2018年23回めのハゼ釣りは穴釣り一歩手前

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

 

2018年23回めのハゼ釣りは穴釣りでもなければ・・・

2018年10月14日。
2018年23回目のハゼ釣りに行ってきました。


釣り場:森ヶ崎海岸公園
天気:曇り
釣行時間:10時00分(潮位:166cm下げ3分)〜
13時30分くらい(潮位:113cm干潮)中潮
釣果:マハゼ17匹(12〜14.5cmくらい)



竿:3.0mのち2.1m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号 ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け




まだ薄明るい有明の時分に、ふと目が覚めると雨音がしていた。


「コレじゃ〜今日のハゼ釣りは無理だな・・・」と、さっさと諦めてもう一度寝た。



次に目が覚めた時は普通の朝の時間だったが、薄日が差すくらいの薄曇りの天気。


「あれ?これならハゼ釣り行けるんじゃね?」と思うが潮汐から鑑みて、予定していた多摩川羽田のポイントはこの時間から行ってもダメだろう・・・


なので干潮狙いの森ヶ崎海岸公園に行き先を変更。



最近ハゼ釣りに同行しているH2氏に連絡をとってみる。


開口一番「今、(ハゼ釣りを)やってます?」とお互い気になっていた台詞でハモる。


どうやら考えていることは同じで、早々に多摩川方面でのハゼ釣りは諦め自宅でくすぶっていたらしい。


なので「干潮狙いの森ヶ崎海岸公園にて」という意見で同意し、現場にて落ち合うことにする。




釣りの準備を始めるにあたり少々考える。


本日は中潮の干潮とは言え結構潮位も高そうなので、いつもの2.1mの合体竿「行雲彩峰V」では短すぎて狙うべくポイントには届かないだろう。


なので更に延長すべく、折れて捨ててあった竿の同じシリーズの「彩峰U300(3m)」を持っていくことにする。



”一雨一度”というお天気言葉があるように、この時期はどんどん気温が低くなってゆく。


上着はフリースに下はヒートテックタイツを装着し、防寒対策もバッチリだ。




現場に到着すると思ったよりもハゼ釣り人がいた。


皆、オッサンと同じように朝イチの釣りは諦めて今時分にやってきてるようだった。

考えることは同じで今頃釣りにやってくるようだ



同じ釣り場に通うようになると釣りをする場所は大体決まってくる。


いつもの場所にやってくるとH2の荷物が置いてあるのだが、どこを見渡しても本人の姿が見えない。


トイレに行ってるのかな?と思いながら、オッサンも釣りの準備をする。



まずは潮位をチェックするが思っていた以上に潮が引いていない。


この塩梅だと干潮になったとしても岩場と平場の際は狙えないだろう。


長い竿を持ってきて良かった。

かなり高い潮位



少し前は浚渫工事の影響で水が濁っていて臭いもあったんだけど、今現在は水は澄み渡り臭いも全く無くなった。


そもそもこの釣り場は、すぐ裏の巨大浄水場からキレイな排水が24時間出てるんだから水質はまったく問題ないハズなのだ。

本来は水質的には問題ない釣り場のハズだ



まずは合体竿を作らねばならない。


釣り場に来て、竿から作り始める不用意なオッサン。

この同じシリーズの竿を合体させる


竿尻のキャップを抜いて作業していたら、置いていた竿がベンチから転がり落ちてバラバラになる。


「あれ?どのブランクがどっちの竿のやつだっけ?」と分からなくなる。


同じシリーズの竿とはいえ、合体部のブランクは微妙に差があってハマらなかったりするから、バラバラになるともう一度組み直さなくてはならない。


恐らくこの光景を傍から見てたらイライラさせるであろう、そんな状況だ。

バラバラになると手間を取るんだよね〜


合体竿を更に合体させて、やっと3mの竿が組み上がった。



やっと竿が出来上がったので次は仕掛けを作り始める。


仕掛けさえ用意してないオッサン。


ここに血の気の多い釣り師がいたら「何チンタラやっとるんじゃ〜〜〜!」っとブッ飛ばされそうな状況である。



まぁ、他のハゼ釣り人を見ても釣れてなさそうだったので、別に急がなくてもいいや!と釣り糸を垂れる前から諦めなオッサンなのでした。



仕掛けを作っているとH2氏がやっと現れた。


長いトイレだな〜と思ってたら、どうやらオッサンから見えない影のポイントで釣っていたらしい。


「全然ダメだよ〜」とボヤきながらやってきた。



どうやら厳しいらしいが、オッサンにはこの3mの合体竿があるから大丈夫!と全く根拠のない自信があったのだ。


この時までは・・・

厳しいを通り越してシュールなハゼ釣り

やっと準備も終わりオッサンもハゼ釣りに参加する。


今シーズンはずっと2mくらいの竿で釣り続けてたから、3mの竿がすごくロング・ロング・アゴーに感じる。



一投目を投入するが、狙っていた岩場と平場の境目に届いてない。


ムムム、これでも厳しいか・・・


それでも目一杯腕を伸ばしてみるが、ダメだ届かん。


そのせいか知らないが、どこに落としても全くアタリがない・・・



このままではラチがあかないので、呑川方面のポイントに移動する。


水深があるとは言え、ここなら平場に届く。


さっそくモゾモゾと生命反応あり!


嫌な予感がするが、同じポイントを攻めると上がってきたのはやっぱりコイツだった。

コイツのアタリだったよね〜


でも、何かしらの反応があるのは良いことだ。


気を取り直して探っているとやっとマハゼの反応が来た!


やはりというか今日はバク!っと喰ってくる反応ではなくて、エサの端っこをツンツン突っつくようなアタリ方。


3度のスカを喰らい、もうスレて喰わなくなるかな〜っと焦ってたら、やっとハリ掛かりして上がってきのは良型のマハゼだった。

このサイズならヨシとしましょう!


やっと一匹釣れてホッとするオッサン。


しかし、その後は反応なしで、やっとアタリが来たと思ったらダボハゼばかり・・・



もうダメだ!


平場は諦めて穴狙いに変更する。


穴狙いとなると3mの竿は長すぎて邪魔だから、再び2.1mの竿にガチャガチャやりながら組み直す。



ヨシ!コレで爆釣じゃ!!と穴を攻めと数穴目でマハゼが上がってきた。


お〜!穴にいるんじゃん!!

穴にしてはサイズが小さいが・・・


んがしかし!穴で釣れたのはこの一匹だけで、後はカニとダボハゼばかりだった。


この時点で2時間経過し、わずか2匹とシュールな釣果である。

釣りは素直が一番の近道!

今日は終わったな・・・


既に終わりのニオイが立ち込めるハゼ釣り場。


遠くを見ながら口は半開きで頭空っぽになったままボ〜っとしていた時だった。


先行して何匹か釣り上げていたH2氏が言っていた言葉を思い出す。


「岩の上に落とすとハゼがス〜っと出てくるんですよ!」


H2氏はシモリウキ仕掛けの見釣り派でオッサンとは違う流派なのだが、釣りは釣れてる人のマネをするのが結果は出やすいし、素直な方が絶対的に上達が早い。


結果が出てないのに自分のやり方にこだわっても、ダメなもんはダメなのである。


なのでオッサンもH2のマネをしてみる。




試しに岩の上に落としてみると早速アタリがあるではないですか!


上がってきたのはやはりダボハゼだったが、アタリの頻度がこれ以降格段に多くなった。



何度かやっているとマハゼが上がってくるポイントが分かってくる。


単純に大きな岩の上に落とすのではなく、

  • 手前が高くなってる岩の沖側の際に落とす
  • 段差が大きいポイントに落とす
  • 貝が多く付着している岩の際に落とす

とマハゼ率が高い印象だった。



まぁ、今日は厳しいハゼ釣りには変わりないんだけど、狙うべきポイントが分かってくるとハゼの顔が見れるようになってきた。


時おり波で狙いが見えなくなることもあるけど、そんな時は水面をよく観察すると貝が多く付いている岩は黒っぽくなってるから、そこを狙えばハゼのアタリが来る事もある。



こんな塩梅で途中から釣り方を変えながら、今日は3時間30分粘って17匹。

今日は厳しかった!


最大サイズはラストに釣った14.5cm


H2氏は11匹と伸びなかったのですが、オッサンとの差は水中が見えなくなると厳しくなる見釣りの弱点だったと思います。


オッサンはミャク釣りなので水中が見えなくても手感覚だけでも何とかなる。




今日は厳しいハゼ釣りだったけど、釣り方の視点を変えれば釣りに変化をつけられると収穫のあった釣行になりました。


オッサンもまだまだ尻が青いな!




次の記事>>>「2018年24回めのハゼ釣り【多摩川本流-羽田付近】」へ

スポンサーリンク