2025年32回目の東京ハゼ釣りは今年ラスト!

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2025年32回目の東京ハゼ釣りは今年最後!

2025年12月28日。

釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:1時30分くらい(潮位:110cm下げ5分)〜6時00分くらい(潮位:83cm上げ2分)小潮

釣果:マハゼ60匹(13.5cm〜20.5cm)


竿:4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン1.5号

ハリス:ホンテロン0.8号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)

エサ:ボイルベビーホタテ&芝エビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け



ようやく年末年始の休みに突入。


大掃除や帰省、年始の挨拶やらで、あたふたせわしなく活動しなくちゃならないこの時期。


日本人って休日も気ぜわしく動き回る国民ですよね。


国民性なのか、世間がそうさせるのか…


せっかくの休みなんだから、な〜もしないでノンビリすれば良いものの、何かしらしてないとかえって落ち着かない。


寝正月なんて贅沢は、はるか昔のお話。


恐らくは、このような心理が働いているんだと思う。


”せっかくの休みなんだから、何もしないで潰れるなんてもったいない!


このもったいないという心理。


強迫観念にも似た貧乏臭さが働くとともに、曖昧さも加味される日本独特の表現。


・時間やお金がもったいない。

・まだ使えるのにもったいない。

・彼女は僕にはもったいない。

・もったいの〜お言葉でごせぇやす!


「もったいない」は日本語独特の概念であり、英語に完全に一致する単語がないらしい。


なので、そのまま”Mottainai”として国際的に認知されつつある単語。


休みたい休みたいとは言うものの、いざ休日ともなるともったいない!を合言葉に身銭と身体を酷使する国民。


んで、月曜日には「昨日はお出かけで疲れた…。もう休みたい…」


リア充なんて夢のまた夢ですな〜



んで、オッサンもご多分に漏れず、もったいなので休日初日にさっそくハゼ釣りでございます。


本日を逃すと、年末までは大掃除で、年始は初詣から始まり、オッサン側と妻側別々に親族一同会しての新年会2発というハードスケジュール。


まったく…、息つく暇もないぜ!


先週は地獄の雨天夜釣りだったけど、本日は雨は全く心配なさそう。


とは言え、寒さは厳しいので覚悟しなくちゃならない。



使い捨てカイロ、ヒートソックス、充電式カイロ装備の完全防寒仕様にて自宅を出発。


愛車を漕いでいるだけで暑いんだけど、コレくらいじゃないと極寒の夜釣りは耐えられない。


釣り場が近づいてくると途端に外気温が低くなる。


やはり辺境は寒い。


ハゼの夜釣り場【秘密の花園3】にやってくるが、誰もいなかった。


さすが年末だから、みなさん忙しいのかな?


今現在は下げ5分くらいでこれからドンドン潮位が下がる。


この釣り場は潮位が低いと厳しくなるから、スタートダッシュを決めたいところ。


今夜は貸し切りじゃ〜!と意気込みながらも時間との勝負だから、焦りながら釣りの準備。



本日の竿は4.5mの長竿にて。


潮位が低いしこれからも下がるから、水に立ち込み&長竿で沖狙いの作戦。

長竿で勝負じゃ!


仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。

変わらず…


餌は芝エビとボイルベビーホタテの海鮮丼コンビ。


未だに今年買ったボイルベビーホタテが余っているから、少しでも消費しないとね。

間違いない餌コンビ


しかし、今夜はしばれるね〜


吐息は真っ白だし、準備だけで手がかじかんで動きづらい。


夜釣り初の20cmオーバー登場!

準備完了にて、今年ラストの夜釣り開始!なんだけど、どこからやろうかな?


なにせ誰もいないので釣り場は選びたい放題。


10秒ほど長考して、やってきたのはいつもの定番エリア。


潮位的には時間経過とともに状況が悪くなっていくので、スタートダッシュを決めたいから。



ヒザ下まで水に立ち込むんだけど、冷たいと思われるかもしれませんがさにあらず!


「こんな寒さの中、よく水に立ち込むよね〜」と嘲笑されるんだけど、実はそれほど冷たくないんです。


温かいとは言わんが、陸っぱりで冷たい石の上の方が足が冷えるくらいで、水の中の方がマシなんです。



まずは期待を込めて第一投。


この一投目ってけっこう大事で、一投目でアタって来れば釣れる状況だし、ダメなら厳しくなる。


なのでオッサンはいつも一投目はちょっぴり緊張します。


仕掛けが着底し、スンスンとほぼズル引きで誘い続けるがアタリなし…


ムムム、厳しいのか?


気を取り直して角度を変えて誘ってみるが、音沙汰なし!


あらゆる角度で広範囲に誘っているんだけど、生命反応なし!


あ、今日はマズイやつだ…


最初のエリアは玉砕したので、セカンドベストエリアに移動したんけど、こちらでも同じく生き物がいなかった…


潮位的にはまだ最悪じゃ〜ないんだけれど、やはりこの寒さが原因かな?


「下手すりゃ〜、今日はまさかのボウズ!?」


オッサンの脊髄に戦慄が走る。


先週の夜釣りは1束超えだったのに、わずか1週間後はボウズの危機。


釣りとは、てんで分からないものである。



んでまたしても移動。


とにかく、アタって来るハゼを探すしかない。


「絶対どこかにいるハズだ。どこかに…」


オッサンの想いが通じたのか、次でやっとハゼがアタって来た!


最初は空振りしたけれど、次で掛けたがサイズがね〜…


とは言え、こんな釣れない晩に贅沢は言ってられん!


とにかくボウズ逃れでホッとする。

まずはボウズ逃れ


釣れたら全く同じスポットを狙い続けるのはハゼ釣りのセオリー。


次も同じスポットで二匹目。

ちょっぴりサイズアップ


さらにもう一匹。

もうちょっぴりサイズアップ


とりあえず、このスポットはこの三匹で終了してしまった。


あとはまたしても音沙汰無かったので、大移動を決断。


移動していると、なんとH2氏に遭遇。


H2氏はもう昼間の穴釣りのみかと思っていたら、まさかこんな極寒の夜釣りに来るとは。


んで、大移動先にはY氏もいた。


まぁ、遠くから見えていたんだけど、ヘッドライトがチラチラしているだけだから、誰なのかは近づかないと分からないんだけれども。


さらには変態夜釣り氏であるTG氏もいた。


TG氏はなんのこだわりなのかサッパリ分からないが、この暗い釣り場でもライト類を一切使わないから、本当に眼の前まで近づかないとそこに人がいるのに気が付かなくてビックリした。


ビックリと言えば、この夜釣り場では「さっき後ろにいた人って知り合い?」という問いかけがご挨拶になっている。


言わすもがな怪談系の話なんだけれど、「うん、親友!」というのがオシャレな切り返しであるが、この手の話が苦手な人には可哀想なご挨拶である。


本当に後ろにいたことはないんだけれど、実はこの釣り場で一か所だけいつも気配がするスポットがある。


オッサンもお気になスポットなのでしょっちゅうソコでやるんだけど、釣りをしていると後ろで人の気配がする。


振り返っても誰もいないんだけれど、毎回必ず気配がするんだよね〜


アソコは絶対なにかあったと思うよ。


しかし、この極寒の夜釣りで3人も仲間に会えるとは思わなんだ。


聞けば、「オッサンの先週の釣果を見せつけられたら、来ないわけには行かないでしょ!」という理由だったらしい。


まぁそうかもしれんが、今晩は釣れないよ〜



んで、移動先でもやはりポッツリ…ポッツリ…程度しか釣れなくて、ハゼのホットスポットが見つからないんだよね〜


まいったな〜…


しょうがないから休憩も兼ねて、また一番最初のエリアに戻ってくる。


本当に困った時はココしかないんだよね〜


時間が経っているし潮流も変化しているから、状況も良くなっているのでは?っという希望的観測だけれど、ココでダメならもう手の施しようがないんですけど…


とりあえず、仕掛けを落としてみるが状況は変わらず。


やはりダメか…


もう他へ移動する気力もないので、ふてくされながら適当にやっているとアタって来た!


すかさず電撃フッキング!


久しぶりに釣れたのでうれしいオッサン。

お久しぶりです


ココからが本日の釣りの始まりだった。


すぐに同じスポットに落とすと、またしてもアタって来る。


上がってきたのはナイスサイズ!

コレが夜釣りサイズ


実はこのスポットは釣れればナイスサイズが出るんです。


同じスポットに落とし続けるとしっかりアタるようになり、釣れ続ける。


ここから一気にカウンターが回転して、楽しい夜釣りの始まり。


なんだけど、アタるスポットというかラインがあって、そのラインから少しでもハズレると全くアタらなくなるので、丁寧に落とさなくちゃならない。


寒いからか、いつものようにスンスンと誘い続けるよりは、アタるラインに入ったら5秒ほど止めるとス〜っと竿先を引っ張ってくる感じ。


なので、竿の水平角度と仰角(見上げの角度)をアタったスポットにしっかり合わせるよう細心の注意が必要になります。


面白かったのが、沖よりも手前と言っても本当にすぐそこで、1.5mの竿でも十分届くような至近距離でアタリ続けた。


調子良く釣っていると、ある時、アワセると竿先が動かなかった。


アレ?根掛かったか…と思ったんだけど、もう一回上げてみるとグ〜ン!っと引っ張り始めて暴れ出す。


その重量感で「デカいウロハゼでも掛かったかな?」と思っていた。


しばらくいなしながらやり取りし、やっと上がってきたソイツは20cmオーバーのマハゼだった。


ハゼが重すぎて、柔らかい竿を目一杯上げても手元にハゼが来なくて、道糸を手繰り寄せながら引き寄せたんだけど「針から外れるなよ〜」とドキドキだったのは言うまでもない。

お〜!20cmオーバーだ!


この後もチラチラと釣れ続けたんだけど、夜明け近くになるとグッと気温が低くなる。


手と足の指先は氷るように冷たくなって、もう泣きそうになる。


いくら身体に防寒対策をしていても、手と足の指先だけはどうしようもない。


餌の区切りのよい所で納竿。


4時間半で60匹と厳しい結果でした。

こんな程度か…


後半の最後の方で入れ喰いが続いたから良かったものの、アレがなかったら本当に「もう今シーズン終了だな…」となっていたと思います。


Y氏も言っていたけれど、本当にひとつのスポットで稼がないと他では全然アタって来なかったですね。


その一か所を見つけられるかどうか?が本日の夜釣りのポイントだったと思います。


でも、それが難しいんだよね。


適当にやってたらダメなのは当然だけれど、あまりにも丁寧にやり過ぎて、ハズレスポットで粘ってても時間と労力の無駄だし。


適度な探りと、正直、偶然に期待するしかないのかも知れません。



本日は数は全然いかなかったけれど、夜釣り初の20cmオーバーが釣れたのは嬉しかったな〜


ハゼ釣り遠征で20cmオーバーは上がっていたけれど、やはり地元で出ると喜びもひとしおです。



とりあえず2025年ラストのハゼ釣りはこれで終了です。


年明けはいつ行けるのか分かりませんが、もう一回くらいは夜釣り行けるかな〜


今年もこんなトホホなブログにお付き合い頂き感謝感激でございますが、できればもっと有意義な時間の使い方を推奨いたします。


2026年が皆様にとって素晴らしい年でありますように。


良いお年をお迎えください!



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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。


結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…


正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。


販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。


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売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。







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