのか!?


ハゼが穴に入ってるということは、ココから侵入したんだろうから物理的には出て来れると思うんだけど…


こういう時は無理に引っ張ってもダメなので、一度道糸を緩めてハゼが体勢を変えるのを待つ。


しばらくすると動いたので再び抜き上げるとズルン!っと穴から出てきた。


さぞかし大型を期待したんだけど、その正体は良型のウロハゼだった。

コレじゃ〜頭がつっかえるわけだ!


ギンポとウロハゼしか釣れなくて焦るオッサン。


オッサンは今までハゼ釣りでボウズを喰らったことは無いが、いよいよ本日やっちゃうのか?と覚悟した。


ヤバい!ヤバい!と良穴を探すんだけど、こういう時に限って見つからない。


その原因は間違いなく酒で、やはり体調が思わしくない時は釣りはやらない方がいいな。


しかしいつも釣りで一緒している仲間のH2氏は「昨日は夜中の3時まで飲んじゃったよ!」ってよく言ってる。


今日も同じセリフを吐いてた。


夜中の3時ってさっきじゃん!


よく起きられるし、よく釣りなんか出来るな〜


このH2氏は歳の割にはかなりのタフガイである。


片やガッツゼロのオッサンは、二日酔いにやり込められてヘロヘロだ。



コチラのポイントが釣れないのでH2氏は移動したが、オッサンは動くのが面倒臭かったのでこのままステイ。


何とか釣れないもんかと粘るが、相変わらず穴が見つからない。


すごく浅い穴で一匹上げるが本当にそれだけだった。

ボウズ逃れでひと安心だが…


もうダメだ!移動しよう!!


あまりの静寂に耐え切れなくなり、移動を決断する。



移動先は以前やった時に感触が良くて、いつかしっかり攻めたいと思っていたポイント。


すぐに良穴がいくつも見つかり、当然ハゼのアタリも頻繁にある。


んがしかし、前もそうだったんだけどコッチのハゼはなかなかハリ掛かりしない。


喰っては来るんだけどバクッ!っと来ないんだよな〜


だもんで、オッサンの付けるイソメがますます短くなる。


既にエサに反応してるから、たとえイソメが短くてもチャンと喰ってくる。


早めの勝負でハリ掛かりさせる作戦。


その作戦が功を奏してチョロチョロとハゼが上がってくる。



酒も抜けてきたところで調子良くなってきたが、時すでに遅し!


エサ切れにて終了。


4時間30分ほどで9匹とボウズ危機から考えれば数は揃った。

まぁ、これだけ釣れればまずまず


最大サイズは20cmちょうど


惜しむらくはもっと早めにポイント移動を決断していれば、もっと釣果は良かったはずです。


移動が頭をよぎった時は躊躇なく実行するべきですね〜


しかし、それ以前に釣りする時は体調を整えてくるべき。


このポイントに限らず、釣り場は岩場とか防波堤とか油断すると危険な場所が多い。


事故でも起きれば自己責任は当然として、周りにも迷惑がかかる。


たとえ近所でのハゼ釣りでもそれは同じこと。


ちょっぴり反省したオッサンなのでした。




っという訳で2020年のハゼ釣りも本日で終了です。


軽く回想すると、夏ハゼ釣りは散々でした。


いつもの水に立ち込んでのハゼ釣りはてんでダメで、長竿を使って深場での釣りを余儀なくされました。


まぁ、これはこれで新たな発見が多々あったので楽しかったけど、やはり夏の風物詩は水に浸かってのハゼ釣りだしな〜


翻って、穴釣りは異常と言えるくらいの爆釣年。


開始時期も9月からはもう釣れていて、数も型も良くて、逆に心配になるほどでした。


たぶん今年ほどじゃないにしろ、来年もそこそこ楽しめる気はしてます。


夏ハゼは凶釣が二年続いているから来年は期待してるんだけど、どうなるやら…


まぁ、ハゼ釣り場の大井ふ頭中央海浜公園のBBQはコロナの影響で禁止になった。


公園内も静かで投棄ゴミが明らかに激減したから、来年以降もBBQは無しでいいよ!




2020年はいろいろあった年だったけど、2021年は穏やかな年であって欲しいと願うばかりです。


でも来年こそが人類が試される年であるのかも知れないな…


来年の年末には、みんなが良い年だったと実感できる年にしたいですね〜


それには個人個人の良識とモラルが大切ですね!


良識どころかモラルすら持ち合わせてないオッサンが言うのもなんだけどサ!



とりあえずは今年もありがとうございました。


こんなトホホなブログを眺めていただいて恐縮するとともに、あなた様の貴重なお時間を割いてしまった事に心が痛みます。


というわけで、みなさん良いお年を!




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