2020年夏シーズン8回めのハゼ釣りは玉砕!

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2020年8回目のハゼ釣りはデモニッシュ

2020年8月9日。2020年夏シーズン8回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(しおじ磯→はぜつき磯→夕やけなぎさ)
天気:晴れ
釣行時間:6時30分くらい(潮位:160cm上げ7分)〜
8時30分くらい(潮位:175cmほぼ満潮)中潮
釣果:マハゼ11匹(8cm〜12cm) 


竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ 
エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け




まぁ何ですよ…、ご覧の通りの釣果でございまして…


特にここに書くこともないし、気分もダウナーなもんだからこのまま終わりにしたいところだが、「コイツ、手ぇ〜抜きやがって!」と思われるのも癪なので、なんとかしてボリュームを稼がなくてはならない。



世間ではもうお盆休みに突入の方も多いと思いますが、オッサンはというと来週前半はしっかりとお仕事である。


まぁ、休みっちゅうても今年は帰省することもない。


理由は言わずもがなで、こんな時に東京モンが帰省したら田舎の方に迷惑がかかるだけである。


「下の家にゃ〜東京から来てるずら!まったくこんな時にあちさんが来るなんて迷惑だら〜」


っと一体どこの方言だが知らんが、こんな感じに近所であらぬ噂をたてられ、場合によってはムラハチにされてしまうかもしれない。


地方って本当に閉鎖的だから、軽率な言動ゆえのルーマーは死活問題である。




田舎といえば、たま〜にだけどリタイヤしたら田舎暮らしでノンビリと!とメディアにそそのかされて、田舎暮らしを夢見るご主人がいたりする。


役場も都会からの新たな住民を全面的にバックアップ、ご近所さんも田舎特有の優しい方ばかり!


敷地内の畑で新鮮な野菜を作り、自宅には温泉をひいた半露天風呂、ご近所さんからのおすそ分けを頂いて…


そんな甘い言葉につられ、退職金をはたいて広い土地付きの古民家を購入。


さぁ、息苦しかった都会暮らしとも今日でオサラバだ!第二の人生をノビノビ過ごすぞ〜!とお花畑思考のご主人。


もう地雷を踏みまくるパターンですな。



んなわけ無いじゃん!!


田舎暮らしなんぞ、そんな甘い訳ないんです!
そうなんです!
そんな訳ね〜んです!!
っとジョン・カビラになることもないんだけど、そいういうことだ。


強烈な縛りのある自治会に高い金を払わされて強制入会。


ありとあらゆる行事に駆り出され、下っ端仕事でコキ使われ。


意見なんぞしようもんなら「この都会モンがぁ!何も知らんと、だぁ〜ってろ!!」とゴミ扱い。


頼みの綱の役場担当も「ご近所さんと仲良く、ヨロシクオネガイシマスネ…」と及び腰。


せめてもの救いだった家庭菜園も、全く上手くいかず食いモンにならず。


今更、都会に帰る金なんぞ残ってないから脱出することも出来ず。


残りの人生真っ暗闇…



そもそもかみさんが田舎について来るわけ無いわな!


女性は膨大な時間をかけ、地元で居心地の良いコニュニティーとソコでの地位を築き上げ、ソレを駆使して活動するのである。


そんな自分の偉業を捨てて、お花畑な主人に付いてゆく義務義理なんぞ無いのである。


「ひとりで行けば!」と凍った口調で言われるのがオチである。


万が一付いてきたとしたら、かみさんもその地域でのコミュ形成に失敗したということで、そんなトホホな夫婦がオールドカスタムな田舎で生き伸びれる訳がないのだ。


ライオンの檻にフェネックを放り込むようなもんである。


オッサンの周りにも田舎暮らしを夢見るご主人がいたんだけど、「んで、かみさんにはソレ言ってみたの?」と問うたら「まだ言ってない」とのこと。


オッサンがこんこんと上記を言い聞かせてやったんだけど、まだあきらめてないご様子。


コイツの余生、終わったな…




まぁ、そんな訳で今年は休みといえどもどこへ行くアテもない。


んでいつものようにハゼ釣りで時間をつぶすハメになるんだけど、各方面の釣り師からの釣果情報によれば、どこも悲惨なハゼ釣りになってるらしい。


確かに、ここ2年ばかりは8月に入った途端にハゼが釣れなくなっている。


原因はたぶんこの異常な暑さだろうと思うが、それだけでも無いような気もする。


どうする…


この”どうする…”はハゼ釣りに行くべきか否かなんだけど、自宅にいても厳しいだけだ。


オッサンが決めた訳ではないんだけど、我が家の掟は明るい間はエアコンを付けないという今の時分そんな事したら死ぬよマジで!?という冗談みたいな事実な掟がある。


ちなみに、このブログ作業もしてるオッサンの部屋という名のウォークインクローゼットには、そもそもエアコンが設置されてないもんだから、夏冬&昼夜を問わず地獄である。

なので死にそうになると、用もないのにエアコン完備な近所のスーパーや図書館に避難してたんだけど、今年はこんなご時世なもんだから避難すらも二の足を踏んでしまう。

まさに去るも地獄、残るも地獄である。



どうせ地獄ならハゼ釣り地獄のほうがまだマシと、ハゼ釣りに出動するが、ハテ?どこに行こう?


どこへ行っても厳しいらしいから、どうせダメなら近い釣り場のほうがダメージが少ないだろうし、冷たい水に立ち込んで釣りができる大井ふ頭中央公園へというネガティブ満載なハゼ釣行へGo!

スタートは【しおじ磯】から

いつものように現場の見える橋に来るが、まぁまぁのハゼ釣り人がいる。

激混みというわけでもない


とりあえずは近い【はぜつき磯】から始めようかな…と思っていたら、知り合いのハゼ釣り師がいたので塩梅を聞いてみるが「全然ダメだよ!」と死んだ目をして言われた。


しばらく話をしながら御方の釣りを見ていたが本当にダメだよ!だったので、先週そこそこ釣れた【しおじ磯】に移動する。


途中、【夕やけなぎさ】を見てみるとすんごいハゼ釣り人で、つけ入る空きもなかった。

スゲぇ〜人。皆さんお盆休みですか?


【しおじ磯】に到着するが、先週釣りをしたポイントには先客がいたので、どうしようか?と再考。


そうだ!せっかくだからアッチへ行こう!と再び移動。


アッチとは【しおじ磯】の一番端っこで干潟保全地区の柵があるポイント。


ここは釣り人もあまり居ることがなく、つまりは釣れないということなんだけど、オッサンは嫌いではない。


護岸が崩れかけていて危なくて、今回の改修工事でキレイに整備するのかと思ったら全くの手つかずでスルーされたみたい。


まったく!行政って奴ぁ〜評価されやすい目立つ所しやらんのか…


まぁ、せっかくの環境が壊されるのも困るけど「立入禁止」にするくらいなら、キチンんとせぇよ!

いつまでコレ立てとくんだ!?


こちらには釣り人はいない


一番隅っこがお気に入りポイント


何でココにしたのかというと、深さがあるから。


この激渋状況は、暑さが原因と思われるので恐らくハゼは深場に居ると思います。


先週のポイントも1.5m以上あるようなポイントだったので、今回も深さをオーディションテーマにポイントを選んでみました。



早速、柵際からスタート!

柵の際から始めます


仕掛けを下ろしますが岩場なので円弧状に落とすと根掛かりするので、ス〜っと垂直におろします。


水深は2m近くあってさすが水深重視ポイント。


するとすぐにアタリあり!


当然、マハゼのアタリではなくダボハゼのアタリ。


しょうがないからアワセると、結構な重量感で上がってきたのはナイスサイズのダボ。

ナイスダボ!


いらんわ〜!


ダボハゼいる所にマハゼあり!


次も全く同じポイントに落とすと再びアタリがあり、今度はマハゼのアタリ。


ハリ掛かりさせるとナイスな引きでナイスなマハゼが上がってきた。

ナイスマハゼ!12cmくらいか


釣れんじゃん!っと期待が膨らむが、ソレもすぐにしぼみ始める。


やはりアタリ自体が少ない上、アタってきてもダボばかり…


岩場だからしょうがないんだけど、もうちょっとマハゼが釣れても良いのでは?


ダボ3匹にマハゼ1匹という割合で釣れるんだけど、釣れる度に移動しなくちゃならない感じ。


なるべく沖を狙いたいので膝くらいまで水に立ち込んでの釣りとなる。


危険ではない平らな岩の上を確認しながら移動を繰り返す。

透き通った水なので足元を確認しながらの移動


数年前はこの岩場にわんさとマハゼが張り付いてたんだけど、本日は一匹も見当たらず。


たま〜にダボがチョロチョロと見えるくらい。


忘れた頃にポツリポツリとマハゼが上がってくるが、ほとんど生命反応が無い釣り場。


今日は風向きが悪く、対岸の大井競馬場の厩舎からぷ〜〜〜〜んっと生きもの臭が漂ってくる。


マスクを装着してはいるが、さすがにこの手の臭いは謎のウィルスよりも強いのでオッサンの嗅覚を刺激する。


まぁコレをいくら吸っても自宅療養する事はないとは思うが、爽やかとは対極な香りであることは間違いないだろう。



そんな香りを嗜んでいたら遠くから嫌な音が近づいてきた。


本日一艘めの釣り船が来た。


船の立波で砂が浮き上がり、たちまち水が濁る。


うげ〜っと思ってたら、間髪入れず二艘めも通過。


ますます濁る運河。


こうなると水中の岩場が見えないもんだから、立ち込んでの釣りが出来なくなる。


残念ながらこのポイントでのハゼ釣りは終了。


30分で5匹と激渋を超えてデモニッシュなハゼ釣りとなった。

一匹喰ってるのに気づかなくてハリを飲まれてしまった。申し訳ない

ハゼを求めて右往左往

さて、どうしよっかな?


遠くに見える先週のポイントにはまだ釣り人がいたので、ここは大きく移動しよう。


アテもなく戻ってみるが、【夕やけなぎさ】はまだ隙間がない。


【はぜつき磯】は空いてるんだけど、どうも釣れる気配がない。


という訳でやってきたのが、またもや一番端っこ「新平和橋」のたもと。


ココは滅多に来ないんだけど、深場を求めるとここになる。


コンクリート護岸に座り込んで橋のたもとに落とすが、竿先が水中に沈むくらいの水深。


さぁ、どうだ!?と探るとマハゼのアタリが来た!


いたいた!


次で掛けると11cmくらいのマハゼ。


いるじゃん!と期待するがコレも続かず、ダボの嵐が始まる。


移動しながら釣り続けるが、ダボが釣れるか反応なしか…


ここも30分程度(マハゼは3匹)で引き上げる。



もうあきらめた釣り人もいるだろうから、最後に【夕やけなぎさ】に行ってみよう!


当然この「行ってみよう!」は釣ってみよう!ではなく、どれだけダメなのか…という極めてネガティブな行ってみようなのは言うまでもない。


【夕やけなぎさ】に到着すると、ファミリーフィッシングとまだあきらめきれないハゼ釣り人が少しいるだけだった。


柵際が空いていたのでそこに陣取る。


別に狙ってたわけじゃないけど、今日は何故か隅っこで釣りをするハメになる日である。


んでやっぱり全く反応なし!ひとっつもアタリがない!!


分かっちゃいたけど駄目だこりゃ〜っと帰ることにする。


愛車に向かって歩くが、何となくなんだけど途中でもう一投してみることにした。


するとすぐにアタリあり!


ん?ココにいるじゃん!


すぐに3匹上がってくるが、やはり8cm程度のなぎさサイズ。

これが「なぎさサイズ」


まぁこのポイントは釣れる時もほとんどがこのサイズなんだよね〜


唐揚げには一番美味しいサイズだから良いんぢゃないの?
オッサンは食わんけどね。


ハゼが全くいないのかな?と思うんだけど、足元に落とすとメダカサイズがすぐに群がってくるから、いるはいるんですよね。

足元にはこのサイズがわんさといる


つまりはハゼはいるんですよ!


まぁ、絶対数は少ないかもしれないけど、喰ってこないだけで確実にハゼはいます。


この状況では、とにかく喰ってくるハゼを探すしかありません。


どこかにいる喰ってくるハゼ。


それは誰も釣りをしていないポイントにいるカモしれないし、人がやったポイントでも探ってないスポットかもしれません。


あきらめずに探すしか無いのです。


んであきらめの早いガッツゼロのオッサンはハゼ釣り終了。


2時間で11匹ともうハゼ釣りというよりは、涼を求めてやってきたという感じ。

8月でコレはないよね…


なんか年を追うごとにハゼが釣れなくなってきてるな〜


このままではハゼは貴重種になってしまう、というのもあながち大げさな話でもないよね。


「ジィちゃんが釣りしてた頃は、ハゼなんてそこら辺で100〜200匹は普通に釣れてたんじゃよ!」


「ボウズ、聞いとるか?100匹じゃぞ!100匹!!」


「今じゃ〜ハゼは博物館でホルマリン漬けしか見たことないじゃろ?いい時代じゃったなぁ〜…」




もうこうなると、いつもとは逆のことをするしかないかもしれませんね。


例えば、サーフの投げキス釣りみたいなタックルを使って200mの遠投で運河の対岸を攻める。


完全夜釣りで夜な夜な釣行とか。


「んな事言うなら、まずはオマエが試してみろ!」と言われそうですが、オッサン夜はダメなんです。


ホラー系の話になってしまうのですが、若い頃にいろいろありまして…


夜の水辺には近づきたくないんです。


やはりいろいろいるんですよ夜の水辺には、魑魅魍魎が…


コンテンツが違うので詳しくコメントしませんが…



まぁそんな訳で、この状況でいつもと同じことをやっても結果は見えているのかもしれません。


ダメ元でいろいろやってみると新しい世界が開けるカモしれませんよ〜




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