2020年23回めのハゼ釣りはそろそろ落ち着いてきたかしら

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2020年23回めのハゼの穴釣りはそろそろ落ち着いたかな

2020年11月3日。
2020年23回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:「秘密の花園」(KL-B→KL−@)
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:雨のち曇り時々晴れ
釣行時間:8時00分(潮位:184cm下げ1分)〜11時30分くらい(潮位:105cm下げ9分)中潮
釣果:マハゼ14匹(13〜18.5cm)  


竿:OGK(大阪釣具)「小魚名人」1.5m 
道糸:ナイロン1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:はぜバリ7号 
オモリ:丸形1号 
エサ:アオイソメ時々アサリ
ハリス3cmの中通し遊動仕掛け




釣りをしていると、いや、釣りをしている時じゃなくても、無性にケツがかゆくなる時がある。


年に数回か、もっとあるかな?くらいの頻度でかゆくなる。


誰に聞いたわけじゃないけど、誰しもが経験ある生理現象だと思う。


ケツというと語弊があるカモ知れないので、ハッキリ言ってしまうと、そのスポットはスウィートスポット=穴である。


あのかゆさ。


何とも形容しがたい意識の最果てへと誘う。



そのほとんどは突然襲ってくる事態であり、事と次第によってはすぐに対処しなければならない程の強烈なウェーブもある。


場所が場所だけに、公衆の面前で対処するわけにはいかない。


どこか人目のつかない場所に移動し、事に及ぶ。


コレが厄介なのが第一段階よりも、掻き始めてからの方がかゆさに拍車がかかるところである。


まず最初はスウィートスポットにヒルマン程度の違和感を感じるあたりから始まる。


なんだかピリピリむずがゆい…


そこで、指というより手のひら全体をカギ状に曲げてケツのRに合わせて指先をスウィートスポット方面へ差し込む。


第二関節から先を微妙にバイブさせながら掻いてみるのである。


ところがどうだ!かゆみの根源はスウィートスポットの表面というよりも、もう少し直腸まで行ったアタリだと認識するではないか。


もう無意識に背筋は伸び、指先の動きは機械的に早くなる。


ぬぁぁぁぁぁ〜!!


もうこの頃には思考は停止していて、おそらく白目だろう。


この状態で隣りのおばさんが回覧板でも回しに来たらもうこの街には住めまい、そんな状況だ。



そしてケツを掻きまくった後の充足感に満足感、開放感に脱力感…


これだけ達成感のある衝動も他に見当たらない。



事が終わり、乱れていた呼吸も整った頃になって冷静に考えてみる。


原因は何なんだ?


キチンと拭いてないからか?


いやいや、現代は温水洗浄便座という強い味方があるではないか!


アレで直腸をえぐるような水圧で洗浄しているのだから問題ないだろう。



じゃ〜、ぎょう虫か?


ぎょう虫!?目黒寄生虫館にいるアレか?


しかしアレのどれだ?


中には何mもの長い奴が腹の中に居座ってることもあるから、アレだけは勘弁して欲しい。


いやいや、オッサンはポキールで引っ掛かったことは一度もない。

ポキールとは

その昔、学校で強制的に実施されたぎょう虫検査用セロファンテープの名称。
表裏の両面テープみたいな構造で、一日目二日目と朝っぱらからそのテープを剥がし粘着部分をスウィートスポットにあてがう。
妙にくすぐったく怪しい気分にさせる検査だった。


そのテープにぎょう虫の卵がくっ付くらしく、検査で黒に判定されると後日先生から何も言われずに黄色い紙を渡される。
一応個人のプライバシーに配慮し、このやり取りは無言で行われるが、クラス全員がそれとなく気づいてしまうという残酷な召集令状。


受け取った生徒はそそくさとランドセルにしまうのが常だが、中には恥ずかしさと自虐行為でクラス全員の前で「もらっちゃった〜!」と大声で発表する哀れなピエロもいて、それを見させられるこちらのほうが恥ずかしい気分にさせられることもあった。


オッサンが小学校の時にやってたからもう昔話なんだろうと思ってたら、2015年で廃止になったということでつい最近までやってたんだアレ。



未だにかゆみ原因は判別しないが、いつでもどこでもやってくるアレにも困ったものである。

期待の激旨アサリエサはどうだ?

いつものようにど〜しようもない導入で申し訳ないです。




今朝、目覚めるとまだ雨が降っていた。


予報によれば、そのうち雨も止むようなのでそれから釣りの準備をしようと布団でイモ虫になっていた。


しかしオッサンの携帯が鳴る。


電話の主は釣り仲間のH2氏。


ヤバい!この人もうヤル気だ!!


電話に出ずとも話の内容は分かる。


一応電話に出ると案の上、もう釣り場に向かってるとの事。
すげぇ〜なH2氏!


この御方、早朝からハゼ釣りだってのに酒を明け方まで飲んでるし、ハゼ釣りの後に「これから麻雀だよ!」とか「競馬だよ!」「パチンコだよ!」っと、飲む・打つ・買う(買うは怖くて聞けないですが…)の三拍子揃った昭和オヤジを地で行く漢(おとこ)である。


そんなバイタリティーに押され、オッサンも渋々起き出してハゼ釣りの準備を始める。



愛車を漕いでると雨がポツポツ、時おりけっこう激しく降ってくる。


まぁ、明るい雨雲だからすぐに止むだろうて…


釣り場に到着するが、さすがに雨が降ってたからだろうか、数える程度の釣り人がいるだけだった。


H2氏を見つけサツと釣れ具合を伺うが「ちょっと厳しいね〜」との事。


まぁ、ここ最近の異常な釣れ具合に慣れちゃったから感覚がおかしくなっているが、本来のハゼの穴釣りとはそう簡単には釣れないものである。



オッサンも釣りの準備を始める。


基本的にいつも同じような仕様なんだけど、本日はアサリエサを持ってきた。


昨年からず〜っと冷凍庫にしまってあったカワハギ用の味付きアサリエサ。


別にカワハギ釣りに目覚めたわけじゃなくて、穴ハゼが狂ったように喰い付かないかな?と期待して買ってみたんだけど、一度も使わずじまいで昨年は終了したんだよな。

「激旨!」ってカワハギの感想かな?


ただ問題は、この中に入ってるのは激旨アサリだけじゃなくて普通のアサリのむき身も入ってる。


確かコレを買った時に「量が少な!」と思って、普通のむき身も入れて味を馴染ませたんだよな〜

左が普通のむき身で右が激旨アサリ。馴染んでないじゃん


っという訳で本日のエサはイソメとアサリのコラボ。

釣れんのかな?


イソメを刺し通し、飛び出た針先にアサリを指してみたがこのボリュームだとハゼがバクッ!と喰い付けないのでは?

ハゼのお口に合わない気がする…


ちょうど満潮から下がり始めたから状況は良くなっていくだろうけど、雨で岩が湿ってるから足を滑らせないように気を付けねば!


誰しもが経験するんだけど、こんな岩場で転んだら怪我じゃ済まない事もあるからね。




スルスルと適当な穴に入れるが反応無し…


目に付く穴に入れ直していくんだけど、どこも生命反応が無い…


むむむ、厳しいな。


近所で釣っているH2氏に聞いてみるが「アタリはあるよ!」との事。


するって〜と、もしかして原因はエサ?


試しにアサリを外してイソメだけで落としてみると、すぐに一匹めが上がってきた!


うげ!アサリが邪魔してたのか!?

やっと釣れた一匹め。16cmくらいか


まぁ原因はアサリだけじゃなくて今日はアタリ自体が遠い。


いつもなら頃合いの深さの穴ならハゼの反応があるんだけど、今日はアタって来ない事が多い。


穴に居ないわけじゃないと思いますが、喰ってこないですね〜



反応のない穴で粘っても時間の無駄なので、次々に穴を攻めハゼのアタリがあるところで勝負するしかない。


オッサン的にアサリに反応しないのがどうしても腑に落ちないので、ハゼのアタリがあった穴でアサリだけ付けて落としてみる。


全然喰ってこないわけじゃなくて、ツンツンとアサリを突いては来るんだけど、その形状からなのかバク!と喰い付いてこない。


そのうちに喰い付くだろうと喰わせてると、飽きるのか全然喰ってこなくなる。


そうこうしてると今度はダボとカニが群がってきて邪魔をし始める。


う〜ん…、やはりイソメみたいにスルスルっとお口に入るエサじゃないと穴釣りでは厳しいか。


っという訳でアサリエサはボツになりました。



本日は雨の影響からかアタリは遠いし喰いも浅いので、なかなか厳しい釣りになりそうだ。

そろそろ穴釣り本番サイズが来てるね

気持ちを入れ替え、例年のハゼの穴釣りの考え方に切り替える。


つまりエサは大きめに付け、深めの穴で静かに慎重に誘いを掛ける。


するとハゼがチラホラと上がり始めた。


今までが異常に釣れただけで、もう11月に入ってるんだから通常のハゼの穴釣りバージョンで釣った方が良さそうだ。



数は上がらないけど、そこそこサイズのハゼが上がってきて、その引きの強さと重量感が楽しい。


でもさすがに18cmクラスになってくると、ハリ掛かりで一気に横穴に入られて出てこなくなる事もある。


竿が小物用だからハゼの引きに負けてしまうんです。


この状態でやることは、
@竿をゼロテンションにしてハゼが動き出すかどうか、しばらく様子を見る。
Aハゼが動く挙動が伝わってくれば、ハゼが動いた隙にハゼを抜き上げる。
B全く挙動すらも無い場合は根掛ってるので外すかぶった切る。


悔しいのが、最初はハゼの挙動があるから抜き上げる前提でゼロテンで待ってるんだけど、ますます穴深く潜られて道糸が岩の間に挟まってしまう事態。


もうこうなるとアウトで、ハゼはハリ掛かりしてるんだけど道糸を切るしか無くなります。


苦渋の選択で本日はコレが2回ありました。


大型ハゼが掛かった時に多いんだよね〜。コレ!


んじゃ〜、ハリ掛かりしたまんまのハゼは死んじゃうの?ですが、ハゼは自分でハリを外します。


彼らにはその能力が備わっているから、自然て改めてスゴいな〜と感心します。



本日はどういう訳か根掛りが多くて、仕掛けの作り直しが5回、ハリなんて10本以上無くなりました。


まぁ、釣れない時っていろんな穴を探るし、他の釣り人が見逃すであろう発見しづらい穴や隙間に仕掛けを落とすから、根掛り率が上がるんですよね〜



っという訳で本日は3時間30分ほどで14匹と少々お寒い釣果でしたが、これでも例年の穴釣りに比べれば釣れたほうですよ!


慰めが18.5cmを筆頭にそこそこの大型クラスが上がってるから、そろそろ穴釣り本番の様相を呈して来てますね。


数が釣れるのは確かに楽しいんだけど、穴釣りの醍醐味は大型ハゼの引きの強さと重量感なので、それが出始めているのは期待がもてます。


数はもういいから、これからは釣り場が落ち着いてきて大型が上がってくればいいな。


早く20cmオーバー上げたいな〜!

そこそこの大型サイズも揃ってきている


最大は18.5cm


こんなリリースサイズも上がってくる。でも13cmはあるよ!



なにはともあれ、ケツのかゆみのように無性に我を忘れて打ち込めるものはあるだろうか?


釣り?


ヘッ…!そんなもんケツに比べればメじゃないね!


仕事でも趣味でも恋愛でも、これくらいの無性な行為にいつかめぐり逢いたいものである。




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