2025年12月21日。
釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。
天気:雨のちくもり
釣行時間:1時30分くらい(潮位:30cm上げ2分)〜6時00分くらい(潮位:175cmほぼ満潮)大潮
釣果:マハゼ115匹(11cm〜19cm)

竿:3.6m(軽極ハゼ)
道糸:ナイロン1.5号
ハリス:ホンテロン0.8号
ハリ:袖スレ4号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ(1号相当の重さ)
エサ:アオイソメのちボイルベビーホタテ&芝エビ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
2025年も慌ただしくなってきた年末。
もう12月になってるのにハゼ釣りしているのもど〜かと思うが、まだしつこくやってる釣り人ってけっこう居るから、オッサンが特別な訳ではない。
実はオッサンは今回12月最初のハゼ釣りである。
本来ならシーズン終盤だから、名残惜しんで追い込みを掛ける時期なんだけど、ソレが出来なかった。
インフルエンザになったり、週末に限って雨が降ったり…
オッサンがインフルで寝込んでいた時なんて、【秘密の花園1〜3】でやっている仲間から
「良型大型ばかりだよ!」
「20cmオーバー釣れたよ!」
「今シーズン一番数上がったよ!」
と、人の神経を逆撫でする景気の良い話ばかりだった。
チクショ〜!オッサンが釣りしてない時に限ってハゼの調子が良いんだよな〜
こちとらは寝たきりなのに、悔しいったらありゃしない!
高熱と身体の節々の痛みにのたうち回りながら、奥歯が砕けるほど悔しい思いをしていた。
んで、インフル明けの次の週末はしっかり雨が降りやがって。
夜釣りは無理としても、せめて穴釣りにでも…と思ったが、まだ体調も全快ではなかったので泣く泣く断念。
そして本日である。
天気予報では、丑三つ時まで雨でその後は曇りらしい。
さて、どうするん?
予報を信じるなら、釣り始めの1〜2時間我慢すればなんとかなりそうだ。
しかし、ハズレれれば地獄の雨の夜釣りになる。
オッサンは以前、雨の夜釣りを決行して体調を崩した前科がある。
せっかくインフルを克服したのに、また寝込むのか?
せめて夜釣りはあきらめ、昼の穴釣りでお茶を濁せばいいんぢゃね?
オッサンは土曜日も仕事なんだけど、仕事そっちのけで悩みに悩んだ。
そして出した結論は、玉砕覚悟で夜釣りという英断を下す。
雨が降るとは言うものの、最初だけみたいだからというのと、本日はいつもよりも気温が高そうだから。
ならば、寒さにも耐えられるし気温が上がるということは水温も上がるのでハゼ釣れんじゃね?という読みです。
そして一番の理由が、昨夜のMR氏の釣果を聞いてしまったから。
「3時間半ほどで140匹で、餌切れしなければ160匹はいったハズ」
「平均サイズは15〜16cmで、最大サイズは19.5cm」
という、小鼻が膨らむほどの好釣果だったらしい。
マジか!?
年の瀬のこんな時期に、MR氏はひとり夜釣りでこんなフィーバーしていたとは…
コレを聞いしまったら行かない理由がない!
日が変わる時間帯に目覚ましが鳴る。
一瞬、何事か?と思ったが、そう言えばハゼ釣り行くんだっけ?っと思い出す。
雨はしっかり降ってやがって、けっこうな降り方じゃんかよ!
予報が良い方にハズレる事を期待したけど、逆に悪い方に向かっているようだ。
チクショ〜!っと思うがもう後戻りは出来ないので、ゴソゴソと準備を始める。
とにかく完全防寒防水。
温かいとは言うもののソレは昼間の話で、夜中〜明け方の一番気温が低くなる時間帯だし、冷たい雨が降ってるんだから寒くないわけがない。
身体が冷えたら終わりなので、とにかく必要以上に防寒対策を施す。
おかげさまで自宅を出発する頃にはもう暑過ぎて、汗がにじみ出ていた。
愛車を漕ぐとさらに暑くなるんだけど、汗をかくと身体が冷えるので、とにかくゆっくり漕ぐ。
現場が近くなってくるとやはり気温が低くなってくる。
釣り場って辺境にあるから、街中よりも気温は数℃は低くなる。
こんな年の瀬の雨の夜に釣りしている狂人なんていないだろうと思ったが、ルアーマンが二人ほど居た。
「く、狂ってる!」
自分を神棚に祀り上げて言うのもなんだけど、おかしいよねオタクら!
んで、オッサンも参戦だけれど、さすがにハゼ釣り人はオッサンひとり。
今現在は干潮から潮が上がり始めた時間帯で、大潮だからけっこう潮が引いてるんだけれど、すぐに上がってくるだろうて。
では早速釣りの準備。
本日の竿は3.6mの『軽極ハゼ 硬式』
現在はほぼ夜釣り専用の竿になっている。
いつもなら、干潮時間帯は沖狙いでもっと長い4.5mの竿を使うところだけれど、数釣り前提で手返し重視で3.6mの竿をチョイス。
夜釣り専の『軽極ハゼ』
仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。
もうコレばっか!
竿先にはケミカルライトを装着。
夜釣りにはコレっしょ!
餌はまずはアオイソメから使うんだけど、ちょっと古いから大丈夫かな?
臭いも出ているし、もう昇天しているらしく全く動かない…
正直、触りたくないんだけど捨てるのももったいないし…
触りたくねぇ〜
準備完了にて釣り開始。
まずは定番の実績エリアからスタートする。
潮位が低いから、できる限り沖に立ち込む。
まずは第一投して着底すると同時にアタって来た!
すかさずの電撃フッキングで、一投目から釣れて期待MAXなオッサン。
夜釣りサイズではないけれど、とにかく数釣りが目的なのでサイズは気にしない。
レンズが雨に濡れてピンボケ
次も全く同じスポットを狙うが、音沙汰なし…
ん〜?居ないかな?
角度を変えて丁寧に探ってるんだけど、アタって来ないな…
一投目はたまたまのまぐれアタリだったらしい。
まぁ、釣りでは一投目以降はアタラないってよくあるよね。
小移動しながら探る。
オッサンの夜釣りでの誘いは、スン!スン!と数cmずつオモリを浮かさないように手前に誘い続ける感じ。
夜釣りではジ〜っと喰わせてってやらないな〜
喰ってこないこともないんだけれど、誘い続けた方がアタる頻度が多いと思うし、話が早いから。
期待していたようにどこでもアタる訳ではなくて、探して探してやっとアタってくるスポットが見つかる程度…
やっと見つかる感じか…
う〜ん…、厳しいな〜
もっと問題なのが、ケミカルライト光ってなくね?
さすが100均製だからハズレもある。
すかさずチェンジすると、輝き出した!
しかし、アタリが少ない上バレる事が多い。
喰いが浅いのか、ハゼが小さいのか、イソメが腐っているからか…
このままではラチがあかないし、なによりもオッサンのストレスMAXだったので餌チェンジ。
ホタテと芝エビの海鮮丼コンビ
最初は芝エビからやってたんだけど、アタっては来るんだけれど、やはり針からハゼがハズレるんだよね〜
喰いが浅いのかな?
ただ、エビ餌は臭いが強いからか、喰ってくれば良型ハゼが釣れる。
本日最大サイズ

コレもエビ餌
ただ、やはりハゼが小さくなると掛からないな〜
っというわけで、必殺のホタテ餌でやってみる。
さすがはホタテで、イソメやエビと比べると掛かりが良いし、ホタテの貝柱が散ってコマセの役割をするから、釣れ始めると連打で上がってくる事が多かった。
サイズ的にはちょっと小ぶりになるかな

でもこのサイズも釣れるけど
さすがホタテは掛かりが良いから小ハゼも問題ない。
夜釣りサイズではないよね…
小ハゼを釣ってもしょうがないが、喰ってくるからにゃ〜釣り上げちゃる!
小移動を繰り返しながら、ハゼのホットスポットを探しまくるんだけど、なかなか見つからないんだな〜
ただ、発見すれば多いと10匹くらいは連打するから、ソレはソレで面白い。
ホットスポットさえ見つければ、ほぼ誘わなくても自動的に喰ってくるから楽チン楽チン。
でも、ピンポイントに落とせればという条件だけれども。
ホットスポットでピンポイントに落とした時は、着底したら動かさないで喰わせるようにしています。
そこにハゼは居るんだから、勝手に喰ってくるように餌を動かさずにケミカルライトを凝視する。
すると、ス〜っと竿先を拝ませてくるので、そこでアワセれば釣れるという感じ。
一番掛かりやすいのが着底と同時に引ったくるアタリで、コレだとほぼ100%釣れます。
こんな感じで釣ってるんだけど、もっとアタって来るスポットが見つからないかな〜
潮位もじわりじわり上がってきているから、状況的には良い方向だと思うんだけど、アタリが少ないんだよな〜
雨も止んだり降ったりでスッキリしないし…
もっと大きく移動するべきかとも思ったけれど、やはり雨降りのダメージが大きいのかもう身体がヘトヘトだった。
防寒対策のおかげで寒さはほぼ感じなかったけれど、雨降りはやはり疲労が倍増する。
遠くの空が白々し始めると、アタリが遠のいたので納竿。
結局、4時間半ほどで115匹と1束は超えたけれど、もうちょっと釣れて欲しかったな…
1束は釣れたけれども…
釣れたハゼを見る限り、頭でっかちで身体は細くなっているし、婚姻色が出ている個体も多くなっているから、ハゼ釣りシーズンももう終盤ですね。
腹側が黒い個体も多い。見づらいけど…
帰りのチャリ漕ぎはもうフラフラで、なかなか家にたどり着かなかった…
できれば雨の夜釣りなんてやりたくないけれど、今シーズンもあと何回ハゼ釣りできるか分からないので、本日は無理を押して決行しました。
また、風邪ひかなきゃいいな〜…
オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったらのぞいてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。