2020年11月8日。2020年24回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:「秘密の花園」(KL-B)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時00分(潮位:97cm上げ4分)〜12時00分くらい(潮位:164cm満潮)小潮釣果:マハゼ21匹(13〜17cm)
竿:OGK(大阪釣具)「小魚名人」1.5m道糸:ナイロン1.5号 ハリス:ナイロン1号 ハリ:はぜバリ7号オモリ:丸形1号エサ:アオイソメ&ボイルベビーホタテハリス3cmの中通し遊動仕掛け
このブログにチョロチョロと登場する人物たち。
そのほとんどは、このブログがキッカケで出会った釣り仲間たちである。
今でこそ結構な人数いるんだけど、始めた当初は「こんなの、読んでる人いるんかな?」と半信半疑で書き続けてたものである。
まぁ誰かに読ませるという気もさらさら無くて、オッサンの釣りの忘備録という位置付けで始めたような気もする。
しかし継続は力なり〜で面倒くさがりながらも続けていたら、いつの間にか結構な人が読んでいるらしいから世の中は分からない。
「もしかしてブログをやってる方ですか?」
ハゼ釣りをしていると、ほとんどの方はこういう導入で声を掛けてくれる。
ドキ!身体は硬直し、脊髄液が逆流する恐怖のこのセリフ。
バレた!?面が割れた瞬間である。
刑事ドラマなら若手刑事にライトを顔に当てられながら「お前がやったんだろ!」と言われてるようなもんである。
「何をおっしゃいますやら…」とはぐらかしたいところだが、小心者なオッサンは冷や汗を垂らしながらギクッ!っと動きが止まるからバレバレだ。
何で分かるのかを聞いたことがあるが、写真の端とかに写っているオッサンのアイテムで分かるらしい。
「写真の通りなんですね」と言われたりするが、そりゃそうだ!
オッサンのスタイルはここ数年間全然変わってないっていうか、出来る限りシンプルにしているのでこれ以上変わりようもない。
まぁそんな感じでアカの他人→知り合い→釣り仲間に昇格していくわけだけど、マメな仲間はこのブログの感想をくれたりする。
とてもありがたく励みになるんだけど、毎回という訳でもないのがこちらを考えさせられる。
釣果が良かった時とか何かしらの際立ったトピックがあった時は感想が来る。
オッサンも釣れれば気分が良いから、さらに仲間から肯定的な寸評が来れば嬉しいものである。
しかし反対にアホな内容だった時は何の反応も無いことが多い。
良い例が前回である。
前回のテーマは【尻のかゆみについて】だった。
アホなプロローグで始まる時はたいして釣れなかった時で、オッサンとしては頑張ってブログのボリュームを嵩上げしてるつもりだけど、気の利いたトピックなんて無いもんだからあ〜いう事態になってしまう。
尻のかゆみについての感想を期待してるつもりは毛頭ないんだけど、せめて釣りの部分だけでも一言くれれば慰めにもなるが、誰一人として感想をくれなかった。
どうやら、そういうフレーバーは世間的にも受けが悪いようだ。
ポツンとひとり取り残されたオッサン。
孤独を噛み締め、枕が涙で濡れたのは言うまでもない。
今回こそセンスあるブログにするぞ!と意気込んでのハゼの穴釣り釣行。
チラホラと20cmを釣り上げたという情報も入ってきているので期待が持てる。
まぁ、釣り人の与太話はフィクションであることが多いけど、中には厳しく審査してる人もいるから、そ〜いう情報は大切にしたいところである。
本日も早めに現場に到着するが既に結構なハゼ釣り人がいて、さすがこの時期になってくると本気度が増してるらしい。
オッサンが狙ってたポイントには既に常連達が陣取っていた。
ほんと常連達の情報網は口頭伝承なくせに5Gよりも高速である。
だもんで、しょうがないからいつものポイントにやって来た。
すると既にN氏とH氏が釣り糸を垂れていて、オッサンの出遅れ感を痛感する。
オッサンも遅ればせながら釣りを準備を始める。
本日もいつも通りなんだけど、エサはアオイソメ&ホタテのダブル攻撃に戻した。
やはりこの組み合わせが安定だね
潮は上げ潮だけど潮周は小潮だから、そう劇的に潮がどうのこうのは無い。
これからジワジワと上がってくる
ちょっと心配なのは今日は陽気が良すぎる事。
陽気が良いと釣れる気がするがそうでもなくて、急に気温が上がったり下がったりは良くない。
寒いなら寒いなりに安定してくれた方が釣果は良いと思う。
早速本日もスルスルと適当な穴に落としてゆくとすぐに反応あり。
まぁこの反応はダボハゼですよ!
この軽いツンツンでやつぁ!
マハゼのアタリはもっと重くてグングン!とリズムが違います。
しかし、ダボのいる所にマハゼあり!でダボを排除すると今度はハゼのアタリが来た!
間違いなくハゼのアタリなんだけど、3回くらい浅いアタリの後は喰ってこなくなった。
ハゼの穴釣りの難しさでもあり面白さでもあるんだけど、いつアワセを入れるのか!というメインテーマがある。
何人かの手練にこのタイミングを聞いたんだけど、口を揃えるのがグ〜ン!って大きく竿先を持っていった時というジャッジメント。
オッサンもそれに異論はない。
グ〜ン!のタイミングはそれぞれで最初は小さくクンクン!からのグ〜ン!がスタンダードだけど、スルスルと落としている時にいきなり持っていかれる事もある。
ただ、何度やってもグ〜ン!が来ない時はス〜っと数cm竿先を上げるとグ〜ンが来るときもあって、ハゼの穴釣りはどうやってグ〜ンを演出するかがキモになります。
後はエサ付けも大事かな。
単にいつも同じサイズにエサを付けるだけじゃ〜なかなか釣れ続けなくて、頭付近〜尻尾のどこらへんをどの長さに付けるかによって喰ったり喰わなかったりする。
さらには房掛けにしたりとか、いろんな方法があるから悩ましいところである。
なので、同じ穴でも釣り人によって釣れたり釣れなかったりして、釣り方が如何に釣果を左右するかが如実に現れる釣りモノなのである。
今日は喰いが浅くてアタリはあるんだけど、なかなかグ〜ン!の本アタリが来てくれない。
前アタリで粘ってるといつの間にか横穴に持っていかれてて、慌ててアワセを入れると根掛りしてたりする。
「バク!と来いよ!バクっと!!」と思うが、ハゼも自分の命がかかってるからナーバスにならざるを得ないだろうて。
前アタリばかりでハゲ上がりそうになっていると、やっと本日の一匹めが上がってきた。
やっと上がってきたよ〜。16cmってところか
どうやら本日はキリキリ舞いの穴釣りになりそうだ。
アタるとは言えアタリまくるという程ではなく、頃合いの深さの穴でも全くアタらない事もある。
頃合いの深さとは約50cm前後で、それくらいだとハゼの入居率が高いしハゼを掛けた時も問題なく上がってくる事も多い。
コレが浅いとハゼを掛けるとすぐに横穴に逃げられて根掛りとか、すぐ抜き上げる事になるのでボチャ!と落ちるリスクが高くなる。
逆に深いと今度は反応しないことが多くなる。
深い穴はウナギが居座るウナギ穴が多く、捕食される側のハゼとしては同居は避けたいところだろう。
ただ全くいないこともなくて、ウナギが居座ってなければハゼが複数匹同居していることもあるし、底まで落とすのではなく途中で止めるとハゼが喰ってくることもある。
どんな釣りモノにも言えるけど、毎回同じことをしてりゃ〜釣れ続けるほど甘いものではない。
たま〜に「ブログであんな企業秘密をバラしていいの?」とか言われるけど、オッサンにとっては秘密でもなんでもなくて、ブログに書いてあることはもう既に過去の話なんです。
自然相手で同じ状況なんて二度と無いんだから、その時その状況に合ったやり方でその都度対処していかないと釣れ続けることは難しいと思います。
このブログで発表しているやり方は、その時に実践したやり方を書いてるだけなので、次はまた違う作戦をたてることになります。
その蓄積が経験であり、その時の最適解を導く手助けになります。
まぁ、往々にして失敗するんだけどサ!
敵もさること、穴釣り開幕以来あれだけ反応の良かったハゼも釣り人の多さでスレまくってるようで、なかなか喰ってこなくなっている。
しかしこの広大な釣り場で全ての穴を探ることは不可能なので、絶対に釣り人が見逃してる穴はたくさんあるハズだ!
そんな当り穴にビンゴすると、ひとつの穴から5匹とか場合によってはツ抜けもあり得るほど上がってくることがある。
穴釣り人はそんなロマンチックなドリームを期待して、ただひたすらに探り続けるのである。
んで、夢破れたオッサン。
今日もビンゴは無くて一匹一匹拾いながらの苦行釣り。
結局今までの最長5時間粘ってやっとこさの21匹。
粘ってもコレか…
しかも最大は17cm程度…
今日は数もサイズも全然だったなぁ〜
敗因は同じポイントで粘りすぎたから。
ダメならすぐにポイント移動を決断しないとダラダラになっちゃいますね。
どうせリスクを取るならやってみる方のリスクを取らないと次に繋がらないですよね。
っという訳で、今回もセンスあるブログなんて程遠くトホホな内容になりました。
いつになったらマトモになるのか…
先行き不安ばかりなオッサンなのでした。