2018年8回目のハゼ釣りは鬼の厳しさ!

2018年8回目のハゼ釣りも厳しい予感

2018年7月22日。2018年夏シーズン8回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園(はぜつき磯→夕やけなぎさ)天気:晴れ釣行時間:6時00分(潮位:80cm干潮)〜9時30分くらい(潮位:102cm上げ四分)長潮釣果:マハゼ91匹(7cm〜13cm)

 

竿:2.0m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

九州から東北まで日本列島は、しばらく猛暑日が続いている。

 

熱中症で搬送される方や亡くなられる方もいて、うだるような暑さどころでなく命にかかわる暑さである。

 

一体いつからこんな事になってしまったのか分からないが、オッサンが小学生だった頃は、東京でも真夏といえども朝晩は肌寒いくらいだったと記憶しております。

 

公立の学校にはエアコンなんて全く無かったけど、暑くてもまだ我慢できる程度の暑さだった。

 

部活動中なんて「水は飲むな!」と厳命され、まぁ隠れて飲んでたんだけど、顧問に見つかってよくブッ飛ばされたもんだ。

 

現代では公立学校にもエアコンが設置される方向だし、水分は積極的に摂取することが義務化されている。

 

今の時代にオッサン時代のノリだったら死ぬよ、マジで!

 

 

温暖化とか異常気象とか言われて久しいが、もう例年のことなのでこの”異常”がスタンダードになりつつあるのかも知れない。

 

 

 

そんな猛暑の魔の手は、ハゼ釣りにも影響してきているようである。

 

いつものように居眠り運転で、はぜつき磯が見える橋にさしかかると嫌な予感が的中。

 

水の色がおかしい・・・

 

コレはマズイ。

 

 

昨日、この釣り場でハゼ釣りをしていた釣り師からのタレコミによると「かなり酷い状況」とのこと。

 

さらに今日は昨日よりも潮が悪いのでますます期待できない。

 

その証拠に、はぜつき磯にいるハゼ釣り人も少ないし、何よりも常連の姿が見えない。

 

ここで表現している”常連”とはリタイヤ層の常連で、彼らはFishing every dayなもんだから、釣果が期待できない日に無理して釣りに来ることもない。

 

オッサンみたいに休日しかハゼ釣りが出来ないと、分かっちゃいるけどやるしかないんだけど、ご隠居様はハゼのご機嫌に合わせて釣りが出来る、良く言えば”特権階級”悪く言えば”ヒマ人”である。

 

 

そんな黄門様達がいないということは、今日のハゼ釣りは厳しいということである。

 

 

余談だが武田鉄矢版水戸黄門はオッサン的にはナシである。

 

歴代の黄門様が守り続けてきた、締めの「カッカッカッ・・・」という爽やかな高笑いが、鉄矢の場合は「フハッ、フハッ・・・」と湿った気持ち悪い笑いでは締まるものも締まらない。

 

毎回同じ衣装、キャラクターでお約束通りの展開を期待している視聴者としては、鉄矢エキスはモスバーガーのはみ出るソースのように厄介で始末に悪いものである。

 

しかし、そのソースがリピーターを誘うように、観る人によっては鉄矢エキスもまた後引きな味なのかも知れない。

 

 

まぁ、鉄矢の話はど〜でもいい。

 

とにかく厳しいハゼ釣りを覚悟する。

 

このシーズンにしては少ないハゼ釣り人

今季最悪の釣果

はぜつき磯のいつもの指定席に来ると奇妙な光景が飛び込んできた。

 

いつもは誰もいなかったりするこのポイントに、珍しく3人ものハゼ釣り人がいる。

 

しかもその3人は知っているメンツだった。

 

お笑い芸人風な釣り師さんとM氏とH氏の3人のコラボ。

 

このサイトで「3」と来ればネタはいつも一緒で「黒い三連星!知ってる釣り師のジェットストリームアタック!!」

 

この3人は体型的にもガイア、マッシュ、オルテガで、きれいに等間隔に並んで釣り糸を垂れる姿に笑った。

 

オッサンはこの3人を知っているんだけど、この3人はお互いに他人様という状況もまた面白いものである。

 

 

それぞれに挨拶を交わし状況を聞いてみるとやはりダメらしい・・・しかもかなり酷い感じ・・・

 

確かに水も何だかヌルついてて濁っている。

 

赤潮が入ってるんだけど、それだけでなくて水が死んでる感じ。

 

バケツに放っておいた水が暑さで腐ったようなイメージかな。

 

 

これはマズイな・・・と思ったけど、ある理由があったのでダラダラと釣りの準備を始める。

いつもの常連たちの姿がない

 

知ってる釣り師のジェットストリームアタック側

 

 

期待しないでの一投目。

 

シ〜〜〜ん・・・・・っという音が聞こえてきそうなほど何の音沙汰もない。

 

誘っても全く反応なし・・・

 

 

入れ替えて3回めでわずかなアタリでやっと一匹目が上がってきた。

これだけやってやっとか・・・

 

これは厳しいな・・・しかしここで続けるしかない。

 

連打なんて全く無くて、一匹づつ拾っていくしかない。

 

小さなアタリでハリ掛かりさせ、元気に横走りして上がってきたのは小さなセイゴ。

今年の初セイゴ。掛けると暴れるから楽しい

 

自分の周りを探るだけ探ってやっとアタリがあっても、その一回目のフッキングを失敗すると、次に全く同じポイントに落としても喰ってこない。

 

チャンスは二度くれないという訳か・・・

 

 

ハゼの喰いがとてつもなく悪いのでエサを大きめに付け、普段は5秒ごとに誘いを入れるのを今日は10〜15秒とジックリと喰わせる。

 

それでもハゼは喰ってこない。

 

いることはいるんだろうけど、全然口を使わないのである。

 

あまりの釣れなさに踊り出しそうになっていると、やっと奴が現れた。

 

このブログでお馴染みのオッサン2号である。

 

 

 

実は、今日は2号がやってくるので待ち合わせをしていたのである。

 

オッサンだけなら最初の一投目でさっさと見切りを付けて、即「夕やけなぎさ」へGo!だったんだけど、ここで釣りをしていればスムーズに会えるだろうからと、ここで粘っていたのでした。

 

2号が来るまでの30分でビクに入っているハゼはわずかに6匹。

 

今季最悪の釣果である。

 

 

2号が来たので「夕やけなぎさ」へ瞬間移動する。

もう少しで1束だったけど・・・

やっと来ました「夕やけなぎさ」。

 

はぜつき磯がダメでも、この夕やけなぎさなら何とかなる。

 

サイズ的には小ぶりになるんだけど、今日の渋さではサイズ云々言ってられん!

 

 

夕やけなぎさにやってきたは良いが、今日の渋さに関係なくハゼ釣り人が多く、右側の砂浜方面はとても入る余地がない。

 

仕方ないから左側のゴロタ石地帯に陣取る。

 

このポイントは石が多くて釣りづらいから釣り人が少ないんだろうけど、実は夕やけなぎさでは一番良型サイズが狙えるポイントである。

あちら側の砂浜方面は釣り人だらけで入る余地なし

 

ふと見るといつもはぜつき磯で釣りをしている常連さんがいた。

 

さすが、この状況を理解していて今日はこちらでやっているらしい。ナイスな判断である。

 

挨拶がてら状況を聞いてみると「はぜつき磯よりサイズは小さくなるけど、今日はこっちじゃなきゃ釣りにならないよね。アタリは多いから楽しいですよ!」とのことだった。

 

ポジティブな答えが返ってきたから良かった。

 

 

オッサンも2号と並んで早速釣り糸を垂れる。

 

すぐにアタリあり!上がってきたのは10cm弱のサイズだけど、このアタリ方なら期待が持てる。

思ったよりは小さいけど今日は文句を言ってられない

 

同じポイントに落とすと連打で釣れてくる。

 

さすが困った時の夕やけなぎさである。

 

どこでも釣れるということはないけど、しっかりとハゼの居場所を見つければ口を使ってくる。

岩場のポイントだから当然ダボハゼも多い

 

ふと横を見ると2号の様子が変である。

 

このクソ暑い中マスクみたいのをしているが、何だアレ?

 

サングラスもしているから完全に怪しい佇まいで、他人なら絶対に関わりになりたくない風情である。

怪しすぎる佇まい

 

聞けば黒いマスクみたいなやつは日焼け止めと冷感効果があるらしいが、息が苦しいとのたまわっていた。

 

この暑さで息苦しかったら倒れるんじゃないの?

 

万が一倒れて救急車を呼んでも、2号の巨体と重量では救急車で運べないだろうから、このまま放って置かれて海のモクズになるんだろう。

 

考えるだけで面倒くさかったから、とにかく放っておいた。

 

 

ハゼは相変わらず釣れないこともないという釣れ具合。

 

岩場だからハゼが集まっている場所と全然いない場所に分かれる。

 

こういうポイントではハゼが集まってくる場所を見つけるのがひと仕事で、そこさえ見つければ連打で上がってくる。

 

水が澄んでいればすぐに判別出来るんだけど、今日は濁っていて見えないので、とにかく手当たり次第に探っていくしかない。

 

 

遠くの砂浜ポイント方面を眺めても竿が上がらないから、あっちの方もたいして釣れてないんだろう。

 

 

 

釣り船が通る時間になると常連の中には帰ってしまう人もいるので、あっちの方にも釣りができるの隙間が出てくる。

 

早速、あっちの釣れ具合を偵察に行ってみる。

 

 

知り合いがいたので聞いてみると、昨日も酷かったけど今日も酷いというお返事。

 

オッサンもやってみるが、どこに入れてもパッとしない状況。

 

マイクロハゼが突いてくるだけで面白くなく、たま〜にやっとビクに入るサイズが上がってくる程度。

 

 

これじゃあ、最初にやっていたポイントの方がマシと帰ってくると2号がまた変な事になっていた。

釣りをしてる向きがおかしい・・・

 

まぁ、たまにある状況ではあるが2号がやっているとギャグにしか見えん。

 

 

とにかくコヤツは放っておこう。

 

ちょうどこの頃になると干潮からの上げで潮が動き始めていて、さらに水が澄んできている。

 

だもんでハゼが集まっている場所がよく見えるようになった。

 

コレはチャンスとばかりに一気に勝負に出ると入れ喰いが始まる。

 

10数cmサイズが気持ちよく上がってくる。

 

「やっとだよ!先週も始めは厳しかったんだけど、こんな感じで釣れ始めたんだよな〜」っとこれからの爆釣に期待した。

 

 

んがしかし!これも長く続かず、再び水が濁り始めた。

 

「なんじゃこりゃあ!」とジーパン刑事のリフが出るが状況は改善せず。

 

なんとか1束(100匹)までは!と粘ったものの、ますます釣れなくなったので心が折れて納竿。

 

3時間半で91匹と悔しい釣果。

 

 

3時間半と今季最長の釣行時間ですが、2号がいたので粘れたと思います。

 

オッサン一人だったら、今日の状況だったら2時間で折れてただろうな・・・

 

スタンダードサイズはこれくらい

 

ハゼは2号がお持ち帰りになられました。

 

 

ここしばらく猛暑だし、雨も降らないから潮が良くないですね〜

 

暑さはしょうがないとしても、雨が降らないかな?

 

豪雨じゃ困るけど、一日でも雨が降ってくれれば、かなり改善されると思うんですがね〜

 

人間都合のちょうどよいバランスって難しいもんだ。

 

 

まぁ来週は大潮だから今日よりはマシになるのかな?なると良いな〜

 

 

 

ちなみに2号は麦わらを新調したみたいで、2号的にはワンピースのポートガス・D・エースを意識しているらしいが、オッサン的には昔のFFの黒魔道士にしか見えない。

どう見ても黒魔道士

 

 

 

この記事を書きながら、少しでも涼しくなろうと雨の降る音をyoutubeのBGMから流してみた。(オッサンの作業部屋にはエアコンがありません。熱風を吹き付けてくる安い扇風機のみです。マジで死ぬよ!!)

 

雨の音ってヒーリング効果とか集中力を高めるなんて言われるけど、オッサンが日本人だからかなのか、それとも耳が悪いのか、はたまた性格がひねくれてるからかは知らないが、雨の音が天ぷらを揚げてる音にしか聞こえなくて余計に暑苦しくなった。

 

日本の夏は難しいなぁ〜

 

 

 

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