ハゼ釣り 釣り 大井ふ頭 東京 2020年

2020年夏シーズン16回めのハゼ釣りはいっそのこと…

2020年夏シーズン16回めのハゼ釣りは「いっそのこと」

2020年9月20日。
2020年夏シーズン16回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】
天気:曇り時々雨
釣行時間:6時30分くらい(潮位:210cmほぼ満潮)〜
10時30分くらい(潮位:120cm下げ6分)中潮
釣果:マハゼ25匹(10cm〜14cm) 

 

竿:3.6m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:ボイルサクラエビのちボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

 

「こんなんなら、いっそのこと全部盗まれればよかったのに…」

 

オッサンはまだ若かりし頃バイクに乗っていた。

 

当時は漫画「バリバリ伝説」が流行っていて、その主人公はまだ高校生の分際で大型バイクを転がしていた。

 

そんな主人公に憧れて16歳で速攻バイクの免許を取得した。

 

 

今でこそ大型バイクが運転できる”大型二輪免許”は教習所を無事卒業すれば実技免除で免許取得可能だが、当時はそんなシステムは無かった。

 

なので運転免許試験場で一発試験を受けなければならなかった。

 

今もそうらしいが当時も一発試験なんて難しくて、一発どころか3発4発はまだ早い方で、合格するにはツ抜け前後の受験が必要と言われるほど萎える難関だった。

 

当時は限定解除と呼ばれ、大型バイクはバイク乗りの憧れのマトで、それを転がしてるだけで鼻高々、胸を張れる偉業だった。

 

当時は750ccのバイクが主流で「ナナハン」と呼ばれ、ナナハンがお通りになると道をお譲りして差し上げたくらいに水戸黄門的な存在。

 

当然ながらオッサンは中免(現在で言う「普通二輪免許」)しか持ってない。

 

ナナハンに憧れてはいたが、そんな金も根性もないもんだから400ccバイクでくすぶっていた。

 

 

ある日、自宅に置いてあったオッサンのバイクがやせ細っていた。

 

いつもカバーを掛けていたんだけど、バイクに被せていたカバーが妙に細い。

 

アレ?っとカバーを外してみると自転車にカバーが掛けてあるだけだった。

 

「俺のバイクが自転車に化けた?俺のバイクはどこいった?どっかに置いてきたっけ?」

 

脳みそが現実に付いていかない。

 

どう考えてもココにあったはずだ。

 

「やられた!盗まれた!!

 

すぐに警察に届けたが、オッサンは呆然と抜け殻になっていた。

 

 

しばらくしてバイクが見つかったと連絡が入った。

 

意外と近所に乗り捨ててあったらしい。

 

微かな希望を抱きつつその現場へおまわりさんと向かったが、やはりその希望は崩れた。

 

そこにあったのは「本当に俺のバイク?」と疑うほどの姿だった。

 

フレーム、エンジン、車輪くらいしか無くてその他の装備が全て外されスカスカな状態、スター・ウォーズのエピソードTに出てくる戦闘員みたく頼りない姿になっていた。

 

そんな戦闘員を力なく押しながら自宅まで持っていったあの無情…

 

「こんなんなら、いっそのこと全部盗まれればよかったのに…」

 

それ以来オッサンはバイクに乗っていない。

 

 

こんな切ないいっそのことも「いっそ」世界では弱い部類だろう。

 

よく映画で「いっそ」な場面を観る。

 

助けを呼んでも叫んでも誰にも届かない地下室。

 

両手を椅子の後ろで縛られ身動きもできない。

 

ナイフを持ったサイコ野郎に両耳を削がれ、手足の爪はペンチで全部抜かれ、前歯は鉄パイプでへし折られた。

 

サイコ野郎、今度は歌いながら楽しむように笑いながらスプーンで目玉をくり抜き始めた。

 

激痛と絶望感が全身を走り思わず絶叫する。

 

「いっそ、殺してくれ〜!!」

 

コレが基本的な「いっそのこと」の用法である。そうはないと思う。

その名は【極軽ハゼ 硬式 360】

いつものように前置きが長い時はハゼが釣れなかった時だ。

 

先週ハゼが1束超えてホッとしたのも束の間、本日は全然だった。

 

”いっそのこと”今日の釣行はなかったことにしようとも思ったが、釣り場で何人もの釣り仲間に会っちゃったもんだから証拠隠滅というわけにもいかんだろうて。

 

 

今朝はちょっと寒かったので、いつもの短パン&サンダルの立ち込みスタイルではなく、水に立ち込まない陸っぱりスタイルでの出撃。

 

それでも寒さが身に沁みるくらいの陽気。

 

「夏ももう終わりだな〜」と現場に向かう。

 

いつもの橋から釣り場を眺めるとやっぱりハゼ釣り人は少ない。

連休とはいえ、釣れなきゃ釣りに来ないわな〜

 

しかし【夕やけなぎさ】にはそこそこのハゼ釣り人がいた。

連休くらいどっか行けばいいのに…

 

本日の現場【しおじ磯】に到着するが、こちらもあまり人がいない。

人気ないんだよな〜ココ

 

既に釣り仲間のH氏がいたのでサツがてら釣果を聞いてみるが「全然ダメ」らしい。

 

でしょうね…

 

今現在はほぼ満潮で今まで見たことないくらいの高さまで潮が上がっている。

 

当然ハゼポイントに届かない。

 

よしんば、手前の浅場にハゼがいるかもよ!という希望が無いわけでもないが、H氏の顔色を見る限りその希望も潰えた。

 

まぁ、H氏はいつも顔色が健康的じゃないけどサ!

 

 

水は澄み渡っているがやはりハゼの姿は全く見えず、時々ダボハゼが顔を出すくらい。

 

こりゃ〜厳しいな〜

 

 

実は本日は別の目的があって、新しく購入した竿のデビュー戦です。

 

その竿とはコレ↓

新しい竿を使うのはウキウキするね〜

 

【極軽ハゼ 硬式 3.6m】

知ってる人は知ってますが、世にも珍しいハゼ釣り専用を謳ってる竿。

 

「ハゼ釣りに使う竿なんて何でもいいじゃん!」

 

確かに釣れる時は何をやっても釣れる、お手軽釣りの代名詞のハゼ釣り。

 

しかし、入り口が広いハゼ釣りでも奥はとんでもなく深いのである。

 

玉ウキ、シモリウキ、ミャク…仕掛けも様々で雑食性のハゼならではの使うエサへのこだわり、どこにでもいるように思えて実は神出鬼没…

 

釣り人それぞれにいろんな戦略やこだわりがある。

 

何事にもマニア道というのは細分化され、道なき道、姿なき影を追うようになるものでハゼ釣りとてそうなのである。

 

 

例年のハゼ釣りなら2m程度の竿だけで事足りていたが、2020年のハゼ釣りはさにあらず。

 

深場狙いを余儀なくされ、長い竿を使わざるを得ない。

 

オッサンは3mの竿を使っていたんだけど、潮位によってはその竿でもハゼポイントに届かない。

 

更には、決して重い竿ではないんだけど、そこそこ重量があるもんだから釣りの後は腕が筋肉痛になっていた。

 

毎回こんなんじゃ身体がもたん!

 

というわけで長くて軽い竿を探すことにしたんだけど…

 

やはり【極軽ハゼ】が一番軽い。3.6mのくせになんと45g!

 

分かっちゃいたんだけど問題はそのお値段だ。

 

ハゼ釣りに使うには贅沢過ぎるその価格設定。

 

まぁ、あの長さであの軽さにするにはそれなりの企業努力があるだろうが「ハゼ釣りだよ!ハゼ釣り!!」

 

オッサンの中でかなりの葛藤があったんだけど、腕は痛いし、ハゼ釣り専用竿ってどんなだろ?という好奇心が勝ってしまった。

 

こんな訳で、竜神大吊橋からヒモなしバンジージャンプの覚悟で購入を決めたのでした。

 

 

そんな極軽ハゼ竿のデビュー戦。

 

3.6m伸ばしても余裕で竿尻で握れる軽さ!さすが極刑じゃない極軽!!

すげぇ〜軽い!

 

釣れないことなんぞすっかり忘れて、ウキウキしながら仕掛けをセッティング。

 

本日もエサはボイル桜エビとホタテのコラボ。

今日も頼むぞ!

 

いちいち刺し通すのは面倒臭いのでエビの背中にチョン掛け。

コレだからエサばっかり取られるんだよね

 

記念すべき第一投。

 

ス〜っとオモリが落ちてゆき底にスン!と着底する。

 

オッサンが購入したのは【硬式】で硬い方だったんだけど、かなり柔らかい竿の挙動をする。

 

オモリがどれくらいで動き始めるのか?いろいろと試すがやはり竿が柔らかい印象。

 

「コレで硬い方なのか…スタンダード版はかなり柔らかいんだろうな…」

 

「後はハゼが喰って掛けてみて竿がどういう反応をするのか楽しみだ!」

 

と思ってるんだけど、全然アタリが無いんだよね〜

 

恐ろしいことに、このまま一時間以上何の生命反応もありませんでした。

 

まぁここまで粘るのもなんですが、とにかく竿の挙動がみたい。

 

 

場所移動しながら何とかハゼを!っと雨乞いのような祈りを捧げているとやっと生命反応アリ!

 

上がってきやがったのはコイツ。

いらんわ〜!

 

せっかくの第一号を汚しやがって!!

 

その後もダボしか釣れないのでした。

 

せっかく新しい竿のインプレッションなのにハゼが釣れなきゃど〜しようもないぞ!

もう少し慣れが必要ですな

その後、抜け殻になっていたオッサンはボ〜っとするしか術がないのでした。

 

 

ある時、入れ直そうと竿を上げると何か重かった。

 

ん?ゴミか貝の塊でもハリ掛かりしたのかな?と思って、グィ!っと上げると何とハゼがくっついていた!

 

はぁ?何コレ珍百景だった。

 

上がってきたのは14cmくらいの良型。

 

コレが喰ってるのに気が付かないか?

 

ハリ掛かりして上がってくるまで水中で暴れないか?

 

今までこんな事はなかったので全てが????だった。

 

コレって、もしかして今までハゼが喰ってるのに気づいてないだけだったのか?

 

オッサンが竿の特性を見誤っていたのか?

 

つまりはハゼのアタリが捉えられない事をやっていた?

 

しかし、ハゼがハリ掛かりして暴れればいくらなんでも竿がブルブルするだろうが!

 

それすら分からないってどゆこと?

このサイズの喰いもブルブルも気が付かないなんて…

 

訳が分からんが、アタリを捉えることを第一にオモリが動かないギリギリのテンションで待つことにする。

 

このギリギリで待てるのはやはり竿の軽さがあってこそだ。

 

すると次のアタリは捉えることが出来た!

 

なるほど、なるほど、この竿はかなりシャイな竿なんだ!

 

アタリを明確に伝えて来ないし、ハゼを掛けてもその振動を竿が吸収してしまう。

 

なので、こちらがかなり気を使って差し上げないと反応してくれない。

 

オッサンは手に伝わる振動でアタリを捉える事が多いけど、この竿は穂先の挙動で捉えないと難しい。

 

しかもその挙動はかなりおとなし目に出るから、ジィ〜っと竿先に集中してなきゃならんらしい。

 

 

問題なのはハゼを掛けてからで、ハゼが水中で暴れるんだけどそれすらも竿が吸収してしまう。

 

釣りの醍醐味って魚が暴れるブルブルだと思うんだけど、そのブルブルがかなり小さくなるんだよな〜

 

コレでいいのかな?この竿?

 

恐らくは、暴れるハゼを自動的にいなして楽に取り込めるようにしてるのかもしれないけど、ちょっと楽しみに欠けるな〜

 

硬式とはいうものの柔らかいのは確かでハゼを掛けると竿が大きくしなって「こ、これは15cmクラスだ!」と上げてみると10数cm程度だったりする。

 

おまけにぶら〜んとしているハゼをキャッチする時は、竿を持っている腕をけっこう上げないとちょうどよい高さに来ない。

 

それくらいに柔らかいのだ。

 

購入する時に何かのレビューで「ハエ竿みたい」と書かれてあったのもうなずける。

 

オッサン的には、どちらかというとウキ釣りの方が向いてる竿という印象です。

 

ちょっとマイナスなコメントになってしまいましたが、竿の軽さは特筆すべきで、同じ長さならコレを上回る軽さはちょっとお目にかかれないと思います。

 

やはり軽いというのは釣りにおいてはかなりのアドバンテージで、極軽というネーミングももあながち大げさではないです。

 

しかし”軽い=脆い”ということでもあるので根掛り時の取り扱いは注意が必要ですね。

 

 

もう少しオッサンがこの竿に慣れれば、もっと違う側面が見えてくると思います。

 

それまでは根気よく使い続けようと思います。

 

 

今回は【極軽ハゼ 硬式 360】のインプレッションみたいになりましたが、しょうがないじゃん釣れないんだから。

 

4時間粘りましたが25匹と散々でした。

しかも型が小さいのばかり

 

迷っていなかったらもう少し釣果もアップしていたと思います。

 

 

しかし、この程度ならいっそのこと全然釣れない方が諦めもついて、他の方法を考えただろうて。

 

こんな「いっそのこと」もいっそ世界では弱い部類だ。

 

 

 

次の記事>>>「2020年夏シーズン17回めのハゼ釣りは投げてはみたけども」へ

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