2020年21回めのハゼ釣りは早期撤収!

2020年21回めのハゼの穴釣りは早々に撤収

2020年10月25日。2020年21回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園」(KR-@〜KL-B)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時00分(潮位:75cmほぼ干潮)〜9時00分くらい(潮位:101cm上げ4分)小潮釣果:マハゼ9匹(14〜17cm)

 

竿:OGK(大阪釣具)「小魚名人」1.5m道糸:ナイロン1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:はぜバリ7号オモリ:丸形1号エサ:アオイソメ&ボイルベビーホタテハリス3cmの中通し遊動仕掛け

 

 

 

早いもので2020年10月もいよいよ最終週。

 

自分が歳をとる度に死へのカウントダウンは進んでるんだろうけど、残念なのはそのカウントが一定ではなく加速していくという現実。

 

 

思い返すと、人生の折り返し地点は20歳くらいだったような気がする。

 

ハタチくらいまでは身体の成長も著しく、目まぐるしく自分の環境が変わっていったから濃厚な人生だった記憶がある。

 

しかしそれ以降はいろいろあったんだろうけど、なんか根本的に自分が変わってない印象。

 

もちろん変わってないハズはなくて身体は衰えてるんだけど、モノゴトに対する感覚が一定な気がしてる。

 

目に映るもの全てに対しての新鮮味が無くなってるというか、な〜んも感じなくなっているというか、早い話が興味が無くなってるという感じ。

 

コレじゃ〜いけないんだけど、子どもの時に持っていたであろうワクワク感が錆びついてしまっているのだ。

 

問題なのはこのワクワク感。

 

 

ドキドキ感は今でもある。

 

それは緊張から来ていたり、怖気づいてたり、興奮であったり、時には動悸・息切れという単に「救心錠剤ください!」的なものだったりはある。

 

しかしワクワクという現象は久しく体感してない。

 

その先にある得体の知れない体験に、期待と希望と夢をごった煮にしたような弾む気持ち。

 

そこにはネガティブな感情は微塵もなく、ウキウキ・ルンルンでハッピーな結末以外は考えられない有頂天な心地。

 

そんなワクワクを一体どこへ忘れてきてしまったんだろう?

 

もう一生ワクワクには出会えないんだろうか…

 

こんなネガティブな余生をイマジンしていると動悸息切れが始まり、また今日も救心錠剤を一気飲みするオッサン。

 

加速する余生もそう長くはないな…

 

 

 

毎回毎回しょうもない書き出しで申し訳ないのですが、なかなか文章の書き出しというのは難しいものですよ。

 

ある本には「書き出しで読者の心を鷲掴みにしなさい!」なんて無責任に書いてあったが、それが出来れば誰も苦労しないんじゃ〜!

 

そもそもこんなブログにマトモな読者なんていないんだろうから、ワシヅカミなんて必要もない。

 

こんなのを読んでるあなたも「また始まったよ…しょ〜がねぇなコイツ!」程度でしか読んでないだろうて…

 

 

申し訳ないです。

 

さっき飲み込んだ救心が効いてないようで、まだ息切れが治まってないので食って掛かってしまいました。

アタリはあるんだけど…

そんな老い先短いオッサンは、今日もなんのワクワクもドキドキもなくハゼの穴釣りへ出発。

 

穴釣りと言えば例年は11月からが本番なのですが、今年はサイズはともかく数は釣れているので、10月からせっせと通ってます。

 

本日のハゼの穴釣りは短期決戦での勝負。

 

っというのも、ここ最近はオッサンの仕事が忙しく疲労困憊で、万が一オッサンがグロッキーになったら誰も代わりがいない。

 

さらにもうちょっとだけ激務が続くので、体力温存しなければならない。

 

大企業ならいくらでも代わりの人材は居るんだろうけど、零細企業は”出来る人”の代わりは居ないのである。

 

まぁ、ダメな奴はいっぱいいるんだけどサ!

 

別にオッサンも大したことないが、それ以上に使えない奴が居るから今オッサンが潰れるわけにはいかない。

 

本っ当によ〜!いらね〜の処分して使える奴雇ってくんね〜かなぁ!

 

まぁ、一番いらね〜のはトップなんだけどよ〜!

 

って愚痴ってたらまた動悸息切れが!?救心、救心…

 

 

 

現場に到着すると既にここの主(ぬし)と化したH2氏が来ていた。

 

まだ来たばかりだと言ってたが既に2匹釣り上げていて、挨拶を交わしてるともう一匹掛けていたが、そのハゼがキャッチした手からスルリと逃げていった。

 

そう!今の状況はこうなるのだ!

 

いま現在はほぼ干潮なんだけど、ハゼの釣れるアタリ帯は決まっているから20cmくらいの深さでもハゼが上がってくる。

 

潮位がそこそこなら、掛けたハゼを穴から出して水中を泳がせ、疲れさせてから落ち着いてキャッチするんだけど、潮位が低いと一気にハゼを抜き上げることになる。

 

釣り上げたハゼが空中でバタバタやるもんだからキャッチも難しく、キャッチしても活きが良い大漁苑状態。

 

なので針からハゼが外れるリスクが高まる。

現在は干潮。潮位が低いとそれなりのリスクがある

 

H2氏の珍プレイを見届け、オッサンも釣りの準備を始める。

 

エサはアオイソメがメインだけど、前回ご説明したホタテも併用してのダブルアタック作戦!

コレが効くんだコレが!?

 

しかし効能が高いと副作用も強くなるのが世の常。

 

その副作用はまた後ほど…

 

 

そして本日のお試しアイテムはこちら!

ハテ?何でしょう?

 

これは伸縮警棒で最近調子に乗ってるH2氏を成敗する!というのではなく、伸縮式の手旗棒です。

 

穴釣り場で日本国旗を降りながら「がんばれ!池江ぇ〜!!」とやるのではなく、これはNewアイテムの根掛り外しです。

 

穴釣りで頭が痛いのが根掛り問題。

 

狭い岩の間に落とすから根掛りはしょうがないけど、酷い時なんてツ抜け根掛りな事態もあり得るほど心が折れる大問題。

 

常連達は専用の棒を作ってきていて、根掛かると棒を突っ込んでグイグイやって外す。

 

オッサン的には不格好な木の棒じゃなくて、もっとシャレオツ・スマートにやりたいじゃん?

 

じゃん?って馴れ馴れしくすることもないんだけど、長い棒を持ち歩くのも面倒なので今回伸縮タイプで作ってみました。

 

製作方法は気が向いたらここにアップします。って程の作りでもないんだけどサ!

 

根掛り回収アイテムの作り方はこちら

 

 

 

準備完了したので釣り始めますが、潮が低すぎるので前回第2ラウンドで感触の良かったポイントに移動する。

 

コレが地雷とは知らずに…

 

イソメ&ホタテコラボ餌で開始!

さぁ、その実力を見せつけるが良い!

 

と意気込んだもののそう簡単に釣れないのがハゼの穴釣り。

 

頃合いの深さの良い物件になかなか辿りつけない。

 

見つかる時はすぐに見つかるんだけど、見つからない時は全然だ!

 

「お前、毎週来てるんだから覚えろよ!」というご指摘ごもっともですが、潮位が変わるとその光景は一転するから「確かここらへんだったよな…」程度でしか狙えない。

 

とりあえず手あたり次第に落とすが、ダボハゼとカニの猛攻を喰らう。

 

コレがコラボ餌の副作用です。

 

上記の写真でお気づきの方もいると思いますが、穴釣りの割にはイソメが短いと思います。

 

イソメを長くするのが穴釣りの鉄則ですが、当然針に掛かるまで喰わせなければなりません。

 

ハゼがそのまま喰い続けてくれれば問題ないのですが、喰いの浅い時はイソメの先っちょだけを突いてそれ以降喰ってこないこともあります。

 

こういう時は何度やっても同じで、なかなかハリ掛かりしません。

 

その内にハゼも警戒して、もう喰ってこなくなる事態も多々あります。

 

んじゃ〜イソメを短くすればいいじゃん!で短くすると、今度は全く喰ってこなくなるという理不尽さ。

 

それを克服する妙手がコラボ餌。

 

イソメを短くしつつホタテで餌にボリュームをもたせる作戦。

 

ホタテの貝柱は柔らかいからハリ掛かりも良いし、水中で広がるからボリュームアップには適任だ。

 

 

しかし問題がダボとカニも寄せて来ること。

 

ホタテの貝柱が水中で散らばると良いコマセになってハゼが寄ってくるけど、いらないガヤも集まってくる。

 

深さのある穴ならガヤもほとんど居ないけど、浅い穴はガヤの嵐。

 

ガヤが餌に付くとハゼは喰ってこないから、ガヤをいち早く排除しなければならない。

 

人によって違うけど、オッサンは約5秒おきくらいに竿を軽く上下させる。

 

これは誘いを兼ねたガヤとハゼのアタリを見分ける為で、ダボガヤは小さく軽くツンツンやってくるアタリだし、カニガヤは竿が止まるだけのアタリ。

 

ハゼのアタリは重くグングン!だし、例え竿が止まってもス〜っと竿を上げるとグン!と引っ張ってくる。

 

しかし、今日はハゼも一気に喰ってこない。

 

明らかにハゼのアタリなんだけど、喰いが浅いうえにすぐに諦めてしまう。

 

その内に喰ってくるだろうとそのまま粘ってると、ガヤがちょっかいを出してくる始末。

 

 

こんな訳でオッサンは燻っていて、おまけに風も吹いてるもんだから水面が波立ち、穴もハッキリ見えない。

 

「これはやばいな…」

 

開始30分を過ぎても釣れない事態。

 

アタリはあるから希望はあるんだけど、釣れなきゃ意味がない。

 

何とか深い穴を探してやっと第一号が上がってきた!

やっとだよ〜!16cmってところか

 

この後もくすぶり続け、もう一匹上げたところで我慢できなくてポイント移動。

 

追い上げたものの…

H2氏がやっている最初のエリアに戻ってきたオッサン。

 

H2氏に釣果を聞いてみると20匹近く上げていた。

 

オッサン痛恨のポイントミス!!

 

こんな低い潮位だからコッチでは釣りにならんだろうという先入観がいけなかった!

 

 

気分を入れ直して釣りを開始する。

 

確かにかなりの浅場で水深は20cmもないんだけどしっかりとハゼが喰ってくる!

 

それも浅い喰いではなくバクッ!っと来るではないか!?

 

ここからがペースアップなはずなんだけど、コレも浅場の弊害でハゼをハリ掛かりさせると横に逃げるもんだからすぐに根掛りする。

 

これが水深が深いと下に逃げるから抜き上げられるんだけど、横はいかんよ横は!

 

 

しか〜し本日は秘密のアイテムがあるから大丈夫!

 

待望の根掛りにてやっと新アイテムの出番である。

やっと出番じゃ!

 

シャキーン!といっぱいまで伸ばし、先っちょのオッサン特製引っ掛け金具に道糸を通してスルスルと根掛り箇所へ…

 

根掛っている反対やや下方向にクィ!とやるとすぐに根掛りが外れた!

 

お〜!本当に外れるんだぁ!!

ちゃんと使えるじゃん!

 

自分を信用してないから、本当に使えるとは思ってなかったオッサン。

 

まぁ、チンタラやってたからハリ掛かりしてたハゼはいなくなってたけど、仕掛けが回収できて良かった、良かった。

 

今回は3回の根掛り中、2回外れたから一応は使えるらしいし、慣れればもっと成功率が上がるかもしんまい。

 

でもさすがに穴を荒すから、その穴では釣れなくなるけど…

 

根掛るとオモリやら針やらが海中に放置されるゴミとなるから心が痛い。

 

出来る限り根掛りは避けたいので、少しでも根掛りは回収したいものです。

 

 

 

ハッキリ言って今日も釣れるし、釣り続ければ先週に勝るとも劣らない釣果は出ただろう。

 

しかし、オッサンは帰らなければならない。

 

それが企業戦士の宿命である。

 

オッサンが釣らなかった分のハゼは、その次の世代に命のバトンタッチをする事ができるだろう。

 

まぁ、そんな事言うなら釣りしなきゃいいじゃん!ですが、余命幾ばくもないオッサンのささやかな楽しみなので勘弁してください。

 

 

H2氏も本日のノルマは達成したようなので帰るとの事。

 

企業戦士一名と半リタイヤ層の一名は、まだまだ釣れる釣り場を後ろ髪引かれる思ひで後にしたのでした。

 

本日の釣果は2時間で9匹。

最後の30分ほどで一気に釣れた

 

最大サイズは17cmってところ。段々と大きくなってきた

 

敗因は最初のポイント選定。

 

最初から動かないでやっていれば、少なくとも倍の釣果はいってただろうと思います。

 

まぁ結果論だけどサ!

 

 

実はコラボ餌に限らず、イソメだけでもダボとカニがちょっかい出すようになって来てるし、ハゼのサイズも大きくなってきてるのでいよいよ穴釣り本番の季節になってきたと思います。

 

さて、オッサンも20cmオーバー目指して通わなくちゃだわ!

 

 

 

次の記事>>>「2020年22回めのハゼ釣りは釣れ続けるのもどうかな…」へ

スポンサーリンク